運の本質

1 運を良くするための6つ習慣

 

 

開運アドバイザーの崔燎平先生の最新刊「運の本質」を拝読しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

崔燎平先生が、たくさんの人を占い、みつけた、運をよくするために大切なことについて、とてもわかりやく解説されています。

 

 

運がいいというのは、生きていくうえで、大切なことなので、たくさんの人に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回は、「運の本質」を読んで、私が気付いたことを3つ紹介します。

 

 

1点目は、運がよくなる6つの習慣です。

 

 

習慣を変えることで、考え方や行動が変化し、出会い運が向上します。

 

 

この出会い運こそ、人生運なのです。

 

 

出会い運を向上させるために、習慣を変えるのですが、崔燎平先生は、次の6つの習慣をおすすめしています。

 

 

①明るい色の服を着る

 

 

②夜はお風呂につかり、朝は窓を開ける

 

 

③運動をする

 

 

④あいさつをする

 

 

⑤トイレ掃除をする

 

 

⑥お墓参りをする

 

 

この6つの習慣のうち、トイレ掃除については、多くの成功者が推奨しています。

 

 

もっとも、トイレ掃除をすると、どうして運がよくなるのか、なかなか納得のいく説明は少ないです。

 

 

この本では、トイレにやってくる神様は、大量の幸福を持っているので、その神様を味方につけられる人間は絶対に成功すると、説明されています。

 

 

トイレの神様を信じる信じないは、人それぞれですが、トイレの神様がいるという、少しの信仰心をもって、トイレ掃除をしていると運がよくなりそうな気がします。

 

 

また、崔燎平先生は、トイレ掃除の実践をしている過程で、常に心にはスッと一筋の芯が通っている気持ちになったようです。

 

 

おそらく、毎日の実践を継続していく中で、自分の心の変化があったのでしょう。

 

 

私も、ブログを毎日投稿していたときに、似たような感覚を持ちました。

 

 

私は、毎日、トイレ掃除の実践をしていますが、まだ崔燎平先生のような気持ちにはなっていないので、まだまだ修行が足りないとして、これからも継続していきます。

 

 

トイレ掃除を継続していると、見えないところをきれいにする大切さがわかってきました。

 

 

2 愛の意味

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2点目は、愛の意味です。

 

 

結婚している男女に、配偶者を愛していますか?と質問すると、人によって回答は異なると思います(笑)。

 

 

しかし、自分の子供を愛していますか?と質問すると、ほとんどの人が「はい」と回答するはずです。

 

 

夫婦は、しょせん他人です。

 

 

だから、うまくいかなければ、離婚をして、縁をきることができます。

 

 

しかし、親子は、他人ではないので、縁をきることはできません。

 

 

そして、通常の親であれば、自分の子供を愛しています。

 

 

それでは、愛とは何か。

 

 

愛とは、自分が傷ついても、相手に代償を求めないことです。

 

 

親は、自分の子供が助かるのであれば、自分の命を差し出すことがあります。

 

 

私も親になってわかったのですが、子供に対しては、自分が傷ついて、子供に代償は求めず、子供に幸せになってほしいと願っています。

 

 

自分が親になって、自分も親から、このようにして育ててもらったのだと実感しています。

 

 

自分が傷ついても、相手に代償を求めないことを、子供以外にできるかというと、なかなか難しいです。

 

 

配偶者に対しては、ついつい、代償を求めてしまいがちです(笑)。

 

 

代償を求めてしまうと、自分が期待した代償がもらえない時に、不満となり、相手との関係がうまくいかなくなります。

 

 

だから、夫婦関係は難しいのかもしれません。

 

 

愛を知り学ぶのが、結婚なのだから、結婚生活は難しいながらも、自分が成長できる修行なのだと実感しています。

 

 

家族に対して、「愛している」と口に出して伝えていきます。

 

 

3 先祖供養の重要性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3点目は、先祖供養の重要性です。

 

 

運が良い人は、お墓参りや先祖供養をしており、ご先祖様が応援団になってくれているから、運が強いようです。

 

 

ツイてるとは、ご先祖様がそばに付いているということなのです。

 

 

このご先祖様の応援がなくなるのは、遺産分割で揉めたときです。

 

 

遺産分割で揉めると、ご先祖様が悲しみ、力を貸してくれなくなるのです。

 

 

他方、ご先祖様からみて、自分が今やっていることを喜ぶような、徳を積むと、ご先祖様が応援してくれて、運がよくなるのです。

 

 

仏壇、お墓、神棚でお参りをして、ご先祖様に思いを馳せ、日常生活では、ご先祖様が喜ぶような、徳積みの行動をしていきます。

 

 

このように、運を良くするための具体的な行動や、その根拠を、わかりやく学べる名著です。

 

 

運を良くしたい方に、おすすめの一冊なので、紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

面白いほど成功するツキの大原則

1 人にどう思われたいか

 

 

西田文郎先生の「面白いほど成功するツキの大原則」という本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西田文郎先生は、スーパーブレイントレーニングの開発者で、能力開発の魔術師と呼ばれています。

 

 

この本では、西田文郎先生が、人にとって大切なツキや運について、わかりやすく解説されています。

 

 

運やツキをよくするためには、人の脳にある扁桃核を快にすることがポイントです。

 

 

扁桃核が快になれば、脳というコンピューターの成功のソフトが起動して、ツキや運が味方するというメカニズムなのです。

 

 

今回は、私がこの本を読んで得た気付きを3つ紹介します。

 

 

1点目は、人にどう思われるかが大事ということです。

 

 

ツキや運をつかもうとしたら、他人にどう思われるかが重要になるのです。

 

 

すなわち、実際に優秀であるよりも、他人から優秀な人と思われる方が重要なのです。

 

 

なぜならば、ツキや運は、他人が運んできてくれるものなので、他人から優秀な人と思われていないと、運やツキを運んでくれる素晴らしい人と出会えないからなのです。

 

 

そうであるならば、自分をどのように見せたいのかという、自分のイメージをデザインすることが大切です。

 

 

あの人は、この仕事のスペシャリストだという評判を得るようにするのです。

 

 

そして、人は、他人からの評判に適応するようになるのです。

 

 

この仕組みを活用することで、自分がなりたい評判どおりの自分になれるのです。

 

 

そのため、自分は、どのように他人から評価してもらいたいかを逆算して、自分のイメージをデザインしていくとよいのです。

 

 

2 ウソでもいいから感謝する

 

 

2つ目は、ウソでもいいから感謝するです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝をすることで、脳の扁桃核は100%快になるようです。

 

 

だから、ウソでもいいので、感謝をしてしまえばいいのです。

 

 

今日一日に感謝。

 

 

この人生に感謝。

 

 

生きていることに感謝。

 

 

親に感謝。

 

 

妻に感謝。

 

 

今の仕事に感謝。

 

 

感謝をすると、不思議なことに、感謝をしている対象が素晴らしいものにみえてきます。

 

 

特に、妻に感謝をしていると、妻の扁桃核が快になり、夫婦関係が円満になります。

 

 

夫婦関係を円満に維持継続するための鍵は、配偶者の脳にある扁桃核を快にするための工夫をすることにあるのです。

 

 

ウソの感謝であっても、何回も感謝をしていれば、それが本当になるのです。

 

 

とにかく、身近な人に、感謝を伝え続けます。

 

 

3 目標を持てる子供に育てる

 

 

3点目は、子育てで一番大切なことは、目標を持てる子供にすることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供が人生の目標をしっかり持てるようになれば、挑戦するマインドになり、どんな努力や我慢も喜んで耐えてしまいます。

 

 

そのため、頑張って勉強する子供ではなく、ワクワクしながら勉強する子供に育てるのです。

 

 

子供にとって、勉強が快になれば、ほっておいても勉強するのです。

 

 

勉強しない子供には、「勉強しなさい」ではなく、「これから勉強というゲームを楽しもう」と考えなさいと指導するのが効果的です。

 

 

楽しもうと声がけすることで、勉強を苦痛ではなく、楽しいものに思わせてしまうのです。

 

 

子供に夢や願望を持たせて、徹底的にほめて、期待することで、ツキのある子供に育てることができるのです。

 

 

どうすれば、自分のツキや運がよくなるのかについて、論理的にわかりやすく学べる名著です。

 

 

人生をよりよくするために、一度は読んでおいておきたい一冊です。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

法律家の依頼者対応

1 泣き寝入りですかと言われたら

 

 

私が尊敬している弁護士である、京野哲也先生の最新刊「法律家の依頼者対応」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京野先生は、司法研修所の元民事弁護教官でして、若手弁護士向けの、分かりやすい実務書を多数執筆されており、私は、実務で悩んだ時には、京野先生の本を読み、対応策を検討しています。

 

 

「法律家の依頼者対応」の本は、弁護士として、日々、依頼者とのコミュニケーションをとっている中で、よくある悩ましいシチュエーションごとに、どのように対応するのが効果的なのかが、とてもわかりやすく解説されています。

 

 

この本のすごいところは、依頼者とのコミュニケーションの場面で、「通常の対応例」と「工夫例」の2つのバリエーションを対比しながら、依頼者とのコミュニケーションのどこをどのように改善していけばよいのかが、一目でわかるところです。

 

 

それでは、私が、この本を読んで気づいたことを3つご紹介します。

 

 

1つ目は、依頼者から、「泣き寝入りですか」と言われた時のコミュニケーションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弁護士をしていると、相談者から、「泣き寝入りですか」と質問されることが多々あります。

 

 

相談の内容によっては、証拠がなくて、請求が認めれなかったり、トラブルの相手にお金がなくて、相手からお金を回収するのが難しかったり、請求できる金額が少なくて、弁護士に依頼すると損をしてしまう等、弁護士に依頼しても、問題解決につながらないことは、よくあります。

 

 

このような時、弁護士から、依頼を受けられない事情を説明した後に、相談者から、「泣き寝入りですか」と質問された場合、弁護士としては、どのように回答すべきか悩みます。

 

 

このような場面について、この本では、まず、「悩ましい問題ですね」、「私もあなたの立場になったら、同じような気持ちになりますよ」と受け止めることが記載されています。

 

 

その上で、相談者の視点を未来に向かわせるために、「これから少しでもマイナスを減らしたり、あるいはプラスに持っていく選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。」という質問をします。

 

 

相談者が「泣き寝入りですか」と質問してくるケースにおいて、相談者と議論しても、問題解決できず、むしろ、相談者により辛い思いをさせてしまうリスクがあるので、避けるべきです。

 

 

それよりも、まずは、相談者の言い分を受け止めます。

 

 

そして、相談者は、現在の問題点で思考や視野が狭くなっていますので、未来に視点を移行させることで、一緒に問題解決の糸口を考える姿勢をみせるのが効果的なのです。

 

 

法律相談では、例え、事件の依頼を受けなかったとしても、相談者の未来が少しでも明るくなるような手助けをしたいものです。

 

 

2 依頼者が隠していた事実が発覚したとき

 

 

2点目は、依頼者が隠していた事実が発覚した時のコミュニケーションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

依頼者が当初話していたことが、後から間違っていたということは、弁護士の実務ではよくあります。

 

 

人の記憶は変遷しますので、後から間違っていたなんてことはよくあるわけです。

 

 

でも、私は、ついつい、「あの時、こう言っていたではないですか。今さら、間違っていたと言われても困ります」と言って、依頼者を責めてしまいがちです。

 

 

これでは、依頼者が、正直に話しに話しにくくなるので、私は、自身の対応を反省しております。

 

 

このような場面では、正直に話してくれた依頼者に対して、感謝を示した上で、「どのようなところが本当のことを言いづらくしていたのでしょうか。今後の勉強のためにも、教えていただけないでしょうか。」と弁護士の聞き方の問題について、フィードバックをもらうように質問してみます。

 

 

このようなコミュニケーションにすることで、依頼者を責めることが避けられ、普段聞けないことを聞いて、弁護士のコミュニケーションの改善に役立てることができるので、一石二鳥になります。

 

 

依頼者を責めても、弁護士には何の得にもなりませんので、正直に話してくれた、依頼者に労いの言葉をかけた上で、今後の最善策を検討するのが、効果的ですね。

 

 

3 依頼をお断りするとき

 

 

3点目は、依頼をお断りする場合でのコミュニケーションです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本には、依頼をお断りする場合として、次の7つが記載されています。

 

 

①裁判所において立証できない見通し

 

 

②法的な対応が困難

 

 

③相談者が依頼者に依頼するメリットがない

 

 

④その意向に沿うならば処理方針について意見が一致しない

 

 

⑤多忙で担当できない

 

 

⑥その把握できた問題について弁護士の能力・経験が不足する

 

 

⑦利益相反のおそれ

 

 

私の場合、①~④で、依頼をお断りすることがあります。

 

 

①~④の場合において、依頼をお断りするときに、弁護士のポリシーを伝えると、相談者に、断られたのはしかたがないと思ってもらいやすくなります。

 

 

確かに、私のポリシーですと言われたら、相手は、何も言えなくなりますし、言い方としても、それほどきつくありません。

 

 

私の場合、「私は、弁護士に依頼しても、依頼者が損をするような場合には、依頼を受けないポリシーなのです」と伝えるのが効果的だと考えました。

 

 

また、「弁護士も人それぞれですから、他の弁護士の意見を聞いてみてはいかがでしょうか」と質問するのも効果的です。

 

 

相談者に別の弁護士への法律相談という選択肢を提供することで、法律相談を終えたほうが、幾分か、相談者の不満は軽減されると思います。

 

 

今は、インターネットで、弁護士を簡単に見つけることができるので、「他の弁護士の意見を聞いてみてはいかがでしょうか。」という質問は、使いやすいと思います。

 

 

弁護士が法律相談で悩む場面について、効果的な対応方法がわかりやすく記載されているので、若手から中堅の弁護士にとてもおすすめの一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

他喜力

1 成長の5段階

 

 

西田文郎先生の著書「他喜力」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西田文郎先生は、スーパーブレイントレーニングという能力開発のメソッドを開発された、能力開発の第一人者で、多くの経営者やアスリートを成功に導いてきた方です。

 

 

西田文郎先生のスーパーブレイントレーニングでは、成功するためには、「他喜力」を身につけることが重要であると教えていただきました。

 

 

他喜力とは、他人を喜ばせる力です。

 

 

例えば、甲子園球児が、なぜあれほど過酷な練習に耐えられるのかといいますと、自分を応援してくれる家族や地域を、甲子園で優勝して、喜ばせたいという願望が、根底にあるから、燃え尽きることなく、練習に打ち込むことができるからなのです。

 

 

このように、成功するためには、他喜力を磨くことが必要不可欠なのです。

 

 

今回は、他喜力の本を読んで、私が気付いたことを3つご紹介します。

 

 

1点目は、5段階のレベルアップです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は、次の5段階のステップを経て、成長していきます。

 

 

①無力(何もできない人)

 

 

②有力(世の中に通用するなんらかのスキルをもっている人)

 

 

③成功(多くの人から支持され、経済的にも恵まれている人)

 

 

④強運(大御所、超一流といった不動の地位にいる人)

 

 

⑤天運(この世の成功をおさめた人)

 

 

ここで大切なことは、各ステップで、人が何をしなければならないのかを見誤らないことです。

 

 

例えば、無力の人は、とにかくがむしゃらに努力しなければなりませんが、有力の人は、無力の人と同じように、単なる努力よりも、ツキを身につけるための行動をしなければならないのです。

 

 

すなわち、有力の人は、ツイている人になるべきなのです。

 

 

ではどうすれば、ツキを身につけることができるのか。

 

 

ツキを身につけるためには、他喜力を磨けばよいのです。

 

 

他喜力を磨いて、相手の役に立つこと、人に認めてもらう努力をするのです。

 

 

有力の人が他喜力を磨くポイントとして、3つご紹介します。

 

 

①自分も喜んでその行動をとる。

 

 

例えば、誰かにプレゼントを贈る場合、めんどくさいなぁと思って、いやいやプレゼントを選ぶのではなく、あの人を喜ばせたいと思って、楽しくワクワクしながらプレゼントを選ぶとよいのです。

 

 

②期待に応える

 

 

相手の期待に応えることが、相手を喜ばせることにつながります。

 

 

例えば、仕事の依頼を受けたならば、依頼者の期待以上の仕事を誠実に行うことで、期待に応えることができるのです。

 

 

③生産性を高める

 

 

効率の悪い仕事をしていたのでは、単価は低いままです。

 

 

嫌な仕事を無理して引き受けずに、自分の好きな仕事を引き受けるようにするのが、効果的です。

 

 

私は、努力しているのに、どうして報われないだろうと、悩んでいましたが、この箇所を読み、自分の努力の方向性が間違っていたことに気付きました。

 

 

私は、有力のステップにいますので、次の成長のステージに登るために、自分の努力の方向性を軌道修正して、他喜力を磨きます。

 

 

2 間接指示

 

 

2点目は、間接暗示です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他喜力が高まれば、間接的に相手を思い通りに動かすことができます。

 

 

相手を喜ばせていると、相手も、この人のために何かしてあげようと思うため、人を動かすことができるのです。

 

 

他方で、人に直接的に指示をしても、人はいやいや行動するだけで、主体性が生まれません。

 

 

私は、この箇所を読み、自分の子育てを反省しました。

 

 

私は、子供に対して、よく、「早く寝なさい」、「早くご飯を食べないと、お菓子を買ってあげないよ」と直接指示を多用しています。

 

 

短期的には、子供は言うことを聞くのですが、このままでは、人の指示がないと動けない、指示待ち人間になってしまいます。

 

 

親としては、子供に主体性をもってもらい、自分で考えて生きていってほしいと願うものです。

 

 

そのため、直接指示よりも、間接指示の方が、子供が主体性をもつために、効果的なのです。

 

 

この間接指示のテクニックとして、相談するが挙げられます。

 

 

人に指示をするのではなく、「どう思う?」と相談して、考えてもらうのです。

 

 

人は、誰かに言われてやることに反発しますが、自分で考えて決断したことには、主体的に取組みます。

 

 

そのため、親は、子供に対して、「どうしたらいいかなぁ?」と相談してみればよいのです。

 

 

そうすれば、子供は、子供なりに考えて、答えますので、後は、やってみようと背中を押せばいいのです。

 

 

早速、子供に、相談してみようと思います。

 

3 3つの配り

 

 

3点目は、3つの配りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他喜力を高めるためには、3つの配りを意識することが大切です。

 

 

①目配り(相手の好きなことを観察する)

 

 

②気配り(相手の好みや喜ぶツボをおさえて発揮する)

 

 

③心配り(思いを共有する。教育する)

 

 

相手を観察して、相手が本当に喜ぶことをして、一緒に喜ぶというわけです。

 

 

この3つの配りを、まずは、身近な家族で試してみるのがおすすめです。

 

 

いきなり、他人で実践しても、うまくいかない可能性があります。

 

 

家族であれば、身近で観察できますし、うまくいけば、家族関係がよくなり、失敗しても、リスクはゼロです。

 

 

例えば、家族へのプレゼントを買う際に、予算オーバーの物を買うのがよいです。

 

 

ちょっと無理をして、高めの物を買うことで、他喜力が磨かれるのです。

 

 

成功に不可欠な他喜力について、多いに学べる、おすすめの一冊なので、紹介させていただきました。

30代からの失敗しない資産形成

1 都心中古ワンルームマンションという戦略

 

 

私は、豊かな人生をおくりたいので、最近、お金の勉強をしています。

 

 

お金の勉強をしていく中で、「証券と不動産のプロが語る、30代からの失敗しない資産形成」という本に出会いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、投資信託をしていますが、不動産投資はまだだったので、不動産投資の勉強のために、読みました。

 

 

投資信託や不動産投資について、若い人が理解できるように、わかりやすく解説されている、おすすめの一冊です。

 

 

今回は、この本を読んで得た気づきを、①都心中古ワンルームマンションという戦略、②人は合理的な行動ができない、③どんな人にアドバイザーになってもらうか、という3つの順番で紹介します。

 

 

まずは、①都心中古ワンルームマンションがおすすめであることについて、紹介します。

 

 

都心には、人が集まります。

 

 

しかも、若い人が集まります。

 

 

そのため、将来にわたって賃貸需要が圧倒的に高いのは、日本であれば、東京なのです。

 

 

賃貸需要が高いということは、資産価値が高くなります。

 

 

東京の、駅から徒歩7~10分圏内の物件がおすすめになります。

 

 

次に、新築マンションは、物価上昇のあおりをうけて、高騰しています。

 

 

中古マンションの方が安く購入できます。

 

 

そして、新築マンションと中古マンションの家賃収入を比べると、それほど大きな差がないようです。

 

 

そのため、中古マンションを購入した方がコスパがよいのです。

 

 

最後に、ワンルームマンションであれば、資産を分散することができます。

 

 

ワンルームであれば、購入時期の分散、築年数の分散、災害リスク、売却時期などを一箇所に集中しないで、いろいろなところに分散できるメリットがあります。

 

 

また、東京で賃貸需要があるのは、単身世帯が多く、ワンルームマンションは、空室期間が短く、入居率が高くなるメリットもあります。

 

 

そのため、マンション経営をするためには、都心中古ワンルームマンションがおすすめなのです。

 

 

2 人は合理的な行動ができない

 

 

次に、②人は合理的な行動ができないについて紹介します。

 

 

人には、損失を回避しようとする習性があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は、損失に対して過大に評価する傾向があり、実際の損得と心理的な損得は一致しないことを、プロスペクト理論といいます。

 

 

例えば、株価が上昇した後に、下落した場合、下落しているタイミングでは、「そのうちまた上昇する」と考えて、損切りができなくなってしまいます。

 

 

そうしているうちに、どんどん、株価が下落して、マイナスになってしまうリスクを負うのです。

 

 

このように、人は、常に合理的な選択をするのではなく、感情によって不合理な意思決定や行動をしてしまうことがあります。

 

 

目先の損得に振り回され、合理的な行動や判断ができなくなり、自分では気づかないまま不合理な行動をとってしまうのです。

 

 

この不合理な行動を回避するためには、専門家である第3者のアドバイスをもらうことが効果的です。

 

 

第3者の意見に耳を傾けることで、自分の不合理な考えを、修正することができるようになるのです。

 

 

3 どんな人にアドバイザーになってもらうか

 

 

最後に、③どんな人にアドバイザーになってもらうかについて紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の不合理な行動を回避するために、第3者の専門家にアドバイスをもらうのが効果的ですが、その専門家が実際に投資をしているのかをチェックします。

 

 

不動産投資であれば、担当の営業マンが、自分でマンションを購入して、経営していることが重要です。

 

 

営業マンが、自分でマンションを購入して、運用して、うまくいっていれば、その営業マンの言っていることが信用できます。

 

 

不動産投資が初めての人にとって、不動産投資は、ハードルが高いので、信頼できる営業マンについてもらいたいと考えた場合、実際にマンション経営している、営業マンを選ぶのがおすすめです。

 

 

自分の売っている商品を、本当に自分が買いたいと思っている営業マンから、買いたいものですね。

 

 

若者が、投資信託や不動産投資を早く始めるべき理由が、わかりやすく解説されていますので、将来の資産形成を考えている方におすすめの一冊です。

 

 

今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。

強運を磨く暦の秘密

1 人に好かれるには

 

 

崔燎平先生の著書「強運を磨く暦の秘密」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝倉千恵子先生が主催している、トップセールスレディ育成塾の20周年の記念講演の動画を購入し、崔燎平先生の講演を動画で視聴し、感銘を受けたのがきっかけで、この本を読みました。

 

 

正直、暦については、もともと、興味はありませんでしたが、崔燎平先生の講演動画で感銘を受けたので、崔燎平先生の考え方を学びたいと思い、読んでみました。

 

 

すると、とてもおもしろく、昔から伝えられてきた暦のイベントを楽しむことで、運を引き寄せることができると学びました。

 

 

今回は、この本を読んで、私が気づいたことを3つ、①人に好かれるには、②靴をきれいにする、③捨てる、という順番で紹介します。

 

 

まず、①人に好かれるには、について紹介します。

 

 

運が強い人は、人に好かれます。

 

 

人に好かれるには、次の2つが重要です。

 

 

①常に笑顔でいる

 

 

 ②人を喜ばせることをいつも意識している

 

 

①のポイントは、「常に」というところだと思います。

 

 

いいことがあると、笑うことができますが、つらい時には、なかなか笑えません。

 

 

しかし、そんなつらい時に、笑うからこそ、よい運が舞い込んで来るのだと思います。

 

 

心と逆をすることで、運がよくなるのです。

 

 

意識して、笑顔を作ります。

 

 

もう一つの、②の人を喜ばせるですが、これは、「いつも」がポイントだと思いました。

 

 

誕生日等のイベントの時に、プレゼントで喜ばせようと考えることはできますが、「いつも」となると、なかなか大変です。

 

 

特に、身近な家族に対しては、なおさらです。

 

 

でも、身近な家族に対して、何にでもいいので、喜ばせることを意識すると、家族関係が良好になるのは目に見えています。

 

 

「嫁さんやパートナーの女性に対して敬意を払えてない男性は、その時点でたかがしれている運勢だ、と。仮に一時的に成功はしても、女性を大切にできていない男の成功は長続きしないんだよ」

 

 

「嫁さんやパートナーの女性をいつも大切にしている人は不動です。運が枯れることは絶対にありません」

 

 

このメッセージが心に刺さりました。

 

 

私は、妻に対する敬意が足りていなかったのではないか。

 

 

家族のために、仕事、家事、子育てをしてくれている妻に対して、感謝が足りていなかったと、反省しました。

 

 

妻を喜ばせるために、妻に対して、「愛している」と伝え続けます。

 

 

2 靴をきれいにする

 

 

次に、②靴をきれいにするについて、紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立春、立夏、立秋、立冬の直前約18日間を、土用といいます。

 

 

この時期は、土の気が盛んになるので、日頃以上に気をつけて行動をしたり、旬の物を食べたりして活力を取り入れるのがよいです。

 

 

ちなみに、この記事を記載している、2024年1月23日は、まさに、冬の土用でして、私は、風邪をひいてしまいました。

 

 

きっと、土用の最中なので、体調が悪化したのかもしれません。

 

 

仕事をセーブして、休みを多くしていますが、土用だから、仕方がないと割り切って、休めることの重要性を実感しています。

 

 

そんな土用ですが、土用のときは、靴をきれいにして歩くのがよいようです。

 

 

汚れた靴には、汚れた運気が入ってくるようです。

 

 

土の神様がイライラしているときに、汚れた靴で大地に足をおくことは失礼というわけです。

 

 

だから、土用は、つとめて、靴をきれいにするのです。

 

 

土用に限らず、汚れた靴には、汚れた運気が入るようですので、毎日、靴磨きの実践を始めました。

 

 

頑張って、継続していきます。

 

 

3 捨てる

 

 

最後に、③捨てるについて紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、断捨離に、あまり興味がありませんでした。

 

 

しかし、この本を読み、捨てることの大切さを学びました。

 

 

物は、気を宿すようです。

 

 

着られなくなった服は、気が悪くなり、タンスや部屋中に充満して、その人の運勢を衰退させるようです。

 

 

余分な物は、使わせていただいた感謝の気持ちと共に捨てることが大切なのです。

 

 

なるほど、いらない物が溜まっていくと、運勢が衰退することにつながるのです。

 

 

逆に言えば、いらない物を捨てて、見えないところをきれいにしておけば、運勢が良くなることにつながるわけです。

 

 

早速、着なくなった服を整理します。

 

 

運をよくするために、1年間の中で、どんな時に、どんなことをすればよいのかが、とてもわかりやすく説明されていますので、おすすめの一冊です。

 

 

自分の運をよくしたい方は、ぜひ読んでみてください。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

運を整える。

1 だからこそ

 

 

朝倉千恵子先生の最新刊「運を整える。」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、毎日、朝倉千恵子先生のVoicy「世界はあなたの仕事でできている」を拝聴して、心に栄養をいただき、日々の活力としています。

 

 

働くあなたの応援団長である朝倉先生が、ご自身の波乱万丈な人生から掴んだ、強運の磨き方を、わかりやすく、48のルールにまとめて、丁寧に解説されているのが、今回の最新刊「運を整える。」です。

 

 

今回は、「運を整える。」を読み、私が得た気づきを、①だからこそ、②ギブする、③実践行動に移す、という3つの順番で紹介します。

 

 

まず、①「だからこそ」という言葉を使うです。

 

 

この本の、ルール6「幸運を呼び込む言葉を使おう」という章で、「口癖が人生」をつくる」と記載されています。

 

 

自分が発した言葉は、潜在意識に蓄積されます。

 

 

そして、人は、潜在意識に動かされて、行動するので、自分が発した言葉のとおりに、行動し、選択していきます。

 

 

マイナスの言葉を使えば、マイナスの行動を選択してしまうのです。

 

 

そのため、マイナスの言葉を使わずに、プラスの言葉を使うことが大切になります。

 

 

とはいえ、マイナスの言葉を使わずに生活するのは難しいですよね。

 

 

ついつい、「どうせ」、「でも」、「だって」、「だけど」というマイナスの言葉を使ってしまいます。

 

 

これは、人間である以上しかたないことだと思います。

 

 

私も、なるべくマイナス言葉を使わないようにしていますが、やっぱり、マイナス言葉はでてきます。

 

 

そんなときは、「だからこそ」という言葉を使うことで、マイナスを一気にプラスに転換できるのです。

 

 

例えば、「めんどくさい。だからこそ、成長のチャンスがあるはずだ」というように、めんどくさいというマイナスな言葉を発したとしても、だからこそを使うことで、その後の言葉をプラスに転換することができ、前向きになることができます。

 

 

このように、「だからこそ」は、マイナスをプラスに転換できる、魔法の言葉です。

 

 

人間誰しも、マイナスの言葉を使います。

 

 

でも、マイナスの言葉を使った後に、「だからこそ~」と言うことで、最後は、プラスの言葉で締めることができ、前向きになれるのです。

 

 

人は言葉に大きな影響を受けるので、「だからこそ」を口癖にして、「からこそ族」になることを目指します。

 

 

2 ギブをする

 

 

次に、②ギブをする大切さについて紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本の、ルール14「自分からギブをする大切さを知る」という章において、人にギブする大切さについて、次のように記載されています。

 

 

「幸せを掴み、大きな成功を引き寄せる人の行動を見ていると、やはり皆共通して、ギブの精神を実践しています。人に与えてばかりで、一見すると損をしているように見えますが、実は回りまわってより大きなプラスを手にしています。」

 

 

私は、妻から、「◯◯を買ってよ」と言われると、「お前も仕事して給料もらっているんだから、それくらい自分で買えばいいのに」と思ってしまい、つい、渋ってしまいます。

 

 

すると、妻は、否定されたと捉えて、関係が悪化します。

 

 

この本には、「ギバーは、相手を中心に考え、常に他人が何かを求めているかに注意を払います。お金だけでなく、時間やエネルギー、スキル、アイデアなどを惜しみなく分け、自分が受け取る以上に相手の利益を考えて行動します」と記載されています。

 

 

この記載を読み、私は、自分のお金が減ることを嫌がって、妻が何を求めているのかに注意を払っていなかったことに気づきました。

 

 

妻が何を求めているのかを把握できれば、自分の言動を変えて、妻との関係の悪化を回避することができます。

 

 

そのため、ケチらずに、与えることが大切なのだと理解しました。

 

 

「自分がギブしたものが、結果として戻ってくるまでには長い時間がかかります。」

 

 

見返りを期待せず、損得計算をせずに、ギブをし続ける実践をしていきます。

 

 

3 実践行動の大切さ

 

 

最後は、③実践行動に移すことの大切さについて紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この本の、ルール23「悩むのをやめて行動しよう」の章において、実践行動の大切さが記載されています。

 

 

高額セミナーで学んでも、人によって、結果に違いがでる理由として、次のように記載されています。

 

 

「学んだことをちゃんと実行している人と、そうでない人がいるからです。どれだけ有益なことを学んでも、実行しなければ何も変わりません。「こうやったらいいよ」と言われたことを素直に受け止めて、実践行動に移すかどうか。それがすべてです」

 

 

この言葉が、私の心に深く突き刺さりました。

 

 

自分は学ぶことに満足していて、学んだことを行動に移せていたのだろうか?

 

 

日々の仕事に忙殺されて、行動することを後回しにしたり、やらない言い訳を探していなかったか?

 

 

「往々にして、自分の成長の足を引っ張っているのは、自分自身です。「あなたの邪魔をしているのはあなたです」」

 

 

学ぶことで自己満足していては、成長できません。

 

 

行動して、初めて成長できるのです。

 

 

当たり前だけど、とても大切なことを再確認することができました。

 

 

学んだことを、とにかく実践行動、アウトプットしていきます。

 

 

この本を読み、実践行動すれば、運気が上昇するのは間違いないと言えます。

 

 

人が生きていく上で大切な運を、わかりやすく学べる名著ですので、ご紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

新弁護士読本

1 後輩の指導の要諦

 

 

弁護士で元最高裁判事であった、才口千晴先生の「新弁護士読本~弁護士十年一人前論~」を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弁護士が実力を身につけるために、どのようなことをするべきか、という弁護士として成長するためのエッセンスが凝縮された名著です。

 

 

今回は、この本を読んで、私が得た気づきを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、後輩の指導の要諦です。

 

 

才口先生は、後輩の指導の要諦として、次の3つを挙げています。

 

 

①後輩の疑問や言動に熱心に耳を傾け、積極的に理解しようと努める。

 

 

②後輩に自分の意見を押しつけない。

 

 

③指導内容は簡単・明瞭にする。

 

 

私が指導を仰いだ、先輩弁護士は、忙しくても、きちんと、私の相談事に耳を傾けてくれました。

 

 

そのおかげで、私は、安心して先輩弁護士に相談することができ、たくさんのことを学ぶことができました。

 

 

改めて、傾聴の大切さを理解しました。

 

 

また、後輩には、ついつい、自分の意見を押しつけてしまいがちです。

 

 

でも、私の意見を受け入れるか否かは、後輩が決めること。

 

 

後輩を指導する際に、自分の意見の押しつけをしていないか、今一度、気をつけます。

 

 

2 事件の筋と軸

 

 

2つ目は、事件の筋と軸を考える、です。

 

 

筋とは、考え方など全体を貫いている一本の線のことです。

 

 

事案の条理や道理を見通す能力ともいえます。

 

 

具体的には、事案の事実から法令のフィルターを通して、早期かつ的確に結論を導くことができる資質と、言い換えられます。

 

 

次に、軸とは、物事の要であり、軸足をどこに置くかで導き出す結論が異なり、結論に格差を与える視点です。

 

 

この筋と軸は、抽象的な概念であり、具体的に説明することは困難なのですが、法的紛争を解決するために、常に意識しておかなければならない、大切な視点です。

 

 

才口先生は、この筋と軸を、ぶれないようにすることが肝腎であると、説いています。

 

 

欲心があると心がくもり、対象物が歪んで見えて、決断が鈍るのです。

 

 

日々の事件処理において、筋と軸を意識していきます。

 

 

3 法曹の資質5要素

 

 

3つ目は、法曹の資質5要素です。

 

 

才口先生は、法曹に必要な資質として、次の5つを挙げています。

 

 

①感性(喜怒哀楽が通じあえる心の温かさ)

 

 

②寛大(共感しあえる心の広さ)

 

 

③分別(是非分別の判断)

 

 

④知恵(問題解決の知恵)

 

 

⑤愛嬌(明朗)

 

 

この本では、特に⑤愛嬌について、詳細に記載されています。

 

 

愛嬌とは、親しみの心を持つことです。

 

 

すなわち、依頼者に親しみの心を持って、事件に真剣に取り組み、紛争を解決して心を安らかにしてあげることが、弁護士の職務であり、使命なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

依頼者は、弁護士に対して、心の温かさや人間性を察知して、自らの一大事を託すのです。

 

 

では、愛嬌のある人になるにはどうすればいいのか。

 

 

いつでも機嫌良くすることです。

 

 

いつでも機嫌良くしていると、周囲の人は、愛嬌のある人だと感じてくれます。

 

 

自分の機嫌を自分でとって、愛嬌のある弁護士を目指します。

 

 

弁護士の成長のために、大切なことが記載されている名著なので、多くの弁護士に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

父親のための人間学

1 立腰

 

 

森信三先生の「父親のための人間学」という本を読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

父親としてどう生きるべきか、家族とどのように関わるべきか等、父親のあるべき姿について、わかりやく解説がされている名著です。

 

 

今回は、この本を読んで私が得た気づきを3つ紹介します。

 

 

1つ目は、立腰です。

 

 

立腰とは、腰骨を常に立て通すことです。

 

 

具体的には、①尻を思い切り後ろに突き出し、②反対に腰骨をウンと前に突き出す、③そして、臍下丹田に心もち力がこもるようにします。

 

 

腰骨は、脊柱の一部です。

 

 

全身の大黒柱である脊柱を常に真っ直ぐにしていると、全身のつりあいがよくとれて、バランス感覚が鋭敏になります。

 

 

そして、心と身体の統一、集中力や持続力が身につきます。

 

 

私は、立腰のことを学び、常日頃から、腰骨を立てるように意識しました。

 

 

しかし、これがけっこう難しいのです。

 

 

ついつい、だらけて、背もたれに寄りかかったりして、立腰を維持するのが大変です。

 

 

ただ、意識して、立腰をしていると、少しずつ腰周辺の筋肉がきたえられたのか、立腰できる時間が、長くなりました。

 

 

すると、姿勢がよくなるので、かっこよく、みられます。

 

 

腰骨を立てるという、簡単なことですが、意外と難しい、立腰を、これからも実践して、姿勢を美しくしていきます。

 

 

2 夫婦のあり方

 

 

2つ目は、夫婦のあり方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森信三先生は、夫は、妻に対して、次の3つを守ることを説いています。

 

 

①妻に対して小言を言わないこと

 

 

②妻の容貌に関しては一切触れないこと

 

 

③妻の親・兄弟・親戚をけなさぬこと

 

 

私は、ついつい、妻に対して、小言を言うことが多いので、この本を読んで、反省しました。

 

 

妻に対して、小言を言いたくなるのをぐっと我慢して、泰然自若でいたいと思いました。

 

 

また、森信三先生は、夫婦関係が良好になるために、次の3つの心構えが大切であると説いています。

 

 

①いたわり

 

 

②忍耐

 

 

③賛助

 

 

私は、①いたわりが足りていないと反省しました。

 

 

人には、一長一短が必ずあります。

 

 

夫婦が互いに相手の不完全なこと、欠点をいたわり合うことで、信頼が成り立ちます。

 

 

毎日生活を共にしていると、ついつい、相手の至らぬところに目がいってしまいますが、相手のプラス面に焦点をあてていきたいです。

 

 

3 子供の教育

 

 

3つ目は、子供の教育です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家庭は、子供にとって絶対に安心できる場所でなければなりません。

 

 

夫婦の仲が悪いと、子供に不安や動揺を与えてしまいます。

 

 

そのため、子供の前では、夫婦ケンカを避けるべきです。

 

 

子供にとって母親の影響力が大きいので、父親は、子供のために、母親を悲しませるようなことをしてはいけないのです。

 

 

また、森信三先生は、子供のしつけ3か条を説いています。

 

 

①必ず朝のあいさつをする子にすること

 

 

②親に呼ばれたら必ずハイとはっきり返事のできる子になること

 

 

③履物を脱いだら必ずそろえ、席を立ったら必ずいすを入れる子にすること

 

 

この3つのしつけができれば、それだけで、人間としての軌道に乗るようです。

 

 

我が家では、この3つのしつけが徹底できていませんので、子供達に、この3つのしつけをみにつけさせれるように、効果的にはたらきかけてみます。

 

 

以上のとおり、この本から、夫婦や親子のあり方を学ぶことができますので、たくさんの父親に読んでもらいたい一冊です。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

一流の人は小さなご縁を大切にしている

1 ご縁を大切に

 

初対面で出会った人と仲良くなるにはどうすればいいのか。

 

 

素敵な人との出会いを今後も続けていくためには、どうすればいいのか。

 

 

このようなことで悩んだことはありませんか?

 

 

出会い運こそ、人生運というように、人との出会いやご縁は、行きていく上で、とても大切です。

 

 

そのような、人とのご縁をどのように作り、維持継続していくのかについて、

分かりやすく解説されているのが、弁護士高井伸夫先生の著書、

「一流の人は小さなご縁を大切にしている」という本です。

 

 

 

 

高井先生は、使用者側の労働事件のスペシャリストですので、

多くの顧問先を開拓し、維持してきた経験から、ご縁の大切さを、

この本を通じて、分かりやすく解説してくれています。

 

 

今回は、この本を読んで、私が気付いたことを3つご紹介させていただきます。

 

2 相手の話を真剣に聞く

 

1つ目は、まず相手の話を真剣に聞くことです。

 

 

 

私は、コミュニケーションの勉強を深めているところでして、

コミュニケーションの勉強をしていると、

話すことよりも、聞くことの方が重要視されています。

 

 

高井先生も、自己ピーアルよりも、相手がどんな話に興味を持っているかを知るために、

まずは相手の話を真剣に聞くべきであると、おっしゃっています。

 

 

人は自分に関心のあることしか聞けませんので、まず、

相手がどのようなことに関心を持っているのかを知るために、

相手の話を聞くことからはじめる必要があるのです。

 

 

この人の話を聞く際に、高井先生は、相手が自分には興味がない話題を話してきた際、

だからこそ知りたいという気持ちで聞くことが大切であると、おっしゃっています。

 

 

すなわち、自分には興味がない話であっても、好奇心を拡大させて、

どんな面白いことがあるのかと思いながら聞くと、

相手との関係がよくなり、自分の知識も増えて、一石二鳥です。

 

 

好奇心を拡張させることを意識したいです。

 

3 相手の美点を探す

 

 

2つ目は、相手の美点を探す習慣をつけることです。

 

 

 

ようするに、相手を観察し、良い点を褒めることです。

 

 

そのためには、相手のことを事前にある程度知っておく必要があります。

 

 

最近では、SNSが発達しているので、事前に、

相手のことや自分との共通項を調べておけば、

相手を褒めるポイントや相手が興味ありそうな話題を見つけて、会話が弾みます。

 

 

また、人を褒める時には、言葉が具体的であれば、相手も喜んでもらえます。

 

 

服装、笑顔、体格、持ち物、趣味など、

目についたものや話題になったことを、具体的に素晴らしいと伝えると、

相手との心の距離がぐっと縮まります。

 

 

これは、普段から意識していないとできないことです。

 

 

1日1回は、誰かを褒めることを心がけていきます。

 

 

4 信頼を獲得するには

 

 

3つ目は、人が信頼を失う三大要因です。

 

 

 

①嘘をつく

 

 

②時間を守らない

 

 

③言行不一致

 

 

確かに、嘘を平気でつく人は、信頼できません。

 

 

時間を守らない人は、相手の大切な時間を奪っていることに気づいていないので、

一緒にいたいとは思わなくなります。

 

 

言っていることと、やっていることが一貫していない人は、

この人の言っていることは当てにならないと、思われてしまいます。

 

 

どんな仕事でも、この人に任せておけば大丈夫という信頼がないと、

大きな仕事は任せてもらえないものです。

 

 

そのため、信頼を得るためには、

①嘘をつかない、②時間を守る、③言っていることと行っていることを一致させることが大切です。

 

 

弁護士は、信頼が命の仕事なので、この3つを大切にします。

 

 

人とのご縁について、深く分析され、

ご縁の大切さがよく分かる一冊なので、紹介させていただきました。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。