365日ブログ生活を振り返る

昨日は,板坂裕治郎師匠の365日ブログセミナーの達成式が

京都で開催されたので,参加してきました。

 

 

365日ブログセミナー石川60期で,

365日毎日ブログを更新することに新しく挑戦した14人のうち,

達成できたのは11人で,達成率は78.5%でした。

 

 

 

全国平均の達成率が58%なので,

78.5%の達成率はすごいと思います。

 

 

達成式では,板坂裕治郎師匠から,卒業証書と

達成した人だけに配られるステッカーをいただきました。

 

 

さっそく,私が愛用しているPanasonicの

レッツノートの天板にステッカーを貼りました。

 

 

 

ホワイトイーグルの頭上に星が一つついているのですが,

これは1年達成したことを意味し,今後,2年3年が経過していくと,

ステッカーの色が変わり,星の数が増えていくようです。

 

 

板坂裕治郎師匠から卒業証書を授与されたとき,

「とくは,達成できないと思っとったわ~」と言われました。

 

 

 

板坂裕治郎師匠のこのお言葉を聞いて,1年前の5月1日に,

初めて板坂裕治郎師匠の365日ブログセミナーを

受講したときのことを思い出しました。

 

 

当時の私は,ブログを既に始めていたのですが,

1週間に1~2のブログ記事を我流で書いていただけであり,

どのようにブログを書けばいいのかわからないで悩んでいました。

 

 

そこへ,税理士の小林弘昌先生から,

板坂裕治郎師匠のブログセミナーへの参加のお誘いをいただき,

参加させていただいたのが,365日毎日ブログを

書くことになったきっかけです。

 

 

最初は,ブログをどう書くのかというセミナーなのかなと

軽く考えて参加したら,いきなり,5月7日から

365日毎日ブログを書くセミナーですと言われて,

本当に面食らいました。

 

 

今もそうですが,当時も弁護士の仕事が忙しく,長女が1歳で,

妻が第二子を妊娠してつわりで大変だった時期でもあり,

ブログを書いてもせいぜい1週間に1回だけだったので,

365日毎日書くのは無理,というのが,

板坂裕治郎師匠の365日ブログセミナーを受講したときの

正直な私の反応でした。

 

 

私の脳が正直に反応したのか,

昨年5月1日のセミナーを受講していたとき,

「板坂裕治郎師匠はそう言うけど,忙しく弁護士が

365日書くの無理じゃない」,とできない理由

頭の中をぐるぐる回っていて,板坂裕治郎師匠のありがたい講義が

あまり頭の中に入っていきませんでした。

 

 

このようにできない理由ばかりが頭の中をぐるぐる回っていたので,

きっと,そんな私を見た板坂裕治郎師匠が,

こいつはきっと達成無理だろうなと思われたのでしょう。

 

 

このように,できない理由ばかりを考えていた私が

365日達成できたのは,ひとえに,

一緒に365日ブログを更新することを共通の目標として

切磋琢磨してきた石川60期のメンバーがいたからです。

 

(昨年5月1日の石川60期のメンバー)

 

 

このセミナーに参加したメンバーの中で,

自分だけが毎日ブログを書いていなかったら,

弁護士としての自分のプライドが許さないという,

ちっぽけな見栄や意地だけで,

とりあえず毎日ブログを書き始めたのが正直なところです。

 

 

私には,毎日12時間,365日3年間勉強して

司法試験に合格したという自負もあったので,

自分だけが,ブログセミナーに参加した中で脱落するのが,

プライドとして許せなかったのです。

 

 

この自分の妙なプライドが好転したのか,

ブログの中身はどうであれ,とりあえず,

毎日更新してみようと吹っ切れて,

昨年5月7日から毎日ブログを書き続けてきました。

 

 

仲間が毎日ブログを更新しているのに,

自分だけがブログをさぼるわけにはいかないというプレッシャーが,

最初の私の原動力となったのです。

 

 

とはいえ,仕事が忙しいのは変わらないので,

いかにブログを書く時間を捻出するかに頭をつかいました。

 

 

まず,事務所へ出勤したら,最初の仕事として

ブログを書くようにしました。

 

 

朝の時間帯は,電話がかからず,事務員もまだ出勤していないので,

集中してブログを書くことができます。

 

 

次に,やりたくない仕事は断るようにしました。

 

 

以前の私は,弁護士という仕事をしているからか,

弁護士以外にもいろいろなお役目を依頼されることが多く,

それを断ることなく引き受けることが多かったです。

 

 

ただ,本当に自分がしたい仕事は何か,

自分は誰のために弁護士の仕事をしているのかを考えた時に,

いい人ぶってあれもこれもと仕事を引き受けたのでは,

ブログという仕事ができなくなるので,

人から嫌われてもいいやと思って,

やりたくない仕事を断ったり,

やりたくない仕事からフェードアウトしていきました。

 

 

すると,不思議なことに,とくに人から批難されることもなく,

人に特別迷惑をかけることもなく,日常が過ぎ,

毎日ブログを書くことができるようになりました。

 

 

自分が仕事を受けなければ,誰かの迷惑になると思い込んでいたのは

幻想だったのだと気付くことができました。

 

 

結果として,365日ブログを書くことで,

自分のライフスタイルを見直し,

時間管理を徹底していくことができるようになったのです。

 

 

長くなりましたので,続きは明日以降に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

セクハラ被害における心理的監禁状態とは

現在,セクハラの損害賠償請求の裁判を担当している関係で,

セクハラ被害者の心理状態について,勉強しています。

 

 

その過程で,NPO法人日本フェミニストカウンセリング学会の

性犯罪者の被害者心理への理解を広げるための全国調査グループがまとめた

なぜ逃げられないのか~継続した性暴力の被害者心理と対処行動の実態~

という文献を読みましたので,アウトプットします。

 

 

セクハラの被害は,第三者が目撃することができない密室で発生します。

 

 

 

そのため,セクハラ行為があったことを

立証できるかが最初のハードルとなります。

 

 

次に,セクハラ行為を立証できたとしても,加害者からは,

被害者の合意があったという反論があります。

 

 

加害者からは,合意の上での恋愛関係であった,その証拠に,

被害者から加害者に対して好意を抱いているようなメールを送っている,

という反論をしてくることが多いです。

 

 

この被害者の合意が第2のハードルとなります。

 

 

セクハラ行為について,被害者の合意があったか否かについては,

被害者の主張と加害者の主張のどちらが信用できるか

によって判断されます。

 

 

このとき,被害者の主張する,被害者の言動が,

一般の人にはなかなか理解できないことがあります。

 

 

例えば,セクハラ被害にあったにもかかわらず,その後に

「今日も来てくれてありがとう」,「会えないとさみしい」

などの加害者に対して好意的なメールを送っていることがあります。

 

 

 

このメールを一般の人が読むと,被害者は,加害者に対して,

好意を抱いていたのではないか,だから,

被害者の合意があったに違いないと考えてしまがちです。

 

 

しかし,一見不合理に見える被害者の言動ですが,

フェミニストカウンセラーが,セクハラ被害者の

一般的な心理や行動から分析すれば,

セクハラ被害者の言動として自然であるといえます。

 

 

セクハラ被害者は,心理的監禁状態に陥ることがあります。

 

 

心理的監禁状態とは,物理的に監禁されているわけではないのに,

現実には逃げることができなくなってしまう状態です。

 

 

 

職場におけるセクハラの場合,上司や経営者といった

支配的地位を利用して,被害者が加害者の言いなりにならなければ,

仕事の関係で様々な嫌がらせをして,報復行為をすることがあります。

 

 

被害者は,加害者からの報復行為を避けるために

常に加害者の顔色をうかがいます。

 

 

このように,被害者は,加害者のマインドコントロール下に

置かれてしまいます。

 

 

被害者が心理的監禁状態のもとで生き延びるためには,

加害者に逆らわないばかりでなく,加害者のよい面をみようとし,

加害者に迎合的な態度をとるのもやむなしという心境になっていきます。

 

 

心理的監禁状態では,被害者は,一定の精神的安定を保つために,

加害者に迎合して2人の関係を荒立てないようにして,

周りに関係がばれないように気配りをすることがあるのです。

 

 

このように心理的監禁状態に置かれたセクハラ被害者の

心理状態や対処行動を理解すれば,

被害者の言動を合理的に説明することができます。

 

 

そのため,セクハラ事件では,通常人の常識を捨てて,

セクハラ概念を判断枠組みとして,被害者の行動の全体を捉えて,

被害者の言動をもうひとつの物語として語ることで,

説得力をもたせることができるのです。

 

 

セクハラ事件を担当するうえで,セクハラ被害者の心理を

理解することが重要であることを痛感しました。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

白鵬関の譴責処分を考える

朝日新聞の報道によりますと,日本相撲協会は,

大相撲春場所の千秋楽の優勝インタビューで三本締めをした

横綱白鵬関に対して,譴責の懲戒処分を行ったようです。

 

https://www.asahi.com/articles/ASM4R7G6XM4RUTQP02D.html

 

 

白鵬関の三本締めが,日本相撲協会のコンプライアンス規程のうちの

「土俵上の礼儀,作法を欠くなど,相撲道の伝統と秩序を損なう行為」

に該当することが,懲戒事由のようです。

 

 

 

本日は,白鵬関の譴責について検討してみます。

 

 

まず,労働契約法15条において,

「使用者が労働者を懲戒することができる場合において,

当該懲戒が,当該懲戒に係る労働者の行為の性質及び態様

その他の事情に照らして,客観的に合理的な理由を欠き,

社会通念上相当であると認められない場合は,

その権利を濫用したものとして,当該懲戒は,無効とする。」

と規定されています。

 

 

この条文から,懲戒処分が有効になるためには,

①懲戒事由及び懲戒の種類が就業規則に規定されて周知されていること,

②就業規則の懲戒規定に該当する懲戒事由があること,

③懲戒処分が社会通念上相当であること,

という要件を満たす必要があります。

 

 

これを白鵬関の三本締めにあてはめてみると,

①日本相撲協会のコンプライアンス規程に,

懲戒事由と懲戒の種類が規定されていると考えられますので,

この要件は問題ないと思います。

 

 

問題は,三本締めが,

「土俵上の礼儀,作法を欠くなど,相撲道の伝統と秩序を損なう行為」

という②懲戒事由に該当するのかということです。

 

 

 

そもそも,「土俵上の礼儀,作法を欠くなど,

相撲道の伝統と秩序を損なう行為」という定義が抽象的なため,

どのような行為がこの定義にあてはまるのか,

恣意的に運用されてしまうリスクがあります。

 

 

悪く言えば,相撲協会側にとって,

力士の気に入らない言動があれば,

この定義にひっかけて懲戒処分を課すことができてしまうわけです。

 

 

おそらく,一般の方々と相撲に長く携わってきた方々ですと,

「土俵上の礼儀,作法を欠くなど,相撲道の伝統と秩序を損なう行為」

の捉え方に違いがあると思います。

 

 

私は,相撲に造詣が深くないので,私個人の見解としては,

春場所の全取り組みが終了した後の優勝インタビューで三本締めをしても,

相撲道の伝統と秩序を損なうまでは至らないのではないかと考えます。

 

 

そのため,三本締めが懲戒事由に該当することついては

疑問を持っています。

 

 

最後に,白鵬関の三本締めが懲戒事由に該当するとして,

③懲戒処分が社会通念上相当か否かについて検討します。

 

 

白鵬関は,以前,優勝インタビューで万歳三唱をしたとして,

厳重注意を受けていました。

 

 

 

 

この厳重注意は,懲戒処分ではなく,

事実上の戒めのためになされるもので,指導監督上の措置です。

 

 

この厳重注意があったのに,同じような行為をしたとして,

今回は,懲戒処分の中で一番軽い譴責処分となったのです。

 

 

要するに,一度注意しているのに,懲りずにまたやったとして,

少し重い処分を課したわけです。

 

 

 譴責処分とは,一般的に,始末書を提出させて将来を戒めるものであり,

労働者に対して,直接的かつ具体的な不利益を与えるものではありません。

 

 

もっとも,譴責処分を受けたという事実が将来の

人事考課,昇給昇格,一時金の支給率決定に際して

不利益に考慮されることがありますので,会社は,

合理的な理由なく安易に譴責処分を発令することを慎む必要があります。

 

 

一度同じようなことで厳重注意を受けているのに,

またやってしまったことと,三本締めをしただけで

そこまで重い懲戒処分はできないということで,

最も軽い譴責処分に落ち着いたというわけです。

 

 

私個人としては,譴責処分といえども

懲戒処分であることには変わりなく,

この譴責処分が将来どのように不利益にはたらくかわからないことから,

三本締めで譴責処分までしなくてもいいのではないかと考えます。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

パワハラの組織論からの分析2

本日は,昨日に引き続き,同志社大学教授の太田肇先生の

パワーハラスメントとはー組織論の見地から

という記事のアウトプットを行います。

 

 

パワハラが行われた場合,

被害者がパワハラから逃れられる方法として,

企業から出ていく「退出」と,

不満を訴えて改善させる「告発」という2つがあります。

 

 

「退出」という方法をとれば,企業は,

その被害者を失うだけでなく,

他の労働者も辞めてしまう可能性もあり,

パワハラが生じる職場では優秀な人材を

獲得することが困難となります。

 

 

 

そのため,「退出」はパワハラに対する抑止力となるのです。

 

 

しかし,「退出」したとしても,日本では

年功序列型賃金が根強く残っているので,

転職先で賃金の面でも役職の面でも待遇が低下したり,

退職金や年金でも不利になったりするので,

「退出」という方法がとりにくいのです。

 

 

また,「告発」という方法は,共同体の和を乱し,

忠誠を捨てる行為とみなされて,

共同体のメンバー全員を敵に回すリスクがあり,

この方法もとりにくいのです。

 

 

 

そのため,「退出」も「告発」もしにくく,

パワハラが抑止されない構造となっているのです。

 

 

このように,日本特有の共同体型組織が

パワハラの温床となっていることから,

パワハラを防止するには,共同体型組織から

個人に分化していくことが考えられます。

 

 

分化は,物理的,制度的,認識的の3つに分けられます。

 

 

物理的分化とは,在宅勤務やテレワーク,

オフィスに個人ごとの仕切りを設けて

プライバシーを確保することなどです。

 

 

在宅勤務やテレワークであれば,

パワハラをする上司と接する機会が減るので,

パワハラの被害にあう機会も当然に減ります。

 

 

 

制度的分化とは,個人の仕事や権限・責任の範囲,

キャリア,処遇などを制度として明確にすることなどです。

 

 

個人の仕事の分担を明確にすれば,自分の仕事をするうえで,

上司に相談したり,許可を得る必要がなくなり,

上司や会社に対する依存が減ります。

 

 

認識的な分化とは,仕事のプロセスを見える化したり,

仕事のアウトプットに署名を入れたりして,

1人ひとりの貢献や成果を客観的に把握することです。

 

 

個人の貢献度が客観的に把握できれば,

個人の側からそれを盾にして,

組織や上司からの無理な欲求を拒否することができるようになります。

 

 

組織論という見地からパワハラを分析すると

なるほどと理解できるところがたくさんあります。

 

 

日本の企業では,パワハラの温床となる要因がいくつかあり,

一朝一夕で改善することはできませんが,今後は,

個人を組織から分化していく社会的な仕組みを

構築していく必要があると実感しました。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

 

パワハラの組織論からの分析

法律家の専門雑誌ジュリスト1530号において

「パワハラ予防の課題」という特集がくまれており,

その中に,同志社大学教授の太田肇先生の

パワーハラスメントとはー組織論の見地から」という記事があり,

組織論からパワハラを分析した興味深い見解が記載されていたので,

アウトプットします。

 

 

 

日本では,雇用の流動性が低く,転職や独立の機会が乏しい一方,

正社員に対する解雇が厳しく制限されているので,

正社員は安定した生活が保障されやすいです。

 

 

労働者としては,雇用を保障してもらう代償として,

企業内における配属や異動については,企業に大きな裁量があります。

 

 

転居を伴う異動も辞令一本で行われてしまいます。

 

 

 

さらに,企業が労働者個人の承認欲求を満たす場

になっていることも挙げられます。

 

 

マズローの欲求5段階説によると,人間の欲求は,

①生理的欲求→②安全の欲求→③所属と愛の欲求→④承認の欲求→

⑤自己実現の欲求という5段階の階層構造になっているようです。

 

 

この④承認の欲求とは,他人から認められたい,

自分を価値ある存在だと認めたいという欲求であり,

他人から認められると自信がつき,達成感が得られます。

 

 

日本の企業では,労働者個人が自分の名前と裁量で

外部に向けて仕事をする機会が少ないため,

顧客や市場・社会から直接承認を得ることが難しく,

自分の能力や実績,社会的な価値を認めてくれる場が企業なのです。

 

 

 

 

そして,異動や昇進といった人事権は企業が握っているので,

企業が誰を承認するかは企業の意向次第であり,

労働者は企業の承認を失ってはいけないというプレッシャーもあり,

働き過ぎや過剰なストレスをかかえます。

 

 

このように,雇用や賃金という経済的側面や,

承認という社会的・心理的側面において,

個人が組織に依存しているという構造があり,

この構造がパワハラを生む温床になっているわけです。

 

 

共同体の視点で分析すると,日本の共同体では,

パワハラが生じやすい土壌ができているのですね。

 

 

 

少し長くなりますので,この続きは明日意向に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

10連休の家族サービス

普段は仕事が忙しくて,ワークライフバランスが保てていない私ですが,

今年の10連休は,幸い,仕事が入らなかったので,

家族サービスに徹しました。

 

 

まずは,私の両親と同居して,いつもきをつかわせて,

苦労をかけている妻に対するサービスです。

 

 

妻が,回転寿司を食べに行きたいと言うので,

金沢市泉ヶ丘にある回転寿司「左衛門」へ行ってきました。

 

 

 

左衛門は,金沢二水高校の先輩である花岡央至さんが,

4月に放送された秘密のケンミンショーに出演した際に

紹介していたお店です。

 

 

秘密のケンミンショーで石川県の回転寿司のレベルが

非常に高いことを特集した際に,花岡さん夫婦がインタビューに対して,

「東京から来た人をその店に連れて行ったら,なんて言われると思う?

お前らずるいぞ」などと,受け答えしていたあのお店です。

 

(秘密のケンミンショーに出演した花岡さん夫婦)

 

 

残念ながら,秘密のケンミンショーでは紹介されませんでしたが,

花岡さんのインタビューを視聴した妻が,

回転寿司に行きたいと言うので,左衛門に行ってきたわけです。

 

 

左衛門は,金沢市内の中では,高級住宅街にあたる泉ヶ丘にあるためか,

お店の駐車場に車を停めれないくらいに人が押し寄せる人気店です。

 

 

土日祝日に行くのであれば,並ばなければ入店はできません。

 

 

左衛門の人気の理由は,地物の新鮮なネタを

堪能できるところにあると考えます。

 

 

店長おすすめの地物の光り物3点や,

日替わりのおすすめ5点などを注文すれば,

石川県の新鮮なネタを味わい尽くせます。

 

 

やはり,一番のおすすめはのどぐろです。

 

 

 

 

表面を炙ることによって,脂の美味しさが引き立つのか,

口に入れるととろけるような美味しさを堪能できます。

 

 

長女は,大好きなイクラがパンパンにつまった

イクラ軍艦を頬張って,ご満悦でした。

 

 

 

次に,普段は,子供と遊ぶ時間がなかなかとれていなかったので,

子供に対するサービスです。

 

 

ゴールデンウィークの後半は天気がよかったので,

外で遊べる場所を探して行ってきました。

 

 

1つ目は,内川スポーツ広場です。

 

 

金沢市の野田山を越えて人里離れた場所にある施設です。

 

 

小さい子供も遊べる遊具があるのが魅力的です。

 

 

レインボーモービルという乗り物に,子供と一緒に乗って,

山の景色を眺めながら上の方まで移動します。

 

 

 

そして,ドキドキスライダーというボブスレーのコースを

ソリで滑って降りてくることができます。

 

 

 

ソリにはレバーがついているので,大人がスピードを速めたり緩めたりできるので,

子供と一緒に乗車して,ソリ滑りを楽しむことができます。

 

 

ソリのスピードをレバーでコントロールできるので,

子供と一緒に乗って,大人も十分に楽しめます。

 

 

敷地内には,親子で一緒に乗れるなかよしサイクルという

自転車のレンタルができたり,広大な芝生でボール遊びができたり,

バーベキューができたりと,晴れた日に子供と遊ぶには最適の場所です。

 

 

2つ目は,金沢市医王山にある銀河の里キゴ山です。

 

 

ちょうど,5月5日のこどもの日に山開きイベントがあり,

木の工作物を作成したり,フワフワの中で楽しく遊ぶことができました。

 

 

天文学習棟の中では,プラネタリウムを楽しめたり,

宇宙について子供が勉強できるようになっています。

 

 

天文学習棟の休憩スペースでは,

子供が宇宙旅行しているような写真を撮影できます。

 

 

 

天文学習棟の近くには広大な草原があり,

自然の中で子供が走り回るのには絶好の場所です。

 

 

広大な草原から,周囲の山々を見渡せるので,

大人は自然の中でリフレッシュできます。

 

 

 

金沢市内にも子供と楽しく遊べる場所がいろいろありますので,

子供と遊べる場所について情報発信していきます。

 

 

10連休はしっかり休んだので,明日からは仕事をがんばります。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

現場から考えるパワハラとその予防2

昨日に引き続き,ジュリスト1530号に掲載されていた座談会

「現場から考えるパワハラとその予防」についてのアウトプットをします。

 

 

 

 

この座談会では,企業でパワハラが生じる原因

について多角的な分析がなされています。

 

 

企業でパワハラが生じる原因の1つ目は,

感情的な発言を誘発してしまう労働環境です。

 

 

現在の企業は,人手不足のために,

個々人の仕事量が増加しており,誰もが忙しくて,

気持ちに余裕がなくなっています。

 

 

気持ちに余裕がないときに,部下がミスをすると,

上司はつい感情的になって,パワハラ発言をしてしまいます。

 

 

自分の気持ちに余裕があれば,相手の言動にカチンと来ても,

怒りを抑えることができますが,自分の気持ちに余裕がなければ,

相手の言動にそのまま反応してしまい,

相手の感情を逆なでする言動をしてしまうものです。

 

 

2つ目の原因は,認識不足です。

 

 

そもそも,何がパワハラに該当するのか理解されていないため,

イマジネーションがはたらかず,

「自分はこれくらい言われも平気」と自分基準で判断してしまい,

相手の立場で考えることができず,パワハラをしてしまうのです。

 

 

3つ目の原因は,コミュニケーションが希薄になっていることです。

 

 

 

SNSなどの便利なツールを使ってのコミュニケーションが増える

一方で,対面で話をする機会が減少しており,結果として,

対面でのコミュニケーションが不足して,

上司と部下が互いに言っていることがわからなくなり,

ついついストレスがたまって,爆発してしまいます。

 

 

私も,メールでやりとりをすることが多いのですが,

メールだけですと大切なことが伝わらないことがありますので,

大切なことを伝えるときには,

対面でのコミュニケーションをするようにしています。

 

 

コミュニケーションでは,声のトーンやしぐさといった

非言語的(ノンバーバル)コミュニケーションによっても,

相手に伝わる度合いが変わりますので,

大切なことを伝えたいときには,

対面でコミュニケーションするべきだと思います。

 

 

これらのパワハラの原因に対して,

どのようにしてパワハラを予防していくべきなのでしょうか。

 

 

今回の座談会では,3つの予防策が提示されました。

 

 

1つ目は,パワハラが企業の利益に直結すること

を経営者に理解してもらい,経営者がパワハラは許されないことであると,

自分の言葉で労働者に伝えることです。

 

 

 

パワハラは,被害者の心身を深く傷つけるだけにとどまらず,

職場の雰囲気を悪化させて,

労働生産性や人材の流出につながりますので,

企業がパワハラ対策を放置することは,

企業にとってマイナスとなります。

 

 

パワハラが原因で労働者が自殺すれば,

企業は,安全配慮義務違反として,

多額の損害賠償責任を負担するリスクを負います。

 

 

逆に,企業は,パワハラ対策を講じれば,

労働者が働きやすい環境となり,労働生産性が向上し,

よい人材を採用できることになり,

結果的に企業の繁栄,存続につながるのです。

 

 

そして,経営者が直接「パワハラはあってはならない」と

労働者にメッセージとして伝えることで,労働者は

「社長がこう言っているからまずいな,今はもう風向きが違う,

時代が変わったんだ」と理解していくことにつながると思います。

 

 

2つ目は,パワハラについて知ってもらう研修をすることです。

 

 

どのような言動がパワハラに該当するのかわからないから,

パワハラが誘発されるので,

このような言動がパワハラに該当することを知れば,

イマジネーションをはたらかせることができて,

パワハラを抑止できると考えられます。

 

 

3つ目は,より相談しやすい環境を作ることです。

 

 

パワハラでメンタルを病んだりする前に予防できるような

相談チャンネルや相談環境を整備することです。

 

 

 

相談窓口を設置するにあたり,相談者が

「相談したら不利に扱われるかも」という不安を生じないように,

相談者の秘密を遵守し,中立性を保ち,

安心して相談してもらう仕組みを整える必要があります。

 

 

以上,企業におけるパワハラの原因と予防策が

話し合われていましたので,参考になると思い,まとめてみました。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

現場から考えるパワハラとその予防

先日,ありがたいことに,金沢市内の中小企業から,

パワハラの研修のご依頼をいただきました。

 

 

どのような研修を行おうか検討するにあたり,

パワハラに関する最近の文献を読み込んでいるところですので,

順次アウトプットしていきます。

 

 

法律家の専門雑誌である「ジュリスト」2019年4月号(1530号)

で「パワハラ予防の課題」という特集がくまれており,

企業におけるパワハラ,スポーツにおけるパワハラ,

学校におけるパワハラについて,4人の専門家が

「現場から考えるパワハラとその予防」という座談会を開催していました。

 

 

 

 

この座談会では,パワハラとはどのようなもので,

パワハラの原因や予防について議論されています。

 

 

私は,よく,パワハラには3つのハードルがあると述べています。

 

 

1つ目は,パワハラの言動を立証できるか,

2つ目は,当該上司の言動が違法なパワハラといえるのか,

3つ目は,慰謝料の金額です。

 

 

今回の特集では,2つ目のハードルである,

そもそもどのような言動が違法なパワハラになるのか

について焦点があてられていました。

 

 

仕事に関する適切な指導や注意と

違法なパワハラとの線引をどうするのか

という実務で頭を悩ませる論点について,

座談会では議論されていました。

 

 

パワハラにはグラデーションがあるというのが興味深かったです。

 

 

 

パワハラには,刑事責任に該当するもの,

民事の損害賠償責任に該当するもの,

降格処分に該当するもの,

違法とはいえないけれども職場環境では望ましくない行為など,

様々なレベルの言動があります。

 

 

パワハラは,①優越的な地位に基づく,

②業務上,必要かつ相当な範囲を超えた言動で,

③職場環境を害することという3つの要件に

該当すれば違法となるのですが,この3つの要件が抽象的で,

白黒つけられないグレーな言動の場合に,

違法なパワハラといえるのか,微妙な判断が必要となります。

 

 

今回の座談会では,このようなグラデーションのあるパワハラについて,

違法といえるか否かを検討するにあたり,

キーワードとなる言葉がでてきました。

 

 

1つ目は,「感情的」です。

 

 

業務能力が低い部下にイライラしたり,

部下が指示どおりに動かない場合,上司はかっとなって,

感情的に,「そんな社員はいらない」,「辞めてしまえ」,

「評価に触れる」,「あなたはパート以下だ」,

「こんな仕事ぶりだったら出てこなくていいから」

という発言をしてしまいがちです。

 

 

 

 

感情的に,このような発言をしてしまうと,

違法なパワハラと認定されやすくなります。

 

 

2つ目は,「人格」です。

 

 

部下の仕事上のミスに対して,ミスの原因を明らかにして,

反省を促すような注意であれば,多少厳しい口調になっても,

直ちに違法なパワハラとは評価されないと思います。

 

 

しかし,「こんなこともできないのか,給料泥棒」などの発言をして,

部下をだめなやつと決めつけるように,部下の人格を否定したり,

誰が聞いても嫌悪感を抱くような言い方をすれば,

違法なパワハラと認定されやすくなります。

 

 

3つ目は,「関係性」です。

 

 

その人との空間に入るのがつらいし,

その人の存在を考えるだけで苦しくなるような関係性のことです。

 

 

ただ,この関係性は,全体構造の中で,役職的に上の人との間の

空気感みたいなものを立証しなければならないので,

実際に立証するのは困難です。

 

 

4つ目は,「回数」です。

 

 

たわいもないことでも,何回も繰り返されれば,人は傷つくのです。

 

 

このように,パワハラにはグラデーションがあり,

感情的,人格,関係性,回数といった切り口で分析することで,

パワハラのグラデーションの中で違法なレベルに達しているのかを

判断しやすくなると思いました。

 

 

長くなりましたので,続きは明日以降に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

山梨旅行3

昨日に引き続き山梨旅行の続きを記載します。

 

 

子供を連れて旅行をするとトラブルはつきものです。

 

 

旅行2日目から長女が咳き込むようになりました。

 

 

しかも,長女の咳はひどくなるばかり。

 

 

 

次の目的地は,清里高原ですが,高原なだけに寒く,

風邪をひいた長女にはふさわしくないスポットです。

 

 

一応,清里高原へ行きましたが,やはり寒く,

雨が降ってきそうだったので,すぐにホテルへ行きました。

 

 

長女が牧場の牛や羊と楽しく遊ぶ姿を

写真におさめたかったのですが,

泣く泣く断念しました

(寒かったので,牛や羊は外に出ていなかったので,

もともと,長女が牛や羊と遊ぶことはできなかったのですが・・・)。

 

 

清里高原の近くにホテルを予約していたので,一度,

ホテルへチェックインした後,なかなか清里へ行く機会もないので,

両親に長女をまかせて,私は,一人でさっと

清里高原を見学してきました。

 

 

清里高原の観光の定番といえば,清泉寮です。

 

 

 

清泉寮は,アメリカ人のポール・ラッシュ博士が設立した

キリスト教研修施設で,広大な森や牧草地の中に,

カフェやレストランが併設されています。

 

 

標高1200メートルの高原で,きれいな空気をすい,

森の中で心を整えて,美味しい食事をして英気を養う,

そんな観光スポットです。

 

 

2018年夏に,清泉寮ジャージーハット

という観光施設がリニューアルされていました。

 

 

農薬を使わない牧草を食べて健康に育った

ジャージー種という乳牛からとれたミルクや,

ジャージー牛乳を使ったソフトクリームやパンを食べながら,

展望デッキから八ヶ岳の広大な自然を楽しむのが定番です。

 

 

 

ミルクもソフトクリームも,濃厚なのですが,

口当たりがさわやかで,後味がさっぱりしていて,

とてもおいしかったです。

 

 

 

長女の体調が悪かったので,30分ほどで,清里高原を引き上げて,

2日目の宿泊場所であるロイヤルホテル八ヶ岳へ戻りました。

 

 

このホテルは,ウェルカムベビーのお宿

に認定されているだけあって,子供対応が素晴らしかったです。

 

 

ホテル正面玄関から入ると,すぐに広いキッズスペースがあって,

小さい子供が楽しく遊べるようになっています。

 

 

食事会場にもキッズスペースがありました。

 

 

 

 

食事はバイキング形式なので,大人の方が食べる量が多く,

どうしても子供が先に食べ終わります。

 

 

食事が終わった子供はたいくつで,

大人が食べ終わるのをじっと待つことは困難です。

 

 

そこで,大人が食べ終わるまで,食事会場にある

キッズスペースで子供を遊ばせておけば,大人も,

しっかりと食事を楽しめることができます。

 

 

さらに,感動したのが,子供が泣き止まずに,

大人が対応に困っていると,ホテル従業員が

コアラのぬいぐるみをもってきて,親と一緒に

泣いている子供をあやしていました。

 

 

従業員が困っている親のために,

臨機応変に対応するサービスを見て,私は,

すっかりこのホテルのファンになりました。

 

 

体調が悪かった長女ですが,ホテルで一眠りしたら,

少し回復したので,一緒に食事会場へ行き,

ちょうどいちごフェアバイキングをしていたので,

長女は,大量のいちごを食べて,少し元気になりました。

 

 

ロイヤルホテル八ヶ岳は,周囲のホテルに比較して

やや高かったのですが,子育て世代の親に対する

きめ細かいサービスを考えれば,家族の思い出をよいものにするために,

少し奮発して,よいサービスを受けられる

ホテルを選んだほうがよいことを学びました。

 

 

3日目は,長女の体調を最優先にして,どこも寄らずに,

高速道路をひたすら進み,金沢へ帰り,小児科で診察したところ,

気管支炎でしたので,薬を投与して,しっかり寝たら,

長女はすぐに回復しました。

 

 

長女が体調を崩すというトラブルがありましたが,

母を伯母さんと再会させるという親孝行ができたので,

結果として思い出深い家族旅行となりました。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

山梨旅行2

本日は,山梨旅行の続きを記載します。

 

 

無事,母と伯母さんは再会し,いとこ達も加わり,

近況を報告しあい,楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

2日目は,せっかくはるばる山梨へきたので,

家族で観光を楽しみました。

 

 

山梨といえば,有名な郷土料理はほうとうです。

 

 

甲州ほうとう小作石和駅前通り店」というほうとう専門のお店で,

豚肉のほうとうを食べました。

 

 

 

 

極太のめんに,特濃の味噌スープがよくあいます。

 

 

豚肉,山菜,いんげん,ネギ,かぼちゃ,里芋,にんじんなどの

豊富な具材がたっぷり煮込まれているので,栄養たっぷりです。

 

 

 

味噌スープが濃いので,白ごはんと一緒に食べると,

味噌スープをより堪能することができます。

 

 

次に,山梨の有名なお土産といえば信玄餅です。

 

 

信玄餅で有名なお店といえば,株式会社桔梗屋です。

 

 

株式会社桔梗屋の桔梗信玄餅の工場テーマパークがあるので,

行ってみました。

 

 

 

工場では,桔梗信玄餅が製造される過程を見学することができます。

 

 

製造ラインでは,機械が自動的に桔梗信玄餅を

製造しているのではないかと想像していましたが,

意外と人の手が入っていました。

 

 

ビニールの風呂敷で包装するラインでは,

従業員がラインから流れてくる信玄餅を

ビニールの風呂敷にすばやく包装していました。

 

 

 

 

熟練の従業員だと,6秒で包装してしまうようです。

 

 

また,工場テーマパークでは,桔梗信玄餅を始めとする

お菓子を詰め放題にして持って帰ることができます。

 

 

しかし,このイベントは非常に人気があるため,

整理券が必要となります。

 

 

私が工場見学に行った日は,すでに朝6時で

250枚の整理券の配布が終了していました。

 

 

 

 

朝の6時から整理券を入手するために

並ぶ人がいたことに驚きました。

 

 

さらに,工場テーマパークでは,桔梗信玄餅のほかに,

信玄餅の生プリンやアイス,ソフトクリーム,

信玄餅味のカントリーマアム,キットカット,ガリガリ君など

様々なお菓子が買えるので,お土産や子供のおやつを買うのに

最適な場所となっていました。

 

 

2歳の長女を連れていたので,

小さい子供が遊べる場所へ行きたくなります。

 

 

そこで,山梨市にある笛吹川フルーツ公園へ行ってきました。

 

 

山梨県は,ぶどうやももの収穫量が日本一のフルーツ王国です。

 

 

四方八方を高い山に囲まれた盆地に街が形成されており,

その周囲の山の斜面に果樹園がたくさんあります。

 

 

山の斜面に作られた果樹園の農道を登っていくと

笛吹川フルーツ公園があります。

 

 

 

 

果物をテーマにした丘の上の公園で,

洗練されたデザインのドームの中に,

富士山をモチーフにしたネットの遊具があり,

長女は,ネットの上で飛び跳ねて,楽しく遊んでいました。

 

 

 

また,笛吹川フルーツ公園は,丘の上にあるので,

公園から甲府盆地を一望できて,眺めが最高にいいです。

 

 

 

公園内には色とりどりのお花が咲いており,

子供と遊ぶには,おすすめのスポットです。

 

 

子供と旅行に行くには,子供が楽しめるスポットを

行程に入れるのは必須ですね。

 

 

長くなりましたので,続きはまた明日に記載します。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。