ビジョンを語る自己紹介

先日,樺沢紫苑先生の「秋のアウトプット祭り」に参加して,

ビジョンを語ることの大切さを学びました。

 

 

 

 

ビジョンとは,会社や個人が実現したい理想の姿,

理想のイメージのことで,もう少しわかりやすく言えば「」です。

 

 

ビジョンを語ることで,人は共感してくれて,

多くの人が協力,応援してくれて,

リーダーシップを発揮できるようになり,

人を率いることができるのです。

 

 

そして,ビジョンを語ると,ビジョンが実現しやすくなります。

 

 

本日は,恥ずかしいのですが,私のビジョンを語らせていただきます。

 

 

私のビジョンは,最高裁で弁論して,

労働者にとって画期的な判決を勝ち取り,

最高裁の前で,「勝訴」ののぼりを掲げて,

その様子が全国放送され,多くの人がその判決を知り,

働く人が報われる社会を実現することです。

 

 

 

 

 

マクドナルドの名ばかり管理職の判決で,

店長という肩書がついているだけで,

残業代をゼロにすることは認められないことが世に知れ渡り,

この判決が,低賃金で過酷な労働をさせられていた

名ばかり管理職を勇気づけ,会社の労務管理を変えました。

 

 

マクドナルドの名ばかり管理職事件は,

東京地裁の判決でしたが,これほどのインパクトのある判決が

最高裁でなされれば,影響力はさらに大きく,

最高裁の判決が,働く人が報われる社会を実現する

インパクトを与えると思います。

 

 

労働者側の労働事件を専門とする私としては,

労働事件で最高裁までたたかい,

労働者側に有利な判決を勝ち取って,

働く人が報われる社会を実現することが夢です。

 

 

労働事件の相談を受けていると,

一生懸命働いてきたのに,突然解雇されてしまったや,

体調が悪くなるまで長時間働いているのに,

残業代が支払われていないなど,

がんばって働いている人が報われていないと感じる事件に

直面することが多く,このような現実を少しでも

いい方向に変えていきたいのです。

 

 

働く人が報われれば,働く人の消費活動が活発化して,

ゆくゆくは景気がよくなっていくことを期待しています。

 

 

最高裁まで争われるような事件はめったになく,

裁判は判決まで行く前に和解で終わることも多いので,

弁護士人生の中で,最高裁で弁論をする機会は

1回あるかないかという,とても希少なことなのですが,

せっかく弁護士になったので,ぜひこの夢を実現したいと考えています。

 

 

 

 

そのためにも,最高裁までたたかうような事件に巡り合う

チャンスがきたら,そのチャンスを逃さず,つかみとります。

 

 

また,「秋のアウトプット祭り」では,

自己紹介を事前に準備しておく必要性を学びました。

 

 

樺沢紫苑先生は,自己紹介では,相手の記憶に残り,

共感されるためにも,ビジョンを語るようにしたらいい

とおっしゃっていました。

 

 

そこで,ビジョンを語る私の自己紹介を作成してみました。

 

 

「弁護士の徳田隆裕と申します。

労働者側の労働事件を専門としていて,

解雇,未払残業代請求,労災といった事件を多く担当しています。

働く人のために,労働のルールを知ってもらいたいと思い,

労働に関する情報を毎日ブログで発信しています。

私は,労働事件で最高裁で弁論をして,

「勝訴」と書かれたのぼりを掲げれるように,

労働者にとって画期的な判決を勝ち取り,

働く人が報われる社会を実現するために,

弁護士活動をしています。よろしくお願いします。」

 

 

いかがでしょうか。

 

 

恥ずかしながら書いてみましたが,

自分が何をしている人物なのかが

相手に伝わりやすくなったと思いますし,

他の弁護士との差別化にもなったと思います。

 

 

自分のビジョンを広く公表することは恥ずかしいことなのですが,

樺沢紫苑先生からリアルに得ることができた気づきを

自分の血肉にするために,思い切ってアウトプットしてみました。

 

 

本日もお読みいただき,ありがとうございます。