能力を磨く2~職業的能力~

本日は,昨日に引き続き,田坂広志先生の最新刊

能力を磨く~AI時代に活躍する人材「3つの能力」~

という本のアウトプットの続きを行います。

 

 

 

AI時代に求められる3つの能力のうちの1つである

職業的能力」について,アウトプットします。

 

 

田坂先生は,職業的能力の本質を

経験や体験を通じてしか掴めない「体験的智恵」であり,

この能力は「文献的知識」とは異なり,

AIによって容易に置き換えられない能力である。

とおっしゃっています。

 

 

この職業的能力とは,「技術」と「心得」という

2つの能力が組み合わせれたものです。

 

 

この職業的能力を身につけていくためには,まずは,

スキルやテクニックといった「技術」を学ぶことから始めて,

それを高度なレベルに高めていくためには,

マインドやハートといった「心得」を

併せて身につけていく必要があります。

 

 

では,職業的能力をどのようにして身につけていくのでしょうか

 

 

この職業的能力を身につけていくためには,

書物から知識を学ぶのではなく,

経験から智恵を掴むことが必要になります。

 

 

すなわち,知識は言葉で表せるのですが,

智恵は言葉では表わせないものであり,

経験や体験を通じてしか掴めないのです。

 

 

 

 

では,経験から智恵を掴むには,

具体的にはどうすればいいのでしょうか。

 

 

田坂先生は,2つの方法を提唱されています。

 

 

それが,「反省」と「私淑」という方法です。

 

 

「反省」とは,後悔や懺悔とは異なり,

仕事の「経験」を,そのまま放置せず,

心の中で,その経験を思い起こし,「追体験」し,

そこでいかなる「智恵」を掴んだか,

いかなる「技術」や「心得」を身につけたかを振り返ることです。

 

 

具体的には,技術の振り返りから始めて,

次に心得の振り返りへと深めていくことを,

会議や交渉の直後にその場に同席した先輩や同僚,部下と

振り返りを行うという方法です。

 

 

もう一つは,1日の仕事を終えた夜に,

1人になったときに,その日に経験した様々な仕事の場面を,

心の中で追体験し,その場面での自分の技術や心得を振り返り,

その反省を言葉で記していくという方法です。

 

 

 

 

私は,ちょうど今,司法修習生の指導担当をしているので,

法律相談や接見の後に,司法修習生と振り返りを行っていこうと思います。

 

 

次に,「私淑」とは,優れた能力を持っている人物を,

心の中で「師匠」と思い定め,その人の仕事をする姿から,

言葉を超えて,直接,その技術や心得を学ぶことです。

 

 

仕事場にいる優秀な先輩の仕事ぶりをみて,技術や心得をぬすみ,

自分のものにしてしまうということなのだと思います。

 

 

まさに,司法修習生から見た,指導担当弁護士の関係は,

まさに私淑なのだと思います。

 

 

そして,反省や私淑によって,智恵の体得法を掴んだのであれば,

自分が預かる部下やメンバーに,

その体験的智恵や智恵の体得法を伝えるという,

智恵の伝承法を身につけていく必要があります。

 

 

智恵の伝承法とは,プロフェッショナルの技術や心得

を身につけているのであれば,仕事を通じて,

それを部下やメンバーの前で披露することです。

 

 

そうすることで,部下やメンバーが自己成長を遂げていくのです。

 

 

AI時代には,技術や心得がAIに置換えられて陳腐化しても,

新たな分野でのプロフェッショナルの技術と心得を

速やかに身につけることができれば,AIに淘汰されず,

AI時代に活躍できる人材になれるのです。

 

 

私は,今指導している司法修習生に対して,

弁護士としての技術や心得を披露して,

伝承していきたいと思います。

 

 

日々の仕事でどのようなことを掴むことが重要となるかについて,

わかりやすく解説されていますので,ぜひ一読をおすすめします。

 

 

長くなりましたので,続きは明日以降に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

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