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妻語を学ぶ

先月のお盆の時期に高校の同窓会が開催されました。

 

 

私は,現在35歳ですので,同級生で集まると,

夫婦のことや子育てのことで盛り上がります。

 

 

私が,妻が私の実家で私の両親と同居していることを話すと,

同級生の女性からは,口を揃えて,

「あんた,奥さんを大切にせんなんよ。」と言われました。

 

 

それくらい,私達の世代で,妻が夫の親と同居することは

ありえないことなので,改めて,

妻に対する感謝の思いを強くしました。

 

 

とはいえ,仕事場とは異なり,家庭内においては,

夫婦は,感情的になることが多く,どうしても衝突してしまいます。

 

 

そこで,衝突を回避するための方法を探るべく,

黒川伊保子先生の「妻語を学ぶ」という本を読みました。

 

 

 

ベストセラーとなった「妻のトリセツ」の実践編で,

妻からこのようなシチュエーションでこう言われたら,

このように答えましょうという,

具体的な対応策が豊富に記載されています。

 

 

例えば,妻から「これするの,大変なんだからね」と言われたとします。

 

 

このセリフの意味は,「私がどんなに大変なことをしているのか,

あなたわかっていないでしょう」ということのようです。

 

 

このセリフに対して,「大変だったら,やらなくていいんじゃない」

と答えるのはNGです。

 

 

妻がしていることを,しなくたって済むくらいのことだ

と言ってしまったことになるからです。

 

 

このセリフに対する正しい答え方は,

「大変だよね。いつもありがとう」と感謝の言葉をかけて,

ねぎらってあげることです。

 

 

私は,妻から子育て大変なんだよと言われたとき,

俺だって仕事で大変なんだよと答えてしまうので,

妻へのねぎらいが足りていなかったと反省しました。

 

 

次に,「何もわかってない」と責められるケースです。

 

 

 

これに対する正しい対処は,

「気づいてあげられなくて,ごめん」と謝ることです。

 

 

私は,よく言ってくれればやったのにと答えてしまいますが,

これはNGです。

 

 

女性は,察してほしい生き物なので,

察することを放棄するこのセリフは,

女性を絶望させてしまうのです。

 

 

女性は,やってくれないことが悲しいのではなく,

察してくれないことが悲しいのであり,

察しなかったことを謝る必要があります。

 

 

ただ,感情的になっているときに,

「気づいてあげられなくて,ごめん」というセリフは

なかなか出てこないのがネックですね。

 

 

妻にアドバイスしたら逆ギレされたというケースでは,

女性は,話しを聞いてくれて共感さえしてくれればOKで,

男性に問題解決を期待していないので,

ただただ共感すればいいわけです。

 

 

アドバイスして逆ギレされたのは,

共感とねぎらいをあげ損ねた証拠であり,

これを挽回するには,「そりゃあ,ひどいね」,

「きみは,正しい」,「よくわかる,その気持ち」

と共感のあいづちを打ちながら,

話しを聞けばいいのです。

 

 

とはいえ,私は,妻の話に共感できないのに,

共感しているようなセリフを話していると,

妻から,「ぜんぜん気持ち入ってないよね」と鋭く指摘されます。

 

 

妻から共感できないことを言われたときにも,

上辺だけ共感してもだめなので,

ここの対処法に悩んでいます。

 

 

共感できないことに,どう共感すればいいのか?

 

 

悩みは続きます。

 

 

この本の最後に,「いい女の定義は,簡単である。

その人の機嫌が安定していること。そのことに尽きる。」

と記載されています。

 

 

 

結婚して,妻と一緒に生活していると,

この言葉のとおりだと,強く共感できます。

 

 

仕事で疲れて家に帰ったときに,

妻の機嫌が悪いと,かなりしんどくなります。

 

 

仕事のストレスの上に,家庭のストレスが重なると,

体と心を休める場所がなくなり,疲弊してしまいます。

 

 

そのため,男性は,女性の機嫌を直す術を学ぶ必要がありますし,

女性は,自分の機嫌を自分自身でなんとかする術を

学ぶ必要があると思います。

 

 

夫にも妻にも読んでもらいたい1冊ですので,

紹介させていただきました。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

学び効率が最大化するインプット大全3~情報収集と人から学ぶ方法~

樺沢紫苑先生の「学び効率が最大化するインプット大全

を読み進めて気づいたことをアウトプットします。

 

 

 

情報と知識のバランスを整えることの重要性が記載されています。

 

 

情報とは,データを整理して意味づけたものであり,

時間が経過すれば劣化します。

 

 

知識とは,情報をまとめて体系化したもの,

情報を分析,解釈して得られるものであり,

時間が経過してもそれほど劣化しません。

 

 

ネットや新聞から得られるものは主に情報であり,

本や人から得られるものは主に知識です。

 

 

樺沢紫苑先生は,情報対知識の比率を

3対7以下にすべきとおっしゃっています。

 

 

私は,これまで,時間をかけて新聞を細かく読んでいたのですが,

新聞に記載されているのは情報であり,

自分に必要な記事だけ読んで,他は流し読みをして,

新聞を読む時間を削減しました。

 

 

そうすることで,情報収集の時間を削減できました。

 

 

情報爆発の時代,どうしても情報を集めることに時間をとられてしまい,

肝心な知識を習得する時間が削られてしまうので,

意識して,知識を習得する時間を増やす必要があります。

 

 

 

情報収集の時間を短縮するための具体的なノウハウとして,

グーグルアラートやRSSリーダーを利用することで,

自分にとって必要な情報だけを自動で受け取れるようになります。

 

 

自分に必要な情報を自動で受け取り,

その情報をPDFで保存しておけば,

ブログのネタを探すのに重宝します。

 

 

本に記載されているノウハウを素直に実践してみると,

やはり役立ちます。

 

 

自分にとって必要なければ,やめればいいだけですので,

本に記載されているノウハウをとりあえず,

実践してみるのは重要だと思います。

 

 

次に,樺沢紫苑先生は,人と会うことの重要性について解説しています。

 

 

人と出会い,関係性を築き,いろいろなことを教えてもらい,

また自分も教えて,お互いに気づきを得ながら,

共に自己成長していくのが,究極のインプットです。

 

 

人と1回会うだけでは意味がなく,関係性を深めるためには,

これはと思う人と何度も会うようにすべきです。

 

 

 

また,人と交流する際には,受け取るのではなく,

自分から相手に対して,情報や知識を与えることを

意識する必要があります。

 

 

自分が相手に与えなければ,相手から与えられませんし,

与えることができる人は,他者貢献の精神をもった人と

つながることができるのです。

 

 

そして,できれば1対1で会うのがいいです。

 

 

グループで会うと,どうしても,

自分が話したいことや聞きたいこととずれてしまうので,

人間関係を深めるためには,1対1で会うのが大切です。

 

 

1対1で会い,相手から教えてもらったことを,

次に会うときまでに実践し,感謝を伝えると,

その相手と親密になることができます。

 

 

情報収集や人から学ぶときに大切なことが

体系的にまとめられている貴重な本です。

 

 

時間をおいて読み返すと新たな発見がみつかりそうな本です。

 

 

多くの方々に読んでもらいたい1冊です。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

学び効率が最大化するインプット大全2~聞き方と観察~

昨日に引き続き,樺沢紫苑先生の

学び効率が最大化するインプット大全

を読んで気づいたことをアウトプットします。

 

 

私は,セミナーを受講するときに,

講師の話していることを,詳細にメモしていました。

 

 

しかし,樺沢紫苑先生は,セミナーでメモをとるのは

本当に重要なポイントだけにすべきと主張されています。

 

 

セミナーでは,非言語的情報を受け取ることが目的であり,

自分の行動を変えるような気付きを持って帰ることが重要となり,

セミナーの全ての内容を持ち帰る必要はないのです。

 

 

講師を見ている時間とメモをとっている時間の割合を

7対3くらいにすべきなのです。

 

 

私は,セミナーを受講する際に,

詳細なメモをとる癖がついていますので,

今後は,メモをとる時間を減らし,

講師を見る時間を増やし,

重要な気づきをえたときにメモするようにしたいと思います。

 

 

 

次に,聴くスキルとしての共感について,

なるほどと思うことがありました。

 

 

弁護士として法律相談をする際に,

クライアントに共感することが重要であると教わりましたが,

私は,共感の本当の意味を理解していませんでした。

 

 

共感とは,「相手の枠組みで,

相手の気持ちを想像しながら理解していくこと」です。

 

 

「(私は)つらい気持ち,よくわかります」は同情で,

「(あなたは)今,とてもつらいのですね」は共感で,

主役が自分なのか相手なのかで異なるのです。

 

 

自分軸で考えているようでは,真の共感ではないのです。

 

 

さらに,「共感は双方向なので,自分が相手を理解すると同時に,

相手が理解されたと感じなければいけません。」

 

 

「ともに通じ合った感覚を共有することが共感なのです」

 

 

 

相手が理解されたと感じなければ,共感といえないわけで,

ここが高度なポイントなのだと思います。

 

 

自分の意見を押し付けることになってはならず,

相手に理解されたと感じてもらうように聴くことが重要となります。

 

 

そして,共感した上で,相手を受容します。

 

 

受容とは,相手の感情や言葉を無条件に受け入れることで,

話しを中断したり,意見を述べてはいけないのです。

 

 

受容することで,相手は,受け入れられと感じて,

癒やしの効果が得られるのです。

 

 

弁護士は,法的なアドバイスをする仕事なので,

受容だけで終わるわけにはいきませんが,

法的なアドバイスをクライアントが受け入れてもらうために,

クライアントとの間に信頼関係を形成する必要があります。

 

 

この信頼関係を形成するために,

受容というスキルが活用できそうです。

 

 

インプット大全には,すべてを自己成長に帰るものの見方の章があり,

そこに,「表情を読む」というページがあります。

 

 

弁護士という仕事をしていると,

相手の心が読めるとずいぶんと仕事が楽になるのになぁ,

と思うことがよくあります。

 

 

そのようなときに役立つのがリトマス法というスキルです。

 

 

 

質問をして,そのときの相手の表情の変化を鋭く観察すれば,

相手が何を考えているのかを,

かなりの精度で予想することが可能となるのです。

 

 

人間は,質問された直後は本音が一瞬だけ表情に表れるので,

その一瞬の表情を見逃さずに観察することで,

相手の心の動きを読むのです。

 

 

このリトマス法を活用できれば,

相手の心の動きがわかるようになる可能性がありますので,

自分の発した質問に対して,

相手の表情がどう変わるかをよくよく観察していこうと思います。

 

 

インプットについて,本当に多くの気づきを得られました。

 

 

長くなりましたので,続きは明日以降に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

学び効率が最大化するインプット大全

先日,金沢で開催された真夏のインプット祭りに参加し,

効率よくインプットしていく術を学びました。

 

 

 

この学びを深めるために,樺沢紫苑先生の最新作

「学び効率が最大化するインプット大全」を読み進めています。

 

 

インプット大全を読んで得た気づきをアウトプットしていきます。

 

 

 

人間が情報を取得しても,その情報が脳の中に記憶されて,

必要なときにその情報を取り出して,活用できなければ,

インプットする意味がありません。

 

 

真夏のインプット祭りでは,ここ1週間で記憶に残っている

ニュースを1分間で書き出すというワークを行いましたが,

私は,6個くらいしか書き出せませんでした。

 

 

日々,たくさんの情報に触れているにもかかわらず,

6個しか脳から取り出せなかったのです。

 

 

情報爆発の時代において,私達は,毎日,

大量の情報に接しているのですが,

それらの情報を活用できていないのが現状なのです。

 

 

このような現状において,

インプットの精度を向上させていくためのノウハウが,

インプット大全には網羅されています。

 

 

 

インプットの精度を向上させる1つの方法は,

自分にとって本当に必要な情報・知識に狙いを定めて,

ピンポイントで集めるというものです。

 

 

逆にいえば,自分にとって必要のない情報は,

接触しない,すなわち,不要な情報を捨てる努力が必要なのです。

 

 

具体的には,インプットをするときに,

必ず方向性とゴールという目標設定を行います。

 

 

例えば,セミナーを受講する際に,

自分はこのセミナーを受講して,

何を学びたいのか,どうなりたいのか,

というセミナーを受講する目的をノートに3つ書き出します。

 

 

セミナーを受講する目的をノートに3つ書くだけで,

学びの効率が何倍にも変わるのです。

 

 

おそらく,このワークをすることで,

脳の情報をキャッチするアンテナの感度があがり,

自分の目的に沿った情報を効率的に取得できるのだと思います。

 

 

昨年のアウトプット祭りで,このことを知ったのですが,

私は,実践できていませんでしたので,

今後は,セミナーを受講する前に,

セミナーを受講する目的を3つ書き出してから

セミナーを受講するようにします。

 

 

インプットの精度を向上させるもう1つの方法は,

アウトプット前提でインプットを行うというものです。

 

 

これをAZといいます。

 

 

 

具体的には,本を読んだら,本の感想を

SNSやブログに書くということです。

 

 

SNSやブログであれば,自分の読書感想文が,ネットを介して,

人に読まれる可能性があるので,本を深いレベルで理解して,

わかりやすく表現するように心がけるようになります。

 

 

このプロセスにおいて,自分の興味や関心のアンテナが立ち,

読書感想文を書くために必要な情報が脳に集まります。

 

 

そして,人に読まれる読書感想文を書こうとすると,

しっかりしたものを書かなければならないという,

自分に心理的プレッシャーがかかり,

ノルアドレナリンが脳内に分泌されます。

 

 

このノルアドレナリンが集中力や記憶力を高めてくれるので,

読書感想文を書くことを前提に読書をすると,

本の内容が記憶に残るのです。

 

 

まさに,読書とは,読んで書くから読書なのです

(漢字は本当によくできていますね)。

 

 

このように,AZでインプットすることは,

脳の仕組みを活用した情報収集方法なのです。

 

 

私は,これまで樺沢紫苑先生の本をたくさん読んでおり,

インプット大全に記載されていることは,

前の本に書いてあったなと思うことがありました。

 

 

しかし,私は,これまでに樺沢紫苑先生の本に

記載されていたことを実践できていないこともあり,

今回,インプット大全を読んで,実践しないと,

自分の身につかないのだと,改めて実感しました。

 

 

インプット大全に記載されていることを,

少しずつ実践して,自己成長をしていきます。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

妻からブログをやめるように言われてしまい2~モラハラ妻解決BOOK~

昨日も,妻から,ブログを毎日更新するのをやめてほしい

と言われてしまいました。

 

 

 

妻の言い分は,次のとおりです。

 

 

夫がブログを更新するせいで,

夫が妻と子供と過ごす時間を削減していると感じる。

 

 

下の子供が2歳になるまでは,

仕事で遅く帰ってきた次の日は,

ブログを更新しないでほしい。

 

 

家族よりもブログを優先しているように見える。

 

 

妻から見た真実ですので,反論できませんでした。

 

 

私としては,当然,ブログよりも家族が最も重要です。

 

 

とはいえ,弁護士としての成長のために,

アウトプットの場としてのブログを毎日更新することは

大切なことでして,今,とても悩んでいます。

 

 

 

そのような中,先日,私が私淑している

精神科医の樺沢紫苑先生のメルマガで

気になる記事を思い出しました。

 

 

高草木陽光先生の

4タイプでわかる 心が折れそうな夫のためのモラハラ妻解決BOOK

という本の紹介をしていた記事です。

 

 

 

その記事の中で,樺沢紫苑先生は,

仕事も家庭も全てうまくいっている人はほとんどおらず,

樺沢紫苑先生も,奥様との間で,いろいろあったようなこと

が記載されていました。

 

 

仕事がうまくいっていても,家庭がうまくいっていなかったり,

家庭がうまくいっていても,仕事がうまくいっていなかったりと,

全てがうまくいくほど人生はあまくないのだと理解しました。

 

 

あの樺沢紫苑先生ですら,奥様といろいろあったのだと知り,

不思議な安心感と樺沢紫苑先生に対する親近感を一気に感じました。

 

 

そのような経緯があり,この本を読んでみました。

 

 

相手に精神的な苦痛を与えることをモラルハラスメントといい,

略してモラハラと言います。

 

 

 

モラハラ妻と刺激的なタイトルがついていますが,おそらく,

人の目をひくためにこのようなタイトルがつけられたのだと思いまして,

この本の目的は,「家族というチームを最強なものにして,

みんなが幸せになることです」。

 

 

高草木先生は,「密室で起こっている夫婦の現実や,

妻の生態を知っていただき,スムーズな関係を築くことは

あなたの人生で一番基本的な部分がうまくいくということです。

とおっしゃっています。

 

 

この本では,7000件以上の夫婦問題の相談からみえてきた,

妻のタイプをGPS型,マイペース型,上司型,爆発型の4つに分けて,

それぞれのタイプに対するアプローチが記載されています。

 

 

人を4つのタイプに分類できるのかという批判はありそうですが,

読んでいると,確かにそうだなと思える分類となっています。

 

 

妻の名誉のために強調したいですが,妻はモラハラ妻ではありません

(むしろ,私が妻からモラハラ夫と言われそうです・・・)。

 

 

ただ,4つのタイプのどれかにあてはまる傾向がなくはないので,

付き合い方のポイントを学ぶことができました。

 

 

この本には,タイプ別の妻に対する,

喜ぶ言葉,地雷の言葉,謝る言葉,状況を変えるひとこと,

が記載されており,活用できます。

 

 

この本に記載されている「一生幸せでいられる夫婦のルール10選」

がなるほどと共感できますので,読者の皆様とシェアさせていただきます。

 

 

1 先に「ごめんなさい」を言いましょう。

  このまま永遠に会えなくなっても後悔しないように・・・

 

2 「些細」だと思える話題にこそ耳を傾けましょう。

 

3 「ありがとう」を毎日伝えましょう。

 

4 自分の価値観を相手に押し付けるのはやめて,

  お互いを尊重しましょう。

 

5 過去のネガティブな出来事を,この場に持ち出すのはやめましょう。

 

6 お互いの「良いところ」に目を向けるようにしましょう。

 

7 ケンカは,翌日に持ち越さないようにしましょう。

 

8 1日1回はパートナーを”ねぎらう”ことを忘れずに。

 

9 パートナーは敵ではありません。あなたの味方です。

 

10 プレゼントを贈りましょう。

 

 

普段は,弁護士として,人様の離婚の

サポートをさせていただいていますが,

いざ,自分事になると,夫婦問題は難しいものだと

痛感している今日このごろです。

 

 

まず,この10選を実践していきます。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

能力を磨く4~組織的能力~

本日は,昨日に引き続き,田坂広志先生の最新刊

能力を磨く~AI時代に活躍する人材「3つの能力」~

という本のアウトプットの続きを行います。

 

 

 

AI時代に求められる3つの能力のうちの1つである

組織的能力」について,アウトプットします。

 

 

この組織的能力とは,一つの組織やチームを,

リーダーとして率い,マネジメントしていく能力であり,

マネジメント力とリーダーシップ力という二つの力で構成されています。

 

 

まず,マネジメント力ですが,これは,

心のマネジメントのことであり,AI社会においては,

マネージャーやリーダーにとって最も高度で重要な仕事になります。

 

 

部下やメンバーの視点に立ち,その心が,自然に,

互いの共感力を高めたり,仕事に働き甲斐を感じることが

できるように支援するマネジメントのことです。

 

 

 

心のマネジメントは3つに別れます。

 

 

1つ目は,共感協働のマネジメントであり,

部下やメンバーが,自発性や創造力,

協調性や共感力を遺憾なく発揮し,

互いに協力し合って優れた仕事を

成し遂げられるようにすることです。

 

 

2つ目は,働き甲斐のマネジメントであり,

部下やメンバーが,仕事に意味と意義を見出し,

働き甲斐や生き甲斐を感じられるようにすることです。

 

 

3つ目は,成長支援のマネジメントであり,

部下やメンバーの不満や不安,迷いや悩みに真摯に耳を傾け,

その不満や不安,迷いや悩みを契機として,

部下やメンバーが人間的に成長していくことを支えることです。

 

 

3つ目の成長支援のマネジメントでは,

カウンセリングやコーチングの技法が必要になり,

その中でも,「聞き届ける」ことが重要となります。

 

 

聞き届けるとは,単に表面的に相手の話しを「聞く」のではなく,

相手が語る話しを,深い共感の心を持って,

自身の心の奥底まで届くような思いで「聴く」という技法です。

 

 

具体的には,部下やメンバーの主張や言い分が,

どのようなものであろうとも,一度,

その主張や言い分を「その人にとっての真実

という視点から受け止め,そうした思いに苦しんでいる

部下やメンバーの姿に,一人の人間として「共感」することです。

 

 

人は,「自分にとっての真実」で判断して,

相手を裁きながら聞いてしまいがちです。

 

 

そうではなく,相手である「その人にとっての真実」という視点で,

まずは話しを聞き届けることが重要なのです。

 

 

次に,リーダーシップについては,次の3つの力が求められます。

 

 

 

 

1つ目は,信念を持って魅力的なビジョンと志を語る力です。

 

 

メンバーの力を合わせて,いかなる仕事を成し遂げ,

いかなる変革をもたらすかを,魅力的に語る力と,

その仕事と変革を通じて,世の中にいかなる貢献をするかを,

信念を持って語る力のことです。

 

 

2つ目は,誰よりも強く成長への意欲を持つ力です。

 

 

リーダー自身が,誰よりも強く成長への意欲を抱き,

日々の仕事を通じて成長していけば,そこには,

自ずと成長の場が生まれ,周りのメンバーも,

自然に,成長への歩みを始めていくのです。

 

 

3つ目は,メンバーの持つ可能性を深く信じる力です。

 

 

一人一人のメンバーが,いかなる成長の壁に突き当たっても,

そのメンバーの人間としての可能性を信じ,彼もしくは彼女が,

必ず,その壁を越えて成長していけると

信じる力を持っていなければならないのです。

 

 

確かに,これら3つのリーダーシップを発揮できれば,

AI時代に素晴らしい活躍ができると思います。

 

 

最後に,田坂先生は,AI革命について,

その本質は「人間が,機械やコンピュータでは代替できない,

より高度な仕事に取り組めるようになる革命であり,

人間の能力をさらに大きく開花させる革命

に他ならないと締めくくっています。

 

 

職業的能力,対人的能力,組織的能力の3つの能力を磨いていけば,

AI社会においても,より高度な仕事に取り組め,

自分の能力をさらに開花させて,成長していけるのだと思います。

 

 

来るべきAI社会に備えるための必読の書だと思いましたので,

4回にわたって紹介させていただきました。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

能力を磨く3~対人的能力~

本日は,昨日に引き続き,田坂広志先生の最新刊

能力を磨く~AI時代に活躍する人材「3つの能力」~

という本のアウトプットの続きを行います。

 

 

 

AI時代に求められる3つの能力のうちの1つである

対人的能力」について,アウトプットします。

 

 

対人的能力とは,顧客の気持ちを細やかに感じ取り,

顧客に対して温かいもてなしの心でサービスを

提供できるホスピタリティ力や,

相手の考えや気持ちを深く理解する力と

相手に自分の考えや気持ちを円滑に伝える

コミュニケーション力のことです。

 

 

このコミュニケーション力の最も重要な部分は,

ノンバーバル(非言語的)コミュニケーションなのです。

 

 

私達のコミュニケーションの80%は,言葉によるものではなく,

眼差しや目つき,表情や面構え,仕草や身振り,姿勢やポーズなど,

言葉以外のノンバーバルなものなのです。

 

 

一流のプロフェッショナルは,

このノンバーバルコミュニケーション力が優れているところ,

この能力を身につけるためには,相手の表情の奥を推察する力や,

相手の気持ちを想像する力が求められます。

 

 

そして,この人間の心に対する推察力や想像力は,

日々の仕事を通じて,意識的に,真剣で濃密な

対人関係の経験を積むことによってしか身につかない能力であり,

AIが代替できない能力なのです。

 

 

AI時代には,顧客の心を,その表情や仕草などから

敏感に感じ取ったり,心のこもった笑顔で,

顧客に安心感と信頼感を与えることのできる,

言葉を使わないコミュニケーション力が求められるのです。

 

 

 

言葉を使わないコミュニケーション力を磨くためには,

会議や交渉の後に,参加者や顧客の表情,眼差し,仕草,姿勢から

無言のメッセージを推察し,自分の表情,眼差し,仕草,姿勢から,

どのような無言のメッセージが伝わったのかを想像する必要があります。

 

 

田坂先生は,ノンバーバルコミュニケーション力の他に

大切なことがあるとおっしゃっています。

 

 

それは,共感力です。

 

 

共感とは,人間の持つ,喜びや悲しみ,楽しさや苦しさ,

安心や不安,友情や孤独,愛情や増悪,といった

生身の感情を共有することであり,

感情のないAIにはないものなのです。

 

 

 

共感力を身につけるためには,相手に深く共感する必要があります。

 

 

相手に深く共感するとは,相手の姿が,

自分の姿のように思えることです。

 

 

マネージャーやリーダーが部下を預かるとき,

「かつて自分も,こんな壁に突き当たって苦しんだ」という感覚が

「相手の姿が自分の姿のように思える」ということです。

 

 

そして,田坂先生は,この共感力を身につけるためには,

苦労の経験が必要であるとおっしゃっています。

 

 

「その相手と同じ経験を持っていなくとも,自分自身にも,

苦しい思いをしたり,辛い思いをした色々な苦労の経験があるならば,

多少なりとも,その相手の気持ちを推察し,

想像することができるだろう。」

 

 

このような体験的共感力を身につけるために,

苦労の経験が必要になるので,私達は,

「人生や仕事において与えられる色々な苦労を,

厭うことなく,受け入れ,その苦労から学ぶべきことを,

深く学び,その体験を積み重ねていくこと」

という心構えを大切にすべきなのです。

 

 

そうであるなら,私達は,次のような人生観を持つべきなのです。

 

 

人生や仕事において我々に与えられる苦労や困難は,

自分という人間を成長させるために与えられたものであり,

その苦労や困難は,すべて,深い意味がある。

それゆえ,その意味を考えて歩むとき,

我々は,大きく成長できる。

 

 

素晴らしい人生観だと思います。

 

 

まさに,苦難は幸福への門。

 

 

苦労や困難は,私達を成長させてくれるので,

この心構えを本当の意味で身につけることができれば,

逆境を恐れる必要はなくなると思いました。

 

 

長くなりましたので,続きは明日以降に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

能力を磨く2~職業的能力~

本日は,昨日に引き続き,田坂広志先生の最新刊

能力を磨く~AI時代に活躍する人材「3つの能力」~

という本のアウトプットの続きを行います。

 

 

 

AI時代に求められる3つの能力のうちの1つである

職業的能力」について,アウトプットします。

 

 

田坂先生は,職業的能力の本質を

経験や体験を通じてしか掴めない「体験的智恵」であり,

この能力は「文献的知識」とは異なり,

AIによって容易に置き換えられない能力である。

とおっしゃっています。

 

 

この職業的能力とは,「技術」と「心得」という

2つの能力が組み合わせれたものです。

 

 

この職業的能力を身につけていくためには,まずは,

スキルやテクニックといった「技術」を学ぶことから始めて,

それを高度なレベルに高めていくためには,

マインドやハートといった「心得」を

併せて身につけていく必要があります。

 

 

では,職業的能力をどのようにして身につけていくのでしょうか

 

 

この職業的能力を身につけていくためには,

書物から知識を学ぶのではなく,

経験から智恵を掴むことが必要になります。

 

 

すなわち,知識は言葉で表せるのですが,

智恵は言葉では表わせないものであり,

経験や体験を通じてしか掴めないのです。

 

 

 

 

では,経験から智恵を掴むには,

具体的にはどうすればいいのでしょうか。

 

 

田坂先生は,2つの方法を提唱されています。

 

 

それが,「反省」と「私淑」という方法です。

 

 

「反省」とは,後悔や懺悔とは異なり,

仕事の「経験」を,そのまま放置せず,

心の中で,その経験を思い起こし,「追体験」し,

そこでいかなる「智恵」を掴んだか,

いかなる「技術」や「心得」を身につけたかを振り返ることです。

 

 

具体的には,技術の振り返りから始めて,

次に心得の振り返りへと深めていくことを,

会議や交渉の直後にその場に同席した先輩や同僚,部下と

振り返りを行うという方法です。

 

 

もう一つは,1日の仕事を終えた夜に,

1人になったときに,その日に経験した様々な仕事の場面を,

心の中で追体験し,その場面での自分の技術や心得を振り返り,

その反省を言葉で記していくという方法です。

 

 

 

 

私は,ちょうど今,司法修習生の指導担当をしているので,

法律相談や接見の後に,司法修習生と振り返りを行っていこうと思います。

 

 

次に,「私淑」とは,優れた能力を持っている人物を,

心の中で「師匠」と思い定め,その人の仕事をする姿から,

言葉を超えて,直接,その技術や心得を学ぶことです。

 

 

仕事場にいる優秀な先輩の仕事ぶりをみて,技術や心得をぬすみ,

自分のものにしてしまうということなのだと思います。

 

 

まさに,司法修習生から見た,指導担当弁護士の関係は,

まさに私淑なのだと思います。

 

 

そして,反省や私淑によって,智恵の体得法を掴んだのであれば,

自分が預かる部下やメンバーに,

その体験的智恵や智恵の体得法を伝えるという,

智恵の伝承法を身につけていく必要があります。

 

 

智恵の伝承法とは,プロフェッショナルの技術や心得

を身につけているのであれば,仕事を通じて,

それを部下やメンバーの前で披露することです。

 

 

そうすることで,部下やメンバーが自己成長を遂げていくのです。

 

 

AI時代には,技術や心得がAIに置換えられて陳腐化しても,

新たな分野でのプロフェッショナルの技術と心得を

速やかに身につけることができれば,AIに淘汰されず,

AI時代に活躍できる人材になれるのです。

 

 

私は,今指導している司法修習生に対して,

弁護士としての技術や心得を披露して,

伝承していきたいと思います。

 

 

日々の仕事でどのようなことを掴むことが重要となるかについて,

わかりやすく解説されていますので,ぜひ一読をおすすめします。

 

 

長くなりましたので,続きは明日以降に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

能力を磨く~AI時代に活躍する人材「3つの能力」~

田坂広志先生の最新刊

能力を磨く~AI時代に活躍する人材「3つの能力」~

という本を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

2年ほど前からだと思いますが,

AIによって仕事がなくなる職種の特集

がよくされるようになりました。

 

 

https://diamond.jp/articles/-/76895?page=2

 

 

AIが進化すれば,人間以上の能力を発揮するので,

AIに仕事を任せた方が効率的であり,

人間の仕事を代替していくのは,目に見えています。

 

 

ご多分に漏れず,私の仕事である弁護士業務といった,

「サムライ業」もAIが代替していく可能性が大いにあります。

 

 

サムライ業の多くは,専門的知識と論理的思考で

仕事をしているのですが,専門的知識と論理的思考は,

AIが最も得意とする能力であり,AIが進化していけば,

サムライ業は,AIに淘汰されてしまうのでしょう。

 

 

例えば,弁護士は,法律相談をする際に,

クライアントの話す会話の中から,

法律的に意味のある事実を取り出し,

それを過去の裁判例や法律にあてはめて,

問題解決のための見通しをクライアントに説明します。

 

 

 

将来,AI弁護士という機械ができた場合,クライアントは,

AI弁護士が尋ねてくる事実を入力すると,AI弁護士は,

膨大な過去の裁判例やあらゆる法律を瞬時に検討した上,

あなたの場合,このような結果になる可能性が何%くらいですよと

アドバイスできるようになるかもしれません。

 

 

とくに,慰謝料の金額や,犯罪をしたときに

どれくらいの刑が科されるのかといったことについては,

過去のデータベースがあれば,AI弁護士は,瞬時に,

見通しを回答できるようになるでしょう。

 

 

そうなれば,事件の見通しは,人間の弁護士よりも,

AI弁護士の方が断然,正確になると思います。

 

 

このままいくと,弁護士業務はAIに代替され,

弁護士が大量に失業する時代が到来するかもしれません。

 

 

このような時代に淘汰される人材の共通の特徴は,

持つべきときに,持つべき危機感を,持たない」ことであると,

田坂先生は,おっしゃっています。

 

 

「こうした変化の中で淘汰される企業や人材は,

そもそも,その変化を脅威と感じておらず,

持つべき危機感を持たない企業や人材である。

そして,その危機を乗り越えるための

必要な対策を怠ってきた企業や人材である。」

 

 

逆にいえば,持つべき危機を持った上で,対策をとれば,

AIに淘汰されない可能性があるというわけです。

 

 

では,どのような対策をとればいいのか。

 

 

不思議なことに,そのことは明確に議論されていません。

 

 

田坂先生は,「誰もが,AI失業を語る。

しかし,誰も,その対処法を教えてくれない。

とおっしゃっています。

 

 

 

確かに,そのとおりで,AI失業については,

やたら目に飛び込んできますが,

ではどうすればいいかについては,

ほとんど議論がされていないのが現状です。

 

 

このような議論状況の中,田坂先生は,

高度知識社会における知的労働の現場で

仕事をするために必要とされる人間の5つの能力のうち,

3つの能力を磨く必要があると,おっしゃっています。

 

 

5つの能力とは,①基礎的能力(知的集中力と知的持続力),

②学歴的能力(論理的思考力と知識の修得力),

③職業的能力(直感的判断力と智恵の体得力),

④対人的能力(コミュニケーション力とホスピタリティ力),

⑤組織的能力(マネジメント力とリーダーシップ力)です。

 

 

このうち,AIには,無制限の集中力と持続力,

超高速の論理的思考力,膨大な記憶力と検索力,

分析力と直感力が備わっているので,

①基礎的能力と②学歴的能力では,

人間は,AIには勝てません。

 

 

しかし,③職業的能力,④対人的能力,⑤組織的能力

の3つの能力を自分で磨いていけば,AI社会で淘汰されず,

ますます活躍できる人材になれるのです。

 

 

この3つの能力については,明日以降,アウトプットしていきます。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

 

自分を仕事にする生き方2~自信と成長~

昨日に引き続き,はあちゅう氏の「自分を仕事にする生き方

という本のアウトプットを行います。

 

 

 

はあちゅう氏は,この本の中で,

自信について,次のように記載しています。

 

 

「自信があればあるで,なければないで叩かれる世の中。・・・

大事なのは完全無欠の自分になることではなくて,

不完全な自分のまま理想に向かって努力すること」

 

 

仕事も家庭生活も全てがうまくいっている人は,

なかなかいないと思います。

 

 

そういう世の中において,不完全な自分を受け入れ,

理想の自分に近づくために努力することが

自信につながるのだと思います。

 

 

 

不完全さは伸びしろなわけです。

 

 

はあちゅう氏は,自信をつけるための

3つの方法を提唱しています。

 

 

1つ目は,よく寝て食べること。

 

 

人間は,健康でないと,何をするにしても

悲観的になってしまうので,まずは,よく寝て食べて,

自分のコンディションを整えるのが重要になります。

 

 

2つ目は,自信のある人を周りに置くこと。

 

 

朱に交われば赤くなるように,

自信のある人と交流していると,

自分に根拠のない自信が生まれてくるわけです。

 

 

自分が成長していくためには,

どのような環境に身を置き,

どのような人と交流していくのかを考えることが重要ですね。

 

 

 3つ目は,常に新しいことに挑戦すること。

 

 

自信は,今までできなかったことが

自然にできたときに湧いてくるので,

いろいろなことに挑戦している人は,

自信がついていくのです。

 

 

 

次に,はあちゅう氏は,いろいろな自分を使い分ける

ことについて説いています。

 

 

仕事における自分と家族の一員としての自分は,

役割が異なっていることもあり,別の自分であります。

 

 

でも,それは普通のことであり,

誰の前でも同じ自分であれば,

相手に不快感を与えることがあると思います。

 

 

「自分は常に更新され,新しい仕事や新しい人間関係の中では

新しい自分に出会うことになる」

 

 

そう考えると,自分とは何かについて深く悩む必要はなく,

理想の自分」を意識して立ち振る舞えばいいのです。

 

 

そして,はあちゅう氏は,自分のレベルを上げるためには,

物事を深く考える以外に方法はないと説いています。

 

 

物事を深く考えるためには,「考えるきっかけ

にたくさん出会うことが大切です。

 

 

「考えるきっかけ」をくれるのは,本や人など,

これまでに触れたことがないものです。

 

 

 

本を読むと,著者の考えを必死に理解しようとして考えます。

 

 

人と会うと,会話をするので,

どのような話をすれば,相手が喜んだり,

自分が欲しい情報を教えてくれるのかと,考えます。

 

 

人との出会いや本との出会いが,

人を成長させるのだと思います。

 

 

多数の執筆活動から生まれてきたのであろう,

はあちゅう氏の言葉の結晶は,

読者の心に深く染み込んでいきます。

 

 

私がこれまで読んできたジャンルとは,

異なるジャンルの本であり,

課題図書に指定されていなかったら,

出会っていなかった本だと思います。

 

 

素敵な本を課題図書に指定してくれた,

立花Beブログ塾の主催者の立花岳志先生に感謝です。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。