すべては導かれている2~逆境の解釈~

田坂広志先生の「すべては導かれている」という本の

アウトプットの続きについて記載します。

 

 

 

逆境に正対するための5つの覚悟のうちの第4の覚悟は,

大いなる何かが,自分を育てようとしている」というものです。

 

 

この覚悟を定めることで,究極の楽天性を身につけることができます。

 

 

「大いなる何かが,自分を育てようとして,この逆境を与えた」

 

 

 「だからこそ,この逆境は,必ず乗り越えられる」

 

 

 「だからこそ,この逆境を糧として,必ず成長していける」

 

 

 

このように解釈することで,人間の深層意識を

楽天的,肯定的な想念で満たすことができ,

逆境に正対する力が湧いてきます。

 

 

こう考えると,逆境とは一見,自分を不幸にするものと捉えがちですが,

実は,自分を成長させてくれる素晴らしい機会なのです。

 

 

私も約9年ほど弁護士の仕事をしてきましたが,

過去を振り返って思い出せるのは,

自分にとって苦しかった事件や辛かった事件ばかりです。

 

 

ただ,自分にとって苦しかった事件や辛かった事件を経験したからこそ,

弁護士として力をつけることができた,成長できたと実感できます。

 

 

そのため,逆境を単にそのまま逆境と捉えるのではなく,

自分を成長させる絶好の機会だというように,

楽天的に解釈することが重要になると思います。

 

 

次に,第5の覚悟とは,

逆境を越える叡智は,すべて,与えられる」ということです。

 

 

この覚悟を定めることによって,

様々な不思議な体験をするようになるようです。

 

 

例えば,直観が閃く,シンクロニシティ

(心の中で考えていることと現実の世界に起こる出来事の

不思議な偶然の一致)が起こる,運気が引き寄せられる,などです。

 

 

 

私は,正直,これらの不思議な体験を経験していません。

 

 

もしかしたら,不思議な体験をしているのかもしれませんが,

自分がまだ気づいていないだけなのかもしれません。

 

 

ただ,ここ数年,潜在意識などを勉強していくにつれ,

こういった不思議な体験はありうるという感覚は身についてきました。

 

 

このような不思議な体験を感じるためには,

負の想念を持たないことです。

 

 

私達が心のなかに,怒りや憎しみ,悲しみ,後悔,不安,

などの負の想念を持つと,深層意識のレベルが

深い世界とつながるのを妨げてしまい,

私達の心の奥深くに眠る能力が発揮されなくなってしまうからです。

 

 

では,負の想念を持たないためにはどうすればいいのか。

 

 

それは,この本の最初に戻るのですが,

「すべては導かれている」という覚悟を定めることなのです。

 

 

「すべては導かれている」という思想は,

全てを肯定することにつながるのです。

 

 

「人生で起こること,すべて良きこと」

 

 

こう捉えることで,自分の心の奥深くに眠る

不思議な力と叡智が湧き上がってくるのです。

 

 

この本に記載されていることは非常に深い話しなのですが,

著者がご自身の体験をもとに具体的に,

わかりやすく語りかけてくれるので,

自分のこととして,理解することができます。

 

 

逆境にぶつかったときに読むと,

勇気が湧いてくる素晴らしい一冊ですので,

紹介させていただきました。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

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