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ロジカルスピーチ講座第1講での気付きを紹介します

1 ロジカルスピーチ講座での気付き

 

 

松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第1講を受講しました。

 

 

Voicyパーソナリティの朝倉千恵子先生が、男性も受講可能な、スピーチの講座であると、ご紹介されていて、私は、スピーチの技術を向上させることを目的に受講を決意しました。

 

 

ロジカルスピーチという講座の名前のとおり、論理的に分かりやすく話す技術を、ふんだんに教えていただきました。

 

 

今回は、ロジカルスピーチ講座第1講を受講して、私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

1点目は、人に伝わらないのはどうしてか?、2点目は、人に伝えるためにはどうすればいいのか?、3点目は、話の地図の作り方とは?、の順番でご紹介します。

 

 

1 人に伝わらないのはどうしてか?

 

 

1点目は、人に伝わらないのはどうしてか?です。

 

 

 

その理由は、人は話を聞いていないからです。

 

 

人は、自分に興味のある話しか聞けないので、自分に興味がない話と判断されてしまうと、話を聞いてもらえないのです。

 

 

私も、自分に興味がない話を妻からされると、聞いたフリをして、聞いていないことがほとんどです(笑)。

 

 

では、どうすれば、人は話を聞いてくれるのでしょうか。

 

 

まずは、言葉の量をコントロールしましょう。

 

 

私達は、自分が伝えたいことを、相手のことを考えずに、そのまま「わー」と話してしまいます。

 

 

これでは、相手が受け取る情報量が多すぎて、相手は理解できず、話を聞くことをあきらめてしまいます。

 

 

そこで、相手の理解度に応じた情報量を伝えることを意識します。

 

 

「1文1内容6秒」で言い切るのが効果的です。

 

 

ようするに、1文を短くして、相手が受け取りやすい分量で話すとよいのです。

 

 

また、「ここまでの内容は理解できましたか?」と相手に確認するのも効果的です。

 

 

次に、「◯が~です」と2語のズバリ言葉で話すといいです。

 

 

例えば、「しっかりやります」と言った場合、聞き手は、「しっかり」ってどういうこと?と疑問に思います。

 

 

このような、ピントがボケた言葉を使用すると、相手に自分の真意が正しく伝わらないのです。

 

 

「しっかりやります」を、「私が売上目標を達成します」と言い換えれば、意味が明確になり、伝わります。

 

 

そして、話に相手を登場されるのがよいです。

 

 

相手は、自分に興味がある話しか聞いてくれないので、話に相手を登場させて、相手に興味をもってもらうのです。

 

 

例えば、「この講座では、論理的に分かりやすく説明できる技術が身につくので、話がわかりにくいと同僚から言われる~さんにとって、役に立ちますよ」と話せば、ただ講座の中身を説明するだけよりも、相手は、講座のことに興味をもってくれます。

 

 

このように、「機能+バラ色の未来または痛みの軽減」=行動喚起につながるのです。

 

 

2 人に伝えるためにはどうすればいいのか?

 

 

2点目は、人に伝えるためにはどうすればいいのか?です。

 

 

 

人は話を聞いていないのですから、伝わらないことを前提に、相手にどのように伝えるかを考えます。

 

 

すなわち、相手の頭の中はホワイトボードなので、頭の中のホワイトボードにどのように絵を描くかを意識する必要があるのです。

 

 

そのために、効果的なのは、次の4つです。

 

 

①数字で伝える(共通の物差しである数字を使うことで、相手は理解してくれます)

 

 

②思い込みで省略しない(相手が分かっていると思わずに、なるべく言語化して、相手と情報を共有します)

 

 

③伝える順番を考える(大きい話をしてから、小さい話をする、ざっくり伝えてから、細かく伝える)

 

 

④タイトルに動詞を加える

 

 

例えば、「~について」というタイトルでは、内容が広すぎて、相手は、何をすればいいのか分からなくなります。

 

 

「~について報告する」とすれば、「報告する」という動詞がはいることで、相手に伝えたいことが明確になります。

 

 

私は、タイトルに、「~について」と記載することが多かったので、これからは、タイトルに動詞をいれます。

 

 

4 話の地図の作り方とは?

 

 

3点目は、話の地図の作り方とは?です。

 

 

 

話の地図とは、話す前に、頭の中で、話す内容を整理し、どの順番で話すと相手に伝わるかを考えることと、私は、理解しました。

 

 

話の地図の作り方は、次の4つのステップをふみます。

 

 

ステップ1 話を大きく分ける。

 

 

自分が相手に伝えたいことが複数あれば、その複数の伝えたいことを分けます。

 

 

例えば、会議で伝えたいことを、時間や場所が変更になったこと、持ち物、会議終了後に電気を消して欲しいこと、のように3つに分けます。

 

 

ステップ2 ラベルを付ける

 

 

時間や場所が変更になったこと→変更事項、持ち物→依頼事項、会議終了後に電気を消して欲しいこと→注意事項というように、情報のかたまりにラベルをつけます。

 

 

この時に、「~事項」というように、言葉をパッケージにすると、音としても、相手に理解されやすいです。

 

 

ステップ3 数字を伝える

 

 

相手に、これから3つのことを伝えますと話すと、相手の頭に3つの引き出しができます。

 

 

相手は、この頭の中の引き出しに、3つの情報をインプットしてくれます。

 

 

その結果、相手の頭の中が整理されて、相手が理解してくれるのです。

 

 

ステップ4 伝える順番を考える

 

 

①最初に結論を言い、②伝える項目と数を伝え、③項目ごとに話し、④最後に結論を繰り返します。

 

 

例えば、今回のブログも、①結論(ロジカルスピーチ第1講を受講した気付きを伝えます)、②1点目は、人に伝わらないのはどうしてか?、2点目は、人に伝えるためにはどうすればいいのか?、3点目は、話の地図の作り方とは?、③1点目、2点目、3点目の解説、④結論の繰り返し、という構成で作成しました。

 

 

話の地図を作ってから、伝えると、驚くほど、相手に伝わりやすくなるので、おすすめです。

 

 

私は、今後、普段の業務において、話の地図を作って、分かりやすく説明します。

 

 

以上、松尾由紀子先生のロジカルスピーチ講座第1講での気付きを紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

一生折れない自信がつく話し方

1 聞き上手になる

 

私は、アチーブメント株式会社の頂点への道講座を受講しています。

 

 

この頂点への道講座の中に、プレゼンテーション能力を磨くための、

ピークパフォーマンスコースがあり、その課題図書として、

青木仁志先生の「一生折れない自信がつく話し方」が指定されましたので、

拝読しました。

 

 

 

ビジネスマンが話し方を学ぶ上において、身につけるべき知識と技術が、

ふんだんに盛り込まれている良書です。

 

 

今回は、この本の中から、私が得た気づきを3つ紹介します。

 

 

まず1点目は、話し方を上達させるためには、

聞き上手になる必要があることです。

 

 

 

聞き上手になるためのコツとして、この本では、

話しの内容よりも話し手にフォーカスことが紹介されています。

 

 

話している内容によっては、自分に興味がない話材であれば、

なかなか、熱心に聞くことはできません。

 

 

そこで、話している内容ではなく、話し手に焦点をあてることで、

話の内容に関係なく、会話そのものを楽しめることになります。

 

 

そのため、話し手に興味を抱く必要があります。

 

 

話し手に興味を抱くためには、

「積極的に相手を思いやる気持ち」をもって聞くことが大切です。

 

 

もう少し解像度をあげると、この人を喜ばせたい、

この人の役に立ちたいという思いをもって、話しを聞けば、

話し手に焦点をあてた聞き方ができるのです。

 

 

このような在り方を自然にできるようになると、聞く力が向上します。

 

 

相手を喜ばせたい、役に立ちたいと、日常生活で意識していきます。

 

 

2 自分がコントロールできることに集中する

 

 

2点目は、自分にコントロールできることに集中するです。

 

 

他人をコントロールすることはできません。

 

 

自分がコントロールできるのは自分自身です。

 

 

至極当たり前のことですが、人は、つい、他人をコントロールしようとして、

人間関係がうまくいかなくなることがあります。

 

 

 

他人をコントロールしようとすると、できないことに、

フラストレーションがたまり、物事を肯定的に解釈しにくくなります。

 

 

自分がコントロールすることに集中すると、

他人の態度や言葉に左右されなくなり、

常に肯定的な解釈をすることができます。

 

 

自分がコントロールできることに集中すれば、目の前にある結果は、

自分の行動と選択によってできたものと認めることができます。

 

 

そうなると、全てのことは、自分に責任があると理解できて、主体的になります。

 

 

他人はコントロールできない、

自分がコントロールできることに集中することを意識して、

日常生活をおくっていきます。

 

 

3 プレゼンテーションは人生の縮図

 

 

3点目は、プレゼンテーションは人生の縮図です。

 

 

 

プレゼンテーションとは、その人の毎日の生き方そのものです。

 

 

自分が伝えたいテーマを実践して生きていれば、

自分の言葉に力が宿り、相手に伝わります。

 

 

私がこれまで聞いてきたプレゼンテーションで、

心に響いたものは、スピーカーが話していることを実践しているという、

実体験に基づくものです。

 

 

自分が体験して身につけたものしか伝わらないともいえます。

 

 

自分が体験していない、誰かから聞いた話しでは、

説得力に欠け、伝わらないのです。

 

 

自分が伝えたいこと、伝えるべきこと、伝えられることが一致して、

説得力のあるスピーチになるのです。

 

 

日々の体験を知識や技術に変えて、

説得力あるスピーチができるようになりたいです。

 

 

プレゼンテーションの根本的な考え方が学べる良書ですので、

プレゼンテーションの勉強をしたい方におすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

運を呼び込む顔を作る観相学

1 運は顔がつくる

 

 

私は、ボイシーというアプリで、偉大な成果を出している方、

素晴らしい人生を歩んでいる方のお話を聞くのが趣味です。

 

 

私が毎日聞いているボイシーに、朝倉千恵子先生の放送があります。

 

 

朝倉先生は、株式会社新規開拓の女性社長で、毎回、

人生をよりよく切り開いていくために、大切なことを教えてくれます。

 

 

そんな朝倉先生が、ボイシーで、観相学について話していました。

 

 

顔を見れば、その人の運がわかるという学びのようです。

 

 

例えば、おでこを髪で隠さずに、全開にすれば、

運が良くなるとおっしゃっていました。

 

 

運が良くなりたい私は、朝倉先生が学んでいる観相学に興味があり、

本を購入して勉強してみました。

 

 

今回は、観相学の本を読んで、私が気付いたことを3つ紹介します。

 

 

 

1つ目は、顔には全てが書いてあるです。

 

 

人は、第一印象で、その人と仲良くなりたいかを直感的に決めますが、

第一印象で最も重要なのは顔です。

 

 

そして、自分よりも優れた人と仲良くなっていけば、

人生はよりよい方向へ進んでいきます。

 

 

出会い運こそ人生運です。

 

 

では、顔の人相や顔つきを作っているのは、何かというと脳なのです。

 

 

脳の相であるブレインフェイスを明にすれば、人の顔は魅力的になるのです。

 

 

ブレインフェイスを明にするために大切な方法として、鏡を見ることがあります。

 

 

自分の顔を鏡で観察して、自分の看板である顔に

磨きをかける習慣を身につけることが大切なのです。

 

 

この本を読んでから、自分の顔を鏡でチェックすることが増えてきました。

 

 

2 運を呼び込むには

 

 

2つ目は、運を呼び込む3つの方法です。

 

 

 

①もって生まれた自分の運を知り、ひらく

 

 

②もともと持っていない自分の運を、つくる

 

 

③良い運を持っている人や場所から運を、もらう

 

 

この中で、③の運の良い人や場所から運をもらうという発想が、

私にとって新鮮でした。

 

 

確かに、運の良い人はいるものでして、その運の良い人と一緒にいるだけで、

自分も運が良くなったように感じてしまいます。

 

 

この自分も運が良くなったように感じることで、自己暗示がかかり、

実際に運が良くなるのだと思います。

 

 

また、運の良い場所とは、明るくて、広くて、遠くまで見渡せる場所のようです。

 

 

室内でこもっていないで、明るくて広い、

公園などで気分転換するのがいいのですね。

 

 

3 運がよくなる習慣

 

 

3つ目は、運を呼び込む15の習慣です。

 

 

この習慣の中に、冷水で洗顔して気を入れるというのがあります。

 

 

冷水で洗顔すると脳が活性化します。

 

 

また、自分のほほを両手で叩くと、気合が入ります。

 

 

そして、鏡の前で笑うのも、よい習慣です。

 

 

 

朝、鏡の前で笑うことで、前日の悪運を払い除けることができるのです。

 

 

私は、冷水洗顔と笑顔を習慣にして、運をよくしていきます。

 

 

自分の運をよくするための具体的な行動を教えてくれる、

楽しい1冊ですので、紹介しました。

 

 

今回も最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

感情知性と多様なワーク

1 感情知性

 

 

弁護士中原阿里先生が主催している、

ラッセルコーチングカレッジのベーシッククラスの第4講

「感情知性と多様なワーク」を受講しました。

 

 

https://coach-b-russel.webnode.jp/

 

 

第4講では、「感情知性」という概念を学びました。

 

 

 

感情知性とは、「感情を理解し、利用することで、

問題解決に適切な思考や行動に導く能力」をいいます。

 

 

自分の感情の状態を把握して、調整し、他者の感情を知覚して、

適切にアプローチすれば、人間関係が良好なものとなり、ビジネスで成功できます。

 

 

そう、感情を理解し、コントロールすることは、

とても大切なビジネススキルといえます。

 

 

感情知性は、大きく3つあります。

 

 

1つ目は、内的知性で、自分で自分の心理状態を捉え、コントロールする知性。

 

 

2つ目は、対人関係知性で、相手に適切かつ効率的に自分の考えを伝える知性。

 

 

3つ目は、状況判断知性で、相手の心理状態を把握し、

自分と相手との間合いを敏感に察知する知性。

 

 

このうち、最も基本となるのが、内的知性です。

 

 

すなわち、自分の感情を知ることが全ての始まりです。

 

 

人は、案外、自分自身のことを理解しているようで、理解していない生き物です。

 

 

第4講では、自分の感情を知るために、

自分のエピソードから感じた感情を書き出したり、

ネガティブな感情に名前をつけるワークをしました。

 

 

私は、最近、仕事が忙しくて、焦りという感情が強かったので、

自分の焦りの感情に「あせっち君」という名前をつけました。

 

 

このように、自分の感情を紙に書き出して、

名前をつけることで、不思議と、焦りの感情が収まりました。

 

 

自分の内側にある感情を外に出すことで、

感情が整うことができたのだと思います。

 

 

自分のネガティブな感情は、紙に書き出してみるのは効果的だと感じました。

 

 

また、内的知性の箇所で、ストレスの対処法について学びました。

 

 

ストレスは、封じるものではなく、適切に処理するものです。

 

 

ストレスを感じたら、自分に何が起きているのかをモニタリングし、

ストレスからの回復手段(コーピングといいます)をとり、リカバリーします。

 

 

この循環を早くすることで、ストレス耐性に強い人間になれます。

 

 

ストレスがかかると、体に反応がでますので、

自分の体のサインを自分のアンテナでキャッチして、

自分を整えていきます。

 

 

ちなみに、私のコーピングは、寝る、運動する、

子供と遊ぶ、旅行の計画を立てる、ボイシーを聞く等です。

 

 

2 アサーション

 

 

次に、対人関係知性において、自分の感情を表現することの大切さを学びました。

 

 

 

自分の感情をIメッセージで伝えると、相手も感情を返してくれて、

コミュニケーションが円滑になります。

 

 

私は、自分の感情を素直に表現することに抵抗がありましたが、

今後は、自分自身の感情をオープンにしてみます。

 

 

また、相手を尊重しつつ、自分の意見や判断を相手に率直に伝える、

アサーションについても学びました。

 

 

アサーションでコミュニケーションをするためには、

自分の固定的な思考パターンから柔軟になる必要があります。

 

 

例えば、第4講では、~しなければならないを、

~することを選ぶに置き換えるワークをしました。

 

 

売上をあげなければならないを、売上を上げることを選ぶに置き換えると、

義務感がなくなり、主体性を取り戻せます。

 

 

自分で選択していると理解することで、思考を柔軟にでき、

多様な価値観の人とのコミュニケーションが円滑にできます。

 

 

3 ポジティブストロークのすすめ

 

 

最後に、ストロークとディスカウントを紹介します。

 

 

 

ストロークとは、相手の存在を認める全ての言動をいいます。

 

 

例えば、いいねと言って相手を承認したり、笑顔で接するなどです。

 

 

ディスカウントとは、自分・相手の存在や価値を認めない全ての言動をいいます。

 

 

例えば、相手を誹謗中傷したり、無視する、言うべきことを言わないなどです。

 

 

相手に対して、ディスカウントすべきでないのはもとより、

自分自身に対するディスカウントにも気をつける必要があります。

 

 

人間は、ネガティブになりやすいので、自分をディスカウントしやすいです。

 

 

ディスカウントの代わりに、ポジティブストロークをするべきです。

 

 

平たく言えば、自分の周囲の人の素晴らしいところを承認したり、

自分の素晴らしいところを認めることです。

 

 

私は、一緒に学んでいるメンバーから、

ポジティブストロークをもらったとき、気持ちよくなり、心が満たされました。

 

 

人は、承認されたい生き物なので、自分自身や自分の周りの大切な人に、

ポジティブストロークを与えていきます。

 

 

そして、他人から、ポジティブストロークを受けたら、

それを素直に受け取ることも大切です。

 

 

日本人は、褒められても、「いやいや、それほどでも」と言ってしまいがちですが、

褒められたら、素直に、「ありがとうございます」と受け取るのがよいと考えます。

 

 

2023年1月から始まったベーシックコースですが、

無事に全ての講義を受講できました。

 

 

人の幸せとは何かを考えるきっかけをいただいた素晴らしい講座でした。

 

 

コミュニケーションをよりよくしたい人にとって、おすすめの講座です。

 

 

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

美しいコミュニケーション

1 コミュニケーション分析の観点とバックトラッキング

 

 

弁護士中原阿里先生が主催している、

ラッセルコーチングカレッジのベーシッククラスの第3講

「美しいコミュニケーション」を受講しました。

 

 

第3講では、コーチングの場面だけではない、

日常のコミュニケーションにおいて大切にすべきスキルを学びましたので、

シェアさせていただきます。

 

 

1点目は、コミュニケーションを分析する観点です。

 

 

コミュニケーションを分析する観点として、次のことを教えていただきました。

 

 

0 完了しているか(受け取りがあるか)

1 尊重はあるか

2 信頼はあるか

3 対等か

4 傍観者ではないか

5 侵入者ではないか

6 指示者・命令者ではないか

7 救済者・解決者ではないか(相手の判断力・問題解決能力を奪っていないか)

8 過去を正当化させる問いか、未来への成長に向けた問いか

9 一方的なジャッジではないか

10 ラポール(信頼関係)は形成(維持)されたか

 

 

この11の観点の中で、最も大切だと私が感じたのは、

「0完了しているか(受け取りがあるか)」です。

 

 

 

日常会話の中で、聞き手の立場になった時に、

話し手の発言を、きちんと受け取っていないことがあります。

 

 

例えば、Aさんが「疲れた~、怠い~」と言い、

Bさんが「早く寝たら」と答えた場合、

Bさんは、Aさんの「疲れているの」という気持ちを受け取っていません。

 

 

Bさんが、「そうなんだ、疲れていて、怠いんだね。だったら、早く寝たら」

と答えた場合、Bさんは、Aさんの気持ち(言葉)を受け取っており、

Aさんは、安心して、Bさんとの会話を進めることができます。

 

 

この相手の会話を受け取るのに効果的なのが、

バックトラッキングというスキルです。

 

 

バックトラッキングとは、相手の発言の一部または全部を、

そのまま繰り返すことです。

 

 

相手の言ったことを言い換えずに、そのままオウム返しをするのです。

 

 

バックトラッキングをすることで、聞き手は、相手のことをジャッジせずに、

ニュートラルに聞けますし、話し手は、受け取ってもらえた安心感をいだきます。

 

 

では、聞き手は、話し手の会話のどの部分をバックトラッキングすればいいのか

といいますと、1つは、感情の言葉です。

 

 

もう1つは、会話のテーマとの関係で重要な言葉、

すなわち、抽象度の高い言葉や繰り返される言葉です。

 

 

これらの言葉をバックトラッキングすることで、

話し手は、安心して、スムーズに会話をすることができます。

 

 

2 共感的傾聴

 

 

2点目は、共感的傾聴です。

 

 

相手の話しに共感しながら、相手の話に耳を傾けることです。

 

 

 

共感的傾聴は、次の5つの要素から成り立っています。

 

 

①ペーシング

②姿勢

③視線

④表情

⑤うなずき・あいづち

 

 

①ペーシングは、相手のペースにあわせることで、

安心感を与えることができます。

 

 

相手と呼吸をあわせることで、リラックスして、話しをすることができます。

 

 

②人の話を聞く時の姿勢には、気をつける必要があります。

 

 

例えば、私は、パソコン作業をしながら、話しを聞いているときがあるので、

パソコン作業を辞めて、立ち上がって、相手と正対して、話しを聞くべきですね。

 

 

③視線を合わせることで、相手に話しを聞いているよとアピールできます。

 

 

意識して、視線を合わせていきます。

 

 

④表情は、最も、話し手に影響を与えている気がします。

 

 

眉間を解放して、朗らかな表情につとめます。

 

 

⑤うなずきやあいづちのバリエーションを増やして、

相手が話しやすくなるように工夫したいです。

 

 

3 承認

 

3点目は、承認です。

 

 

承認には3つあります。

 

 

 

①行動承認、②結果承認、③存在承認の3つです。

 

 

このうち、存在承認が、最も相手に良き影響を与えられます。

 

 

存在承認をするには、現状への承認すること、

変化・過程への承認の2つがあります。

 

 

現状への承認は、相手をありのまま認めるので、相手に安心を与えられます。

 

 

変化・過程への承認は、相手に気にかけていることを伝えることで、

変化への不安から解放させることにつながります。

 

 

そして、承認を伝える時は、主語をIやWEにすると効果的です。

 

 

Iメッセージは、聞き手の主観を伝えることになるので、

聞き手は、否定できず、受け取りやすいです。

 

 

WEメッセージは、あの人も喜んでいたよと伝えるので、

より客観的に相手に伝わり、受け取ってもらいやすくなります。

 

 

今回学んだことを日常生活で取り入れて、

美しいコミュニケーションができるように努力していきます。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

自己理解とリフレクション

1 自己理解

 

 

2023年2月18日と19日に、

ラッセルコーチングカレッジのコーチングの

第2講「自己理解とリフレクション」を受講しました。

 

 

今回は、第2講を受講して、得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、自己理解です。

 

 

 

今回の講義では、たくさんのワークを通じて、自分は、

何を大切にしているのか、何を求めているのか等、

自分自身を知ることができました。

 

 

不思議なことに、人間は、自分のことを理解していないことが多いです。

 

 

自分のことを理解していなくても、なんとなく生きていけますが、

自分のことをよく理解できれば、自分を受け入れられやすくなり、

その結果、他人を受け入れることができ、生きやすくなると考えます。

 

 

今回の講座では、ワークの中で、質問に答えていくことで、

自分の感情や価値観と向き合い、メンバーと共有することで、

気付きをえることができました。

 

 

私は、ワークを通じて、弁護士という仕事が好きであることに気が付きました。

 

 

私は、自分の能力を誰かのために役立てて、人から感謝されたり、

人の役に立つことに喜びを感じていることに気が付きました。

 

 

弁護士の仕事は、法律問題で困っているクライアントを、

弁護士の専門知識、経験、スキルを駆使して、問題解決をすることです。

 

 

私は、弁護士の仕事を通じて、クライアントから感謝されることに、

生きがいを感じていたのです。

 

 

今回のワークを通じて、今の自分の延長線上に、

自分の幸せな未来があることを自覚できました。

 

 

そして、弁護士になるための司法試験への挑戦が

自分の人生のターニングポイントだったと思いました。

 

 

司法試験の合格によって、正しい方向に向かって努力することの大切さ、

継続することの価値、自分は運がいいと根拠なく思い込めるようになったことなど、

多くの恩恵を受けていたことに気付きました。

 

 

人生のターニングポイントを振り返ることによって、

自分は天職につけている幸せを実感でき、

これからも弁護士の仕事に精進していこうと決意しました。

 

 

2 セルフイメージ

 

 

2つ目は、セルフイメージです。

 

 

セルフイメージとは、自分が自分に抱いているイメージのことです。

 

 

 

セルフイメージは、次の6つから成り立っており、

コントロール方法は、次のとおりです。

 

 

①自尊感情:自分には価値がある・自分を傷つけない

→肯定的な言葉を自分にかける

 

 

②自己受容:ありのままでいい・完璧でなくてもいい

→自動思考にダメ出しをしない

 

 

③自己信頼:自分を信じる・自分に委ねる

→自分との小さな約束を果たす、非継続を悲観しない(1日万歳・3日天才)

 

 

④自己効力感:私にはできる・なんとかできる

→小さなチャレンジをする、できたらやたら喜ぶ

 

 

⑤自己決定:自分で決める・選択を依存しない

→自分で決めてみる、NOと言ってみる

 

 

⑥自己有用感:役に立っている実感

→人を助ける

 

 

このうち、②の自動思考とは、なにかネガティブな出来事が起きたときに、

「やっぱり・・・」の後に、ネガティブなセルフイメージを抱くことです。

 

 

例えば、売上が目標に達しなかったときに、「やっぱり、自分にはできない」と

ネガティブなセルフイメージを植え込んでしまうのです。

 

 

このようなネガティブな出来事があった時に、

「やっぱり」の後ろにくる言葉に注意します。

 

 

例えば、「やっぱり」の後に、「自分にはできない」という言葉がでてきたら、

「今回はたまたまうまくいかなかった」、「先月はうまくいっていた」と思考すれば、

セルフイメージは低下しにくくなります。

 

 

セルフイメージを向上させる日々の実践をしていきます。

 

 

3 自己認識度

 

 

3つ目は、自己認識度です。

 

 

自己認識度とは、自分を理解しようとしている度合いのことです。

 

 

自己認識度には、内面的自己認識度と外面的自己認識度があります。

 

 

内面的自己認識度とは、自分の何たるかを知る、または知ろうとする程度です。

 

 

外面的自己認識度とは、他者からの評価認識を知り、受け入れる程度です。

 

 

 

内面的自己認識度を高めると、セルフコントロールができ、

バイアスの影響を受けにくくなります。

 

 

外面的自己認識度を高めると、他者からのフィードバックを得て、

学ぶことができます。

 

 

今回の講座の宿題で、他人は、私のことをどう見ているのかという

フィードバックをもらうことになりました。

 

 

私は、人から評価されることに、恥ずかしさや恐怖を感じることがあるのですが、

フィードバックをもらうことで、自分の改善点や伸び代がわかり、

とても有意義な体験となりました。

 

 

専門家は、フィードバックをもらう機会が少ないので、

フィードバックをいただける機会を大切にしなければならないと実感できました。

 

 

こんなにも、自分自身と向き合う機会はなかったので、

とても貴重な機会となりました。

 

 

自分を知れば、きっと世の中で生きやすくなると体験できました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コーチングのこころとかたち2日目

1 逆算型の課題設定

 

弁護士の中原阿里先生が主催している、

ラッセルコーチングカレッジのウェルビーイングコーチングプログラムの

講座1「コーチングのこころとからだ」の2日目を受講しました。

 

 

講座1の2日目では、まず、課題や目標を設定し、次に、現状を把握し、

そして、現状と将来の課題・目標とのギャップを埋めるための、

リソースや支障、行動の選択肢を質問によって、

可視化することを行いました。

 

 

この作業をすることによって、自分の可能性が開花され、

ワクワクした感情を抱くことができました。

 

 

それでは、今回の講座1の2日目から、

私が得た気付きを3つ紹介させていただきます。

 

 

1つ目は、逆算型の課題設定です。

 

 

まず、3年後に目標を達成した理想の自分をイメージして思い描きます。

 

 

 

その際に、自分に対して、次の質問をします。

 

 

①どうなっていますか

 

 

②何を楽しいと感じていますか(または何に充実感を感じていますか)

 

 

③周りには誰がいますか(それぞれにどんな態度で接していますか)

 

 

④誰にどんな影響を与えていますか

 

 

⑤大切にしていることは何ですか

 

 

⑥どんな習慣がありますか

 

 

この質問を紙に書き出し、仲間に話すことで、

未来の記憶を充実させることができ、

目標達成の実現可能性があがるのです。

 

 

次に、3年後の課題や目標を達成した前提で、以下の質問を、自分にしてみます。

 

 

①今、どんなお気持ちですか

 

 

②苦労があったとすれば、どんなことですか

 

 

③どうやって、乗り越えたのですか

 

 

④誰に感謝していますか

 

 

⑤3年前のあなたに、ぜひ言葉をかけてください

 

 

この質問の答えを紙に書き、仲間から質問されて答えていくと、

3年後に目標を達成した自分を、リアルにイメージでき、

アイデアが湧いてきます。

 

 

このワークをしたことで、不思議と自分に気付きが生まれましたので、

目標達成に向けて、邁進しようと、ポジティブになることができました。

 

 

何か新しいことに挑戦しようとする時に、このワークをすると、

行動のための第一歩を踏み出せると思います。

 

 

2 支障に向き合う

 

 

2つ目は、支障への向き合い方です。

 

 

課題や目標を設定し、現状を確認した後に、自分の支障と向き合います。

 

 

支障とは、目標達成を妨げる可能性があるものです。

 

 

この支障については、普段、知らず知らずのうちに、

避けて生活しているので、支障と対面することは、正直億劫です。

 

 

とはいえ、この支障を乗り越えなければ、課題や目標達成できません。

 

 

 

コーチングでは、コーチの質問によって、

クライアントが支障を乗り越えるサポートをします。

 

 

私の場合、売上目標があるのですが、毎月の売上の変動が激しく、

売上についての漠然とした不安を抱いています。

 

 

このような心理的支障については、支障を利用するという質問が効果的でした。

 

 

「それが実はメリットだとしたら、どんなことでしょうか」

 

 

「それでもやりたい、という思いは何なのでしょうか」

 

 

このような質問に対する回答を考えていく中で、

自分の中に不安があるから、この不安を払拭しようとして、

様々な打ち手を考え、売上が上がるように努力しようとし、

不安が原動力になっていることに気付きました。

 

 

そう、不安は、自分にとっての原動力だったことに気づけたのです。

 

 

このように、質問に対する回答を考えている時に、気付きが生まれ、

不安という心理的支障をポジティブに転換することができました。

 

 

普段避けている支障と向き合うことで、

気付きが生まれ、行動できるようになるのです。

 

 

3 ラビングプレゼンス

 

 

3つ目は、ラビングプレゼンスです。

 

 

ラビングプレゼンスとは、「相手を信じ、相手にとっての最善が起こりますように、

幸せでありますようにと願いながら、共に在ること」です。

 

 

 

私は、弁護士として、日々、たくさんの法律相談を受けています。

 

 

法律では解決できないことはたくさんあり、法律相談の結果、

相談者に対して、あまりお役に立てないことも、よくあります。

 

 

そのようなときであっても、相談者に対して、

最善が起こりますように、幸せでありますようにと、

心の中で思い、唱えたり、祈るだけでも、

弁護士にとっても、相談者にとっても、

プラスの作用が生まれる気がします。

 

 

ここは、論理的に説明できませんが、ラビングプレゼンスの心構えで、

法律相談をすることで、弁護士と相談者の双方に、プラスの循環が生まれると、

感覚的に思います。

 

 

これからも、コーチングを学んで、弁護士の法律相談に活用していきます。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

コーチングのこころとかたち1日目

1 コーチングの勉強をしています

 

 

今年の1月から、弁護士の中原阿里先生が主催している、

ラッセルコーチングカレッジのウェルビーイングコーチングプログラムを受講しています。

 

 

https://coach-b-russel.webnode.jp/

 

 

中原先生とは、弁護士同士でコーチングを学ぶ勉強会でお知り合いになりました。

 

 

https://coach-possibility.com/?fbclid=IwAR1i7J7i4BNW-DKiMWJdeAuarmcON1cZJLsU0TydUhzZIquuXYp7m74gEe0

 

 

中原先生は、日本で最もコミュニケーションスキルの高い弁護士です。

 

 

私は、弁護士として、コミュニケーションスキルを向上させる必要があると考え、

コミュニケーションの勉強をしています。

 

 

日本で最もコミュニケーションスキルの高い弁護士から、

コミュニケーションを学びたいと思い、

中原先生のコーチングプログラムを受講することにしました。

 

 

そもそも、コーチングとは、「思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通じて、

クライアントが公私において、自身の可能性を最大化させるように、

コーチとクライアントのパートナー関係を築くこと」です。

 

 

 

 

ようするに、コーチが、クライアントに質問することで、

クライアントの思考が整理され、クライアントの中に、気付きが生まれ、

クライアントの行動が変容し、クライアントが成長していくという、

コミュニケーションです。

 

 

このコーチングにウェルビーイング

(自分と他者の幸福の循環を体感している主観的な状態)をかけ合わせたのが、

ラッセルコーチングカレッジのプログラムなのです。

 

 

さて、今回のコーチングプログラムの講座1の1日目を受講して、

私が得た気付きを3つご紹介します。

 

 

2 ポジティブな変化の起点

 

 

1つ目は、コーチングは、ポジティブな変化の起点になるということです。

 

 

コーチングによって、自分自身を観察しますので、

自分が行っていることの軌道修正をすることができます。

 

 

コーチングを受けることで、自分は、こういうことをやってみたい、

こういうことができるはずだという希望が可視化されます。

 

 

コーチングを受けることで、自分は、

どのような価値観を重視しているのかが明確になります。

 

 

コーチングを受けることで、自分の認知を再度、構築し直すことができます。

 

 

このように、コーチングによって、クライアントは、

ポジティブに行動できるように促されるのです。

 

 

 

弁護士が行う法律相談が、クライアントがネガティブな状態から、

希望をもてるポジティブな状態に変化するためのきっかけになれば、

弁護士としての本領を発揮したことになると思います。

 

 

法律相談では、クライアントのポジティブな変化の起点になっているかを、

意識して考えていきます。

 

 

3 なぜの質問を封印してみる

 

 

2つ目は、WHYの質問を封印するです。

 

 

WHYの質問には、次の3つの副作用があります。

 

 

①WHYの質問をすると、クライアントは、

言い訳を言って、過去を正当化してしまいます。

 

 

②WHYの質問には、批難するニュアンスがあり、

クライアントとの信頼関係が崩れやすくなります。

 

 

③クライアントが思い込みを強化してしまいます。

 

 

そこで、WHYの質問(なぜ、そうしたのですか?)を、

WHAT(その行動で何を得ようとしたのですか?)や

HOW(どのようにすればよかったのでしょうか?)

に置き換えてみるのが効果的です。

 

 

弁護士は、ついつい、WHYを多用しているので、

WHATやHOWに置き換えることができないか、

質問をデザインしてみます。

 

 

 

3 楽観的構想

 

 

3つ目は、楽観的構想です。

 

 

コーチングでは、目標や課題を設定し、現状を把握し、

目標や課題と現状のギャップを埋めていくために、

どのような行動をすべきかを明らかにしていきます。

 

 

この目標や課題の設定において、人は、3つの縛りに拘束されて、

効果的な目標や課題の設定ができないことがあります。

 

 

①評価の縛り(自分はこの程度だろう)

 

 

②結果の縛り(そんなことできない)

 

 

③現状の縛り(~がないからできない)

 

 

この3つの縛りを取り払うためには、次の3つの思考が効果的です。

 

 

①人に天井なし(ありたい姿を描くのに制限不要)

 

 

②不可能に対する健全な無視(結果を先に検証することはできない)

 

 

③必要なものは現れると楽観する(課題は未来であり、現状と異なって当然)

 

 

何かに挑戦しようとする時、上記の3つの縛りによって、

挑戦を躊躇することがありますが、そのような時は、

縛りを取り払う3つの思考によって、

挑戦の一歩を進めることができます。

 

 

コーチングを学び、コミュニケーションスキルを向上し、

選ばれる弁護士になります。

 

 

本日も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。

新時代の戦略的コミュニケーション講座第6講

1 尊敬の3大要素

 

 

井上敬一先生の新時代の戦略的コミュニケーション講座の第6講を受講しました。

 

 

井上敬一先生のホームページ→https://inouekeiichi.net/

 

 

最終講の第6講では、「生き方」という深いテーマについて、

ご教授いただきました。

 

 

今回もたくさんの学びを得たところ、第6講で得た気付きを3つ、ご紹介します。

 

 

1つ目は、「尊敬の3大要素」です。

 

 

人間関係を持続させるためには、尊敬される必要があります。

 

 

他者から尊敬されると同時に、

自分のことを尊敬する自尊心を育むことが大切です。

 

 

 

では、どうすれば、他者から尊敬されたり、

自尊心を高めることができるのでしょうか。

 

 

それは、努力し、継続し、利他に生きるです。

 

 

努力、継続、利他の3つが尊敬の3大要素なのです。

 

 

確かに、継続して努力している人は、

何かを成し遂げているので、尊敬されます。

 

 

継続することで、自分で決めた約束を、

自分で守り続けるので、自尊心が高くなります。

 

 

利他とは、人のために何かをすることであり、

人が喜びことをすれば、当然、人から尊敬されますし、

他者に貢献したことで、自尊心も高くなります。

 

 

ちなみに、努力、継続、利他の逆の言葉を想像すれば、

この3つがいかに大切かがイメージできます。

 

 

努力の反対は怠惰、継続の反対は刹那、利他の反対は利己です。

 

 

怠けていて、なにもしておらず、自分のことばかり考えている人では、

尊敬されないことは明らかですね。

 

 

そして、井上先生からは、努力、継続、利他について、

他者に語ることをすすめられました。

 

 

自分が行っている、努力、継続、利他のことを、

誰かに宣言することで、自分でそうしなければならないように、

環境調整できます。

 

 

毎日の生活で、自分がしている、努力、継続、利他をカウントしていきます。

 

 

2 モテ続ける人の3つの指針

 

 

2つ目は、「モテ続ける人の3つの指針」です。

 

 

①人を受け容れる

 

 

②大人の定義を忘れない(大人とは、自分の中に半分他人が入っている)

 

 

③普段少し損している人は、人生の長いスパンでは得をする

 

 

この3つのうち、①人を受け容れるの具体的な行動として、

自分から話しかける、というものがあります。

 

 

 

私は、初対面の人と会ったとき、自分から話しかけることはあまりなく、

相手から話しかけてきてもらうのを待っているタイプの人間でした。

 

 

その根底には、知らない人と会話するのがめんどうくさい

というマインドがあります。

 

 

しかし、どう考えても、自分から人に話しかけてもらった方が、

相手は喜びますし、モテるはずです。

 

 

今後は、初対面の人には、自分から話しかけることを行動指針にします。

 

 

また、普段少し損をするというのは、書店に売られている本や雑誌を、

下の綺麗な物を買うことが多いのに対して、上の物から買うですとか、

自分が利用した公共のトイレを少しきれいにするや、

ゴミに気付いたら拾うといった、陰徳を積むことです。

 

 

このような陰徳には、「お先にどうぞ」という精神が宿っており、

心に余裕が生まれます。

 

 

心に余裕があると、当然、人からモテます。

 

 

日常生活で、陰徳を積むことを心がけます。

 

 

3 プロとしての役割を演じる

 

 

3つ目は、「プロとしての役割を演じる」です。

 

 

プロとして、いかに顧客に貢献できるかを考え、

その結果として、報酬という売上が増えていきます。

 

 

そのため、売上とは、顧客の喜ばせ高、という意味になります。

 

 

 

顧客を喜ばせれば、売上が上がり、大きく栄えます。

 

 

顧客の喜びが売上と考えれば、売上を上げることは、

プロとして、徹底的にこだわる必要があります。

 

 

弁護士は、法的問題を解決するプロですので、

クライアントの法的問題を解決して、クライアントに喜んでもらい、

売上を上げることに、徹底的にこだわります。

 

 

顧客を喜ばせることが売上という考え方は、

売上を伸ばしていくための、最高のモチベーションになります。

 

 

私も、プロとして、数字から逃げずに、

売上を上げることに、邁進していきます。

 

 

全6講を受講し終わり、本当に素晴らしい講義だったと実感しています。

 

 

これからテクノロジーが進化していく中、ますます、

コミュニケーションの能力が重要視されていくと予想されます。

 

 

コミュニケーションのスキルを向上させ、

人間関係をよりよくしたい方におすすめの講座です。

 

 

特に、男女のコミュニケーションに悩んでいる方に、超おすすめです。

 

 

私は、この講座を受講してから、妻との喧嘩が少なくなりました(笑)。

 

 

本当に取れ高の高い、素晴らしい講座ですので、

多くの方に受講してもらいたいです。

 

 

2023年2月12日から、「新時代の戦略的コミュニケーション講座」の

第1期がスタートしますので、ぜひ受講してみてください。

 

 

https://www.asakurachieko.com/event/communication/3166/

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

新時代の戦略的コミュニケーション講座第5講

1 リフレーミング

 

 

井上敬一先生の新時代の戦略的コミュニケーション講座の第5講を受講しました。

 

 

井上敬一先生のホームページ→https://inouekeiichi.net/

 

 

今回の講座では、習慣形成や理想の自分を描くことの大切さについて学びました。

 

 

今回の第5講で得た気付きを3つ、ご紹介します。

 

 

1つ目は、リフレーミングです。

 

 

リフレーミングとは、物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、

違う視点で捉え、ポジティブに解釈できる状態になることをいいます。

 

 

 

具体的には、自分の嫌な部分をポジティブに転換してみます。

 

 

例えば、私の場合、①面倒くさがり、②人を見下すことがある、

③自分が正しいと考えてしまう、④人の目を気にする、⑤先延ばしにしてしまう、

といった、自分の嫌な側面があります。

 

 

これらをリフレーミングすると、次のようになります。

 

 

①面倒くさがり→慎重である

 

 

②人を見下すことがある→自分に自信がある

 

 

③自分は正しいと考えてしまう→正義感が強い

 

 

④人の目を気にする→視野が広い

 

 

⑤先延ばしにしてしまう→同時進行で仕事をすすめている

 

 

このように、自分の嫌な部分を見つめて、ポジティブに言い換えると、

今のままの自分を受け容れやすくなります。

 

 

リフレーミングをすることによって、今のままの自分を愛し、

自分を信じる力がでてきます。

 

 

リフレーミングをすると、長所と短所は一対である、

あらゆる短所は長所の伸ばし過ぎ、

嫌なところが多いのはそれだけ向上心がある、

といったプラスの面に気づくことができます。

 

 

このリフレーミングは、自分に対しても効果的ですが、

他者に施すことも効果的です。

 

 

他者が、自身のマイナスと思っているところを吐露したときに、

そのマイナスをプラスに転換してあげることで、

その他者に対して、自信と自己愛を芽生えさせることができます。

 

 

相手以上に、相手を承認し、期待し、信頼して、

成功体験を積ませるお手伝いをすることで、

相手とよりよい関係を構築することができるのです。

 

 

2 勇気づけ

 

 

2つ目は、勇気づけです。

 

 

勇気とは、「困難を克服する力」です。

 

 

 

勇気づけには、自分に対する勇気づけと、

他人に対する勇気づけの2つがあります。

 

 

まず、自分に対する勇気づけは、

①所属感(自分はここにいてもいいんだというマインド)、

②信頼感(この人達を信頼しても大丈夫というマインド)、

③貢献感(自分は人に貢献しているというマインド)

で構成されます。

 

 

これら3つは、「感」という言葉が使われているように、

自分でそう思っていることが重要です。

 

 

自分がこれら3つを感じるために、

自分の言葉、表情、行動、イメージをプラスにすることが大切です。

 

 

次に、他人に対する勇気づけは、

①良い出しをする、②加点主義で関わる、③プロセスを重視する、

④失敗を受け入れる、⑤感謝を伝える、の5つで構成されます。

 

 

私が意識しなくてはならないと感じたのは、

①良い出しをすると、②加点主義で関わるの2つです。

 

 

ダメ出しをされて嬉しい人はいません。

 

 

しかし、私達は、ついつい、親しい人に対して、ダメ出しをしてしまいます。

 

 

きっと、人間は、本能的に、

人の悪いところがみえるように設定されているだと思います。

 

 

そこで、意識して、人の悪いところではなく、

良いことをみつけて、褒めることをしていく必要があります。

 

 

また、私達は、やってくれないことを悪く評価して、

減点主義で接してしまいます。

 

 

相手の目で見て、相手の耳で聞き、相手の心で感じることで、

相手が素晴らしい人間に見えて加点主義に変えられます。

 

 

やってくれたことに感謝して、加点主義で人に接していきたいです。

 

 

3 分離

 

 

3つ目は、分離です。

 

 

人間は、親しい家族を自分が所有していると勘違いして、

家族をコントロールしようとしてしまいがちです。

 

 

 

しかし、愛と所有は別物です。

 

 

家族であっても、自分とは違う人格をもった人間です。

 

 

特に、配偶者は、血がつながっていない他人ですから、なおさら、

所有意識を持つのは、人間関係が悪化するので、気をつける必要があります。

 

 

井上先生から、「和して同ぜず」という論語の言葉を紹介してもらいました。

 

 

相手とは、仲良くなっても、相手に迎合するのではなく、

自分の意見はしっかりと持ち、主体的に関わる必要があります。

 

 

相手を変えようとするのではなく、自分を変えればいいのです。

 

 

相手を支配しようとせず、相手をそのまま受け容れ、その後に、

期待と信頼を込めて付き合うと自ずと、関係性はよくなります。

 

 

そして、井上先生からいただいた次の言葉が心に残りました。

 

 

評価せずに承認し、侵入せずに繋がり、見下さずに助ける

 

 

深い言葉ですね。

 

 

人間関係を継続させるための極意を学ばせていただきました。

 

 

今後の人間関係の維持継続のために、今回の学びを活かしていきます。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。