能力を磨く~AI時代に活躍する人材「3つの能力」~

田坂広志先生の最新刊

能力を磨く~AI時代に活躍する人材「3つの能力」~

という本を読みましたので,アウトプットします。

 

 

 

2年ほど前からだと思いますが,

AIによって仕事がなくなる職種の特集

がよくされるようになりました。

 

 

https://diamond.jp/articles/-/76895?page=2

 

 

AIが進化すれば,人間以上の能力を発揮するので,

AIに仕事を任せた方が効率的であり,

人間の仕事を代替していくのは,目に見えています。

 

 

ご多分に漏れず,私の仕事である弁護士業務といった,

「サムライ業」もAIが代替していく可能性が大いにあります。

 

 

サムライ業の多くは,専門的知識と論理的思考で

仕事をしているのですが,専門的知識と論理的思考は,

AIが最も得意とする能力であり,AIが進化していけば,

サムライ業は,AIに淘汰されてしまうのでしょう。

 

 

例えば,弁護士は,法律相談をする際に,

クライアントの話す会話の中から,

法律的に意味のある事実を取り出し,

それを過去の裁判例や法律にあてはめて,

問題解決のための見通しをクライアントに説明します。

 

 

 

将来,AI弁護士という機械ができた場合,クライアントは,

AI弁護士が尋ねてくる事実を入力すると,AI弁護士は,

膨大な過去の裁判例やあらゆる法律を瞬時に検討した上,

あなたの場合,このような結果になる可能性が何%くらいですよと

アドバイスできるようになるかもしれません。

 

 

とくに,慰謝料の金額や,犯罪をしたときに

どれくらいの刑が科されるのかといったことについては,

過去のデータベースがあれば,AI弁護士は,瞬時に,

見通しを回答できるようになるでしょう。

 

 

そうなれば,事件の見通しは,人間の弁護士よりも,

AI弁護士の方が断然,正確になると思います。

 

 

このままいくと,弁護士業務はAIに代替され,

弁護士が大量に失業する時代が到来するかもしれません。

 

 

このような時代に淘汰される人材の共通の特徴は,

持つべきときに,持つべき危機感を,持たない」ことであると,

田坂先生は,おっしゃっています。

 

 

「こうした変化の中で淘汰される企業や人材は,

そもそも,その変化を脅威と感じておらず,

持つべき危機感を持たない企業や人材である。

そして,その危機を乗り越えるための

必要な対策を怠ってきた企業や人材である。」

 

 

逆にいえば,持つべき危機を持った上で,対策をとれば,

AIに淘汰されない可能性があるというわけです。

 

 

では,どのような対策をとればいいのか。

 

 

不思議なことに,そのことは明確に議論されていません。

 

 

田坂先生は,「誰もが,AI失業を語る。

しかし,誰も,その対処法を教えてくれない。

とおっしゃっています。

 

 

 

確かに,そのとおりで,AI失業については,

やたら目に飛び込んできますが,

ではどうすればいいかについては,

ほとんど議論がされていないのが現状です。

 

 

このような議論状況の中,田坂先生は,

高度知識社会における知的労働の現場で

仕事をするために必要とされる人間の5つの能力のうち,

3つの能力を磨く必要があると,おっしゃっています。

 

 

5つの能力とは,①基礎的能力(知的集中力と知的持続力),

②学歴的能力(論理的思考力と知識の修得力),

③職業的能力(直感的判断力と智恵の体得力),

④対人的能力(コミュニケーション力とホスピタリティ力),

⑤組織的能力(マネジメント力とリーダーシップ力)です。

 

 

このうち,AIには,無制限の集中力と持続力,

超高速の論理的思考力,膨大な記憶力と検索力,

分析力と直感力が備わっているので,

①基礎的能力と②学歴的能力では,

人間は,AIには勝てません。

 

 

しかし,③職業的能力,④対人的能力,⑤組織的能力

の3つの能力を自分で磨いていけば,AI社会で淘汰されず,

ますます活躍できる人材になれるのです。

 

 

この3つの能力については,明日以降,アウトプットしていきます。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

 

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