平成29年度北越労働弁護団総会

 7月7日,8日に,金沢の湯涌温泉において,平成29年度の北越労働弁護団の総会が開催されました。北越労働弁護団とは,北陸三県と新潟の労働弁護団に所属する弁護士で組織されており,年に1回一堂に会して,1年間の労働事件について討議しています。また,毎年,日本労働弁護団の本部から講師をお招きして,最近の労働法制について情報交換をします。さらに,金沢大学の労働法の研究者である名古道功先生をお招きして,最近の注目すべき労働判例について講義を受けます。

 

 今年は,日本労働弁護団幹事長の棗一郎先生から,時間外労働の上限規制,同一価値労働同一賃金,解雇の金銭解決について,これまでの政治状況と今後の見通しについて,分かりやすい解説がありました。今の働き方改革では,労働者が求める改革にはならず,使用者に対する「働かせ方改革」を検討しなければならないことがよく分かりました。

 

 また,各弁護士の事例報告では,配転を争う事件において訴訟における早期和解を狙って労働審判を活用する方法や,残業代請求事件において和解する場合に解決金名目で和解をまとめること,労働時間を立証する証拠が足りない場合に,使用者の労働時間管理義務を主張して,労働者に有利な判断を求める等,実践で活用できるノウハウを共有できました。

 

 北越の先輩弁護士達から,実践的な労働事件のスキルを学び,今後の労働事件に活用していきます。

 

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