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食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術

今年の健康診断の結果をみると、

コレステロールの数値が年々高くなっているのが気になり、

コレステロールについて調べていくと、

食事を見直す必要があることがわかりました。

 

 

食事を見直すにあたり、何冊か本を読んだ中で、ビジネスマンにとって、

仕事のパフォーマンスを向上させる観点から食事術が記載されている、

「食べる投資~ハーバードが教える世界最高の食事術~」

という本とても勉強になりましたので、紹介します。

 

 

 

この本には、ビジネスマンがパフォーマンスを向上させるには、

食事を見直す必要があり、積極的にとるべき食事と

とるのを控えるべき食事がわかりやすく記載されています。

 

 

私が見直した食事は、肉や揚げ物を控えて、

魚や鶏肉をよく食べるようにするというものです。

 

 

私は、唐揚げやコロッケなどの揚げ物をよく食べるのですが、

揚げ物には、体内に炎症を引き起こす原因となる

トランス脂肪酸やAGEsなどの物質が含まれているので、

老化を促進させるようです。

 

 

また、私は、牛肉が好物なのですが、牛肉を食べすぎると

腸内細菌叢を変化させて発がんリスクを高めるようです。

 

 

タンパク質を取得する観点からは、牛肉を控えて、

魚や鶏肉を食べるのがよいことになります。

 

 

特に、魚には、コレステロールを下げるDHAやEPAが含まれています。

 

 

私は、外食のときには、肉ばかり注文していましたが、

最近は魚を注文するようにしています。

 

 

自宅の食事でおかずが足りなかったときには、

サバ缶で青魚を食べるようにしています。

 

 

とはいえ、これまで大好きだった食べ物をいっさいやめると、

楽しみがなくなってしまうので、揚げ物や牛肉は、

食べる機会を徐々に減らして、たまに食べるのを楽しみにしています。

 

 

他にも、ココナッツオイルを使うようになりました。

 

 

ココナッツオイルは、脳細胞を働かせる上で

効率的なエネルギー源になるようです。

 

 

私は、毎朝、ブラックコーヒーに、

ココナッツオイルを混ぜて飲むようにして、

ココナッツオイルを摂取しています。

 

 

ブラックコーヒーにココナッツオイルを入れると、

コーヒーの味がマイルドになって飲みやすくなるので、おすすめです。

 

 

食事を見直して、仕事のパフォーマンスを

向上させたい人にはおすすめの一冊です。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

武器としての交渉思考

1 弁護士の仕事は交渉がほとんど

 

 

弁護士の仕事は交渉がほとんどといっても過言ではありません。

 

 

事件の相手方や相手方の弁護士、裁判官や検察官など、

さまざまな立場の方々と交渉をして、

トラブルを解説していくのが弁護士の仕事なのです。

 

 

そのため、弁護士は、交渉のスキルを磨かなくてはならないのです。

 

 

交渉のスキルを磨くために、うってつけの本があるので、ご紹介します。

 

 

瀧本哲史先生の「武器としての交渉思考」という本です。

 

 

 

 

この本は、学生向けに交渉の基礎から、

実際の現場で活用できるスキルまでが、

とてもわかりやすく解説されていますので、

交渉を勉強するときに、まず読むべき本だと思いました。

 

 

2 相手の利害に焦点を当てる

 

 

瀧本先生は、交渉において、一番大事なのは、

「相手の利害に焦点を当てる」ことであるとおっしゃっています。

 

 

交渉とは、立場が異なり自由に意思決定できる二者が

合意を目指してやり取りするコミュニケーションなので、

相手と合意する必要があるのです。

 

 

そのため、自分の損得だけを考えていたのでは

交渉はまとまることはありません。

 

 

相手の利害を考えて、相手にメリットのある提案をしないと、

合意にいたることはありえません。

 

 

相手にメリットのある提案をするためには、

相手がほしいものは何か、どこを妥協できるのかを知るために、

相手の話を聞くことが重要になるわけです。

 

 

相手の話をよく聞いて、お互いの利害を分析し、相手のメリットが実現し、

そのうえで自分のメリットが得られるようにすることで合意ができます。

 

 

 

交渉は、自分の主張を押し通すのではなく、いかに相手の話を聞いて、

双方にメリットがある提案ができるのかが大切なのです。

 

 

3 交渉とは情報を集める「だけ」の勝負

 

 

瀧本先生は、交渉とは情報を集める「だけ」の勝負であるとおっしゃっています。

 

 

交渉では、バトナを持っていると、有利にすすめることができます。

 

 

バトナとは、相手の提案に合意する以外の選択肢の中で、

いちばん良いものをいいます。

 

 

他の選択肢があれば、相手と交渉が決裂しても問題がないので、

交渉の立場が強くなります。

 

 

交渉相手にもバトナがあることが多いので、

相手のバトナを分析できれば、こちらの提案にのらなかったら、

こういう選択肢がありますけど、私の提案の方が有利ですよねと提案するのです。

 

 

その結果、合意にいたるかもしれませんし、

相手から別の選択肢の情報がえられるかもしれません。

 

 

交渉の相手にたくさん聞いて、情報を収集し、

たくさん提案できれば、交渉が合意にいたる可能性が高くなります。

 

 

そのため、交渉では、相手に質問して、聞いて、

たくさんの情報を集めることで勝負がきまるのです。

 

 

4 譲歩

 

 

交渉の結果、合意にいたるためには、譲歩が必要になります。

 

 

 

この譲歩におけるテクニックとして、相手にとって価値が高いが、

自分にとって価値が低い条件を譲歩の対象にすることです。

 

 

相手にお得感をもたせつつも、自分の被害が最小限になるので、

納得のいく合意にいたりやすくなるのです。

 

 

譲歩をする前提として、交渉前に自分と相手の立場や利害を

十分に分析して交渉に臨むべきなのです。

 

 

そういう意味で、交渉は事前準備で8割が決まってしまうのです。

 

 

弁護士に限らず、社会人であれば、誰でも日々交渉しているわけで、

その交渉に磨きをかけることは、成果につながります。

 

 

交渉に磨きをかけるために必読の書だと思いますので、

紹介させていただきました。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

日本一わかりやすい強みの作り方の教科書

私のブログの師匠である板坂裕治郎先生が2冊目の著書

「日本一わかりやすい強みの作り方の教科書」を出版されたので読みました。

 

 

 

私は、板坂先生のブログ塾で学び、

365日ブログを毎日書いたことで、

圧倒的な自信がついた経験があります。

 

 

この本には、板坂先生のもとでブログとビジネスを学び、

どん底から見事にV字復活を果たした塾生の生の体験談を中心にして、

自分の強みをどのようにして見出していくのかが、

具体的にわかりやすく書かれており、とても勉強になります。

 

 

この本を読んで得られた最も大きな気付きは、魂からの説得力です。

 

 

私は、弁護士という仕事柄、様々な方と出会うのですが、

時に、ものすごい説得力のある方と巡り合うことがあります。

 

 

そのような方の発する言葉には、魂がやどっているのか、

話を聞いていると、なるほどと思い、

自分の行動を変えようと動機づけられます。

 

 

説得力のある方の経歴をお聞きすると、
様々な苦労や困難を乗り越えて実績を積み重ねてきた過去があります。

 

 

そのような過去があるからこそ、

語る言葉に魂がやどるのだと思います。

 

 

板坂先生も、この本で、主張する人と主張する内容に一貫性が生まれたとき、

人はこの人が言うのならばと感じ、

力になろうと動くのだと、おっしゃっています。

 

 

これが魂からの説得力です。

 

 

 

この魂からの説得力を身につける上で必要になるのが、

過去の浄化という作業です。

 

 

過去の浄化とは、自分の思い出したくない過去と向き合い、

自分の恥やトラウマを世間にさらけ出すことです。

 

 

過去の失敗やトラウマの経験で、自分はこのようなことを学んだので、

その学びを活かして、自分はこのように生きていく、

という一貫性が生まれて、魂からの説得力が生まれるのです。

 

 

この過去の浄化の具体例として、この本に紹介されているのが、

経営者専門のオーダーメイドスーツ店イルサルトを経営している末廣徳司さんです。

 

 

イルサルトのホームページ https://ilsarto.net/

 

 

末廣さんとは、板坂先生のブログ塾でご一緒させていただいた機会があり、

おしゃれで物腰が柔らかく、できる経営者だなぁと憧れていました。

 

 

そんな末廣さんが、私の住んでいる石川県に出張で

スーツの仕立てにいらっしゃる情報を知り、

末廣さんにスーツの仕立てを依頼しました。

 

 

末廣さんは、私の仕事内容を丁寧に聞き取られ、

私がどのような人物であり、どのように装えば、

私の求めている顧客にあったものになるのかについて、

コンサルタントをしてくれました。

 

 

末廣さんのコンサルタントを受けて、

自分では全く気づいていなかった自分の価値観や

キャラクターを発見してもらえました。

 

 

末廣さんの言葉を紡ぐ力のすごさに、ただただ圧倒されました。

 

 

どうして、末廣さんの言葉には、ここまで説得力があるのか?

 

 

それが、板坂先生の本に書かれていました。

 

 

末廣さんは、ご実家の洋服店を閉店に追い込んだ負い目を隠していたようです。

 

 

しかし、この負い目があるからこそ、

事業承継で悩んでいる二代目経営者の気持ちがわかり、

経営者のためのオーダーメイドスーツの仕事に

使命感を燃やすことができるのです。

 

 

まさに、末廣さんは、過去を浄化できたからこそ、

魂からの説得力を身に着け、多くの経営者から、

オーダーメイドスーツの受注を得られているのです。

 

 

では、今の自分には、板坂先生や末廣さんのような、

自分の強みに変えられるような過去があるのか、

と自分に問うてみると、なかなか出てきません。

 

 

自分はなぜ、労働弁護士として使命を感じたのか、

自分のどのような過去から使命にたどり着いたのか。

 

 

この問が自分に突きつけられて、

答えを模索している段階です。

 

 

自分の強みとは何か。

 

 

このことを考えるきっかけになる名著ですので、

ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

精神科医が見つけた3つの幸福

1 幸せとは

 

 

樺沢紫苑先生の最新作「精神科医の3つの幸福」を読みました。

 

 

 

心と体の健康を整えて得られるセロトニン的幸福と、

他者とのつながりや愛によって得られるオキシトシン的幸福を盤石にした後に、

成功やお金といったドーバミン的幸福を追求することで、

人は幸せになれるという理論が、とてもわかりやすく解説されています。

 

 

幸せは、人の頭の中の脳内物質で決まるというのは、

意外と知られておらず、新しい学びをたくさん得ることができました。

 

 

3つの幸福について膨大なページで記載されている中で、

特に私がなるほどと思ったことを3つ紹介します。

 

 

2 セロトニン的幸福の瞑想起床

 

 

まず1つ目は、セロトニン的幸福の章に記載されていた、

起床瞑想という方法です。

 

 

朝起きた時に、布団からなかなか出られず、

もう少し休みたいということでもじもじしていることが多いです。

 

 

この数分の時間で、自分の健康と向き合うのです。

 

 

自分の体をスキャンして、よく眠れたか、

疲れは残っていないかを、自分でチェックします。

 

 

このようなセルフモニタリングをすることで、

疲れがとれていないことに気づけば、仕事をセーブしたり、

有給休暇をとってリラックスして、

健康を維持することができるようになるのです。

 

 

ようするに、自分で自分の健康を洞察するのです。

 

 

そして、セルフモニタリングをした後に、

今日1日がうまくいくようにイメージトレーニングします。

 

 

イメージトレーニングをすることで、

潜在意識にポジティブな想念が入り、

今日1日がうまくいくことになります。

 

 

朝起きた時間を有効活用するのによい方法だと思います。

 

 

3 オキシトシン的幸福の結婚

 

 

2つ目は、オキシトシン的幸福の章に記載されていた、

結婚とは試練であることです。

 

 

私は、弁護士として、離婚や不倫の事件を多く担当しているので、

結婚が必ずしも幸せなものではないことを嫌というほど見てきました。

 

 

しかし、他方で、自分が結婚して、子供が生まれて、

家庭生活を営んでいると、幸せを実感できることはたくさんあります。

 

 

 

愛すべき家族が身近にいる幸せです。

 

 

これがオキシトシン的幸福です。

 

 

ただ、この夫婦におけるオキシトシン的幸福は、

何もしていないと手にはいりません。

 

 

夫婦の歩み寄りと努力が必須になります。

 

 

夫婦や親子には、なにかと問題が発生します。

 

 

その問題を夫婦や親子で協力して乗り越えていくことで、

自己成長し、家族愛が積み重なって、幸せになるのです。

 

 

このような夫婦間におけるオキシトシン的幸福を得るためには、

相手に感謝を伝えることが最も効果的です。

 

 

具体的には、1日3回配偶者に対して、

ありがとうを伝えて、それを記録することです。

 

 

1日3回もありがとうを言うために、

相手のいいところを発見しようとするので、

相手を尊重することができるようになります。

 

 

妻に対して、1日3回ありがとうを伝えます。

 

 

4 ドーバミン的幸福の自己肯定感

 

 

3つ目は、ドーバミン的幸福の章に記載されていた、

プチ成長を実感することで、自己肯定感を高めることです。

 

 

人は、遠い先の自分の理想を意識しすぎると、

今の自分とのギャップに大きな格差を感じて、

やる気を失うことがあります。

 

 

でも、毎日生じている自分のプチ成長を実感できれば、

自分の理想に少しずつ近づいていることが実感できて、

継続することができます。

 

 

プチ成功が積み重なることで、自分はできるという自己肯定感が高まり、

物事に継続的に取り組めて、成果を出していけるのです。

 

 

私は、今年からYou Tubeに取り組んでいます。

 

 

毎回、動画をアップするまでに、専門的なことを調べて、

視聴者に分かりやすく伝わるために工夫をしていますので、

アップしたときには、自己成長を実感できます。

 

 

このYou Tubeの投稿というプチ成功が積み重なることで、

You Tubeのチャンスが育つと同時に自分も成長し、

自分はすごい、自分はできるという、

自己肯定感が高まっているのを自覚できています。

 

 

日々のプチ成功を自覚しながら、3年継続すれば、

ものすごい成果がでるはずです。

 

 

これからもYou Tubeをアップし続けます。

 

 

この本には、3つの幸福それぞれについて、

具体的にどのようなことをすればいいのかが、

豊富な例をもとに分かりやすく書かれているので、

幸せを願っている多くの人に読んでもらいたい1冊です。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

ゼロ秒思考

赤羽雄二先生の「ゼロ秒思考~頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング~」

という本を読みました。

 

 

 

普段生活していると、いろいろなことで不安になったり、

イライラしたり、モヤモヤしたりすることはないでしょうか。

 

 

私は、これまで、仕事や家族のことで、

モヤモヤすることがあっても、頭の中をぐるぐる巡って、

そのままにしていて、結局、モヤモヤのまま過ごしていました。

 

 

この頭の中になるモヤモヤを、紙に書くと、頭がスッキリし、

紙に書かれた自分の意外な考えを見て、

感情が落ち着くことに気づきました。

 

 

この気づきは、この本に書かれているA4メモに1分で書くことで得られました。

 

 

A4用紙1枚に、1分間で、頭に浮かんだことを、

そのまま書き出すというシンプルな方法です。

 

 

A4用紙を横に置き、1件1頁で、1頁を1分以内、

毎日10頁書くという方法です。

 

 

1分で全て書ききるのがミソです。

 

 

1分という時間の制約があるので、集中できますし、

自分の頭の中にあるモヤモヤを吐き出すのに、

ちょうどよい時間設定になっています。

 

 

A4用紙1枚に、1分で書いてみると、

意外な発想が紙に書かれるから不思議です。

 

 

例えば、「売上が下がる不安をどうするか?」

というテーマでメモ書きをしてみたところ、

「数字を意識しつつ、あまり考えない」、「なるようになる」、

「今はしかたがないと割り切る」といった言葉がでてきました。

 

 

普段は、売上が下がってどうしようと、

頭の中でモヤモヤしているだけで、不安が頭の中をぐるぐるめぐり、

何も解決しないのですが、こうやって言葉で書き出してみると、

不安に思ってもしかたがないのだと、割り切ることができて、

気持ちがスッキリしました。

 

 

売上が減って不安に思っても何の意味もありませんので、

そのことがわかっただけで気持ちが楽になりました。

 

 

著者の赤羽先生は、モヤモヤした気持ちをその場で言葉にして、

考えを深められるようになると、考えが進み、

スピードアップしていくと、おっしゃっています。

 

 

そして、思考の質とスピードを高めていくと、ゼロ秒思考に到達するようです。

 

 

ゼロ秒思考とは、瞬時に現状を認識し、瞬時に課題を整理し、

瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できるようになることです。

 

 

A4用紙1枚に1分でメモすることは、このゼロ秒思考へ到達するための、

日々のトレーニングとして最適なのです。

 

 

自分の中にあるモヤモヤをスッキリさせて、

不安を解消し、感情を落ち着かせるのに、

とてもよい方法ですので、これからも実践していきます。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった

鴨頭嘉人先生の著書である

「人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった」を読みました。

 

 

 

鴨頭嘉人先生がマクドナルドのアルバイトから始まり、

社員となり、店長やスーパーバイザーへと昇進していく過程で

体験した失敗と成功をもとに学んだ、働く上で大切なことが、

小説を読むようにわかりやすく理解できます。

 

 

私は、この本を読んで、人間の成長や人材育成について学びましたので、

紹介したいと思います。

 

 

まずは、人間の成長についてです。

 

 

鴨頭先生は、マクドナルドから、

たくさんの成長の機会を与えてもらったとおっしゃっています。

 

 

マクドナルドでは、結果を出せば、次の新しいハードルが設定され、

成長のチャンスが与えられるようです。

 

 

今までできなかったことや、

やったことがない領域にチャレンジすることで成長のためのエネルギーがわきます。

 

 

できなかったことができるようになると、

成長したことの実感を得られて、自分を承認できます。

 

 

挑戦することが成長につながるのです。

 

 

人間は、無意識のうちに、現状維持を継続したくなります。

 

 

そのため、成長していくためには、意識的に、

新しいことに挑戦していくことが必要になります。

 

 

私は、現在、You Tubeに挑戦しています。

 

 

動画のネタをどうするか、どのようなシナリオにすれば、

視聴者に理解してもらえるか、どうすれば、

自分が作成した動画を多くの人に見てもらえるのか。

 

 

毎日、You Tubeのことで頭を悩ませています。

 

 

忙しい弁護士業務との両立に苦労していますが、

You Tubeに挑戦したことで、

動画による情報発信の新しい可能性に気づくことができました。

 

 

3分の動画をアップロードするのに3時間もかかっていて、

本当に大変なのですが、挑戦したからこそ、分かることもあり、

何よりも、がんばっている自分を承認でき、成長を実感しています。

 

 

この本を読んで、挑戦することの大切さを再認識することができました。

 

 

次に、人材育成についてです。

 

 

この本を読み、自分を越える部下を育てるという視点を学びました。

 

 

自分よりも能力のある部下が育てば、

組織としての力が増大して、成果があがりやすくなります。

 

 

鴨頭先生は、自分を越える部下を育てるポイントは、

尊敬であるとおっしゃっています。

 

 

部下という名称のとおり、自分よりも下の者というスタンスでは、

部下はそのことを感じ取り、

自ら能力を開花させることをしなくなるおそれがあります。

 

 

部下を一人の人間として、尊敬し、

共に成長していく過程で、自分を越える部下が育っていくのです。

 

 

答えは自分の中にあるのではなく、相手の中にあると信じて、

人の成長の手助けをしていきたいです。

 

 

炎の講演家として、絶大な影響力を持つ鴨頭先生の

失敗と成長のストーリーを知ることができますので、

鴨頭先生のファンの方にはとてもおすすめの一冊です。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

自己満足ではない徹底的に聞く技術

弁護士の大切な仕事の一つに法律相談があります。

 

 

法律相談では、クライアントの法律問題について傾聴し、

クライアントに対して共感を示し、

クライアントの法律問題について解決策を提示します。

 

 

この法律相談でクライアントの話をしっかり聞けていないと、

クライアントの信頼を得られず、事件の依頼を受けられず、

弁護士にとってもクライアントにとってもデメリットが大きいです。

 

 

そのため、聞くことは、弁護士にとって

最重要のスキルといっても過言ではないでしょう。

 

 

聞くスキルを磨くための良書を見つけたので紹介します。

 

 

赤羽雄二先生の「自己満足ではない徹底的に聞く技術」という本です。

 

 

 

この本では、アクティブリスニングが提唱されています。

 

 

アクティブリスニングとは、

真剣に、徹底的に相手の話を聞き、質問しながら理解を深めること」です。

 

 

ポイントの1つは、相づちを打ちながら、相手の目を見ながら、

心から関心を持って、真剣に、徹底的に聞くことです。

 

 

話す相手の全ての言葉に集中し、できる限りそのまま理解します。

 

 

人の話を聞きながら別のことを考えてしまうのはだめで、

全集中して、相手の真意を理解しようと努めるのです。

 

 

もう1つのポイントは、疑問があればあまり遠慮せずに質問することです。

 

 

適切な質問をするためには、事前に調べられることを全部調べておくことです。

 

 

事前に調べておけば、相手にも好印象ですし、自分の勉強になり、

お互いの時間を有効活用できるので、双方にメリットがあります。

 

 

質問するときには、話の腰を折らないように気をつける必要があります。

 

 

相手がまだ話したいのに、質問すると、

相手の話す意欲が減退するので、気をつける必要があるのです。

 

 

そして、沈黙を恐れないことも大切なことです。

 

 

沈黙が生じると、なぜか、私達は、

何か話さなければという強迫観念にとらわれてしまいがちです。

 

 

しかし、10秒でも20秒でも黙って待っていればいいのです。

 

 

黙っているとき、相手は大切なことを考えている可能性があり、

相手の考えている時間を奪うのはよくありません。

 

 

沈黙が発生したときに大切なことは、早く言えよと思わないことです。

 

 

自分が心の中で思ったことは、相手に伝わる事が多く、

相手に無用なプレッシャーを与えることになるからです。

 

 

相手が話し始めるのをのんびりと待てばいいのです。

 

 

聞くことが仕事の一部になっている職業の方におすすめの一冊です。

 

 

意識しながら、日々アクティブリスニングをしてきいます。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

人間を磨く

 

田坂広志先生の著書「人間を磨く」を読みました。

 

 

 

人間関係で悩んだときに、この本を読むと、多くの気づきを得られ、

悩んでいる人間関係を好転させるきっかけを与えてくれます。

 

 

この本を読んで得た私の3つの気づきについて述べます。

 

 

1つ目は、心の中で自分の非を認める、ことです。

 

 

人には、自分には非がない、欠点がないと思いこんでしまう、

無意識の傲慢さがあります。

 

 

この無意識の傲慢さがあると、いわゆる上から目線になってしまい、

人が離れていきます。

 

 

私は、司法試験に合格し、法律事務所への就職が決まってから、

司法修習という研修に臨みました。

 

 

当時、法律事務所への就職は氷河期であり、

私の同期は就職活動で苦労していました。

 

 

すでに就職が決まっていた私には、どこか傲慢さがあったと思います。

 

 

ある時、私の同期の友人が、私に、君は嫌われているよと、

ずばり言ってきました。

 

 

その時は、なんて酷いことを言うのだと、

とてもショックで、受け入れられず、悶々としていましたが、

この本を読んで、あの時の自分は、無意識の傲慢さによって、

人の心を遠ざけていたのだと思いました。

 

 

当時の私は、自分の非や欠点を自覚し、

率直に認めることができず、可愛げがない人間だったと思います。

 

 

当時は、友人の指摘を受け入れられなかった自分がいましたが、

自分の過去を振り返ったとき、心の中で自分の非を認めていなかったから、

このような心にぐさりと刺さる指摘を受けたのだと反省できました。

 

 

2つ目は、心の中で、すべてを、自分の責任として、引き受けることです。

 

 

弁護士をしていると、時々、クライアントとの関係がうまくいかず、

契約を解消することがあります。

 

 

そのようなとき、クライアントに問題があるとして、

自分を正当化してしまう自分がいました。

 

 

しかし、このような心の姿勢では、

クライアントは離れていきますし、自分の心の成長はできません。

 

 

自分に非がない場面でも、自分に責任があるとして対処していくと、

自分の改善すべき点がみつかり、そこを改善していくことで、

人間として成長できます。

 

 

かなり高度な修行ですが、何かトラブルがあったときには、

この引き受けを意識していきたいです。

 

 

3つ目は、どのような出会にも、必ず、深い意味があることです。

 

 

先ほどの例のように、ストレートに君は嫌われているよと言われると、

相手のことを好きにはなれず、人間関係がうまくいきませんが、

長い年月が経った今であれば、貴重な指摘をしてくれたと感謝できます。

 

 

当時は、その友人は、自分のことが嫌いで、

そのような酷いことを言ったのだと思っていましたが、

今では、その友人は、私の至らなかった点を、

私のために忠告してくれていたのだと解釈できるようになりました。

 

 

その友人との出会いを不幸なものと考えていましたが、

自分の問題点を認識できたよき出会いだったわけです。

 

 

出会いの意味についての解釈を変えれば、目の前の風景が変わります。

 

 

人生の解釈力を磨けば、ポジティブな想念を潜在意識にいれることができ、

人生が好転すると考えます。

 

 

人間関係で悩んだときに読むと、改善策が見つかると思いますので、

ぜひ読んでもらいたい一冊です。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

あり方で生きる

大久保寛司先生の「あり方で生きる」という本を読みました。

 

 

 

著者の大久保先生のセミナーが金沢で開催された際に、

参加して以来、大久保先生のファンになりました。

 

 

穏やかな語り口ながら、魂のこもった言葉を語りかけてくれるので、

大久保先生の語ることが心にしみわたってくるのです。

 

 

その大久保先生が語る大切な言葉をまとめたのがこの本です。

 

 

私がこの本を読んで、私の心に深く残ったことを3点紹介します。

 

 

1つ目は、「相手にはそうする理由がそれなりにある」ということです。

 

 

職場でも家庭でも、自分以外の誰かが自分には理解できないことをして、

自分が不快に思ったり、腹を立てることがあります。

 

 

そんなとき、相手に対して腹を立てて、何か言いたくなったときに、

この言葉を心や頭で唱えると、自分の感情が冷静になって、

相手との関係が悪化することを回避できます。

 

 

相手がそうする理由や思いを、自分なりに考えたり、

相手に尋ねたりして、相手のことを理解すれば、

自分が変わり、相手が変わるのです。

 

 

人は理解されたときに変わるのです。

 

 

人を理解するために、「相手にはそうする理由がそれなりにある」

と自分の内面で唱えると、相手との関係が変わっていくと思います。

 

 

2つ目は、「他人は言った通りには動かない」ということです。

 

 

自分が言ったとおりに他人が動いてくれば、

これほど楽なことはありませんが、そんなことはありえません。

 

 

むしろ、逆です。

 

 

だからこそ、他人は言ったとおりに動かない、と心に唱えれば、

いらぬことでストレスを感じることが減り、心が楽になります。

 

 

そして、自分自身で自分の言葉を素直に受け取りたいと思える人間に

なっているかを自問自答してみるのです。

 

 

自分の言葉を素直に受け取ってもらえる人間でなければ、

他人はより言うことを聞いてくれなくなります。

 

 

他人が言うことを聞いてくれないときは、

自分に問題はなかったかをみつめる、よい機会なのかもしれません。

 

 

3つ目は、「ジャッジしない」ということです。

 

 

 

他人の話を聞くとき、自分の価値観にしばられて、これは正しい、

これは正しくないと無意識のうちに、ジャッジしているものです。

 

 

ジャッジすると分断が起こり、その人との関係が離れていく原因になりえます。

 

 

ニュートラルに、他人が話したことをそのまま受け入れると、

相手は、本音を話してくれます。

 

 

ジャッジせずに、他人の言っていることをそのまま受け入れる。

 

 

難しいですが、このことを意識しながら、日々の生活を送りたいです。

 

 

人間関係で迷ったときに読むと、

心に留めておくべきメッセージに触れられる名著だと思います。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

今日からできる、年収を10倍にする習慣術

ユーチューブで有名な鴨頭嘉人先生の著書である

「今日からできる、年収を10倍にする習慣術」を読みました。

 

 

 

私達は、毎日様々な行動をしていますが、

その行動は習慣によって支配されています。

 

 

よりよい習慣を身につければ、行動が変わり、

人生が好転していくわけです。

 

 

そのため、習慣をコントロールすることが、

成功に至るための道になるのです。

 

 

とはいえ、習慣化できる前に挫折してしまうことが多いです。

 

 

いわゆる三日坊主というやつです。

 

 

かくいう私も、これまでに様々な習慣化に失敗してきた人間です。

 

 

この本は、習慣化するためのノウハウがわかりやすく記載されていますので、

非常に参考になります。

 

 

習慣化がうまくいかないのは、人は自分にとって不快なことを始めると、

言い訳をして、快の状態に戻ろうとします。

 

 

すなわち、不快な状態に入ることは、

成長するための入り口に立ったことになるのです。

 

 

この点を前向きにとらえて、不快ゾーンに入って言い訳をしそうになったから、

「これは、成長のチャンスだ」、「自分は正しい道を進んでいるのだ」

と自分に言い聞かせるのです。

 

 

次の習慣化のポイントは、「やらなくても、やったことにする」です。

 

 

人は、やろうと決意したことをやらなかったら、

自己嫌悪に陥り、自分を正当化します。

 

 

自分を正当化するために、言い訳をして、

結局、習慣化ができないのです。

 

 

この負の連鎖を断ち切るためには、やろうと決めたことができなくても、

やったことにしてしまえば、ポジティブな気持ちになれて、

次やればいいやと思い、続けることができます。

 

 

小さな成功体験を積み重ねることが習慣化のコツなので、

やれなかった日があっても、やったことにして成功体験にしてしまえば、

続けることができます。

 

 

 

「今日はやれなかったなぁ」と落ち込むのではなく、

「今日はやらなくてもオッケー」と自分に言い聞かせれば、

次の日にまたチャレンジできます。

 

 

これを繰り返していけば、習慣化にたどり着くわけです。

 

 

もう一つのポイントは、習慣に意味づけをすることです。

 

 

この行動をすると、こういうよい結果につながる、

ということを理解できれば、モチベーションが生まれて、

継続することができます。

 

 

例えば、朝起きの習慣です。

 

 

朝起きとは、目が覚めた瞬間にパッと体を起こして行動することです。

 

 

私は、朝起きても、すぐに布団から起き上がることができずに、

もう少し寝ていたいということで、グズグズしていました。

 

 

目が覚めて、すぐに行動できたら、

よい一日のスタートを切れるのにとおもっているのに、

布団の中でグズグズしてしまいます。

 

 

私は、朝起きのメリットがよく理解できていなかったので、

朝起きができていませんでした。

 

 

この本には、朝起きのメリットは直感力を磨くことにあると解説されていました。

 

 

朝起きるときには、潜在意識が活性化しているので、

目覚めたときにパッと起きれば、直感力が磨かれるのです。

 

 

直感は過たない、過つのは判断である、

と言われるように、仕事では、

直感をはたらかせるのはとても大事です。

 

 

その直感力を、毎朝鍛えれるので、朝起きは大事なのです。

 

 

なんとか朝起きを続けたいです。

 

 

もう一つが、毎日のトイレ掃除です。

 

 

毎日トイレ掃除をすると、気づく人になれるのです。

 

 

トイレ掃除をすると、汚れがとれて、心が清々しくなり、

心がきれいになるので、日常のさまざまなことに気づくことができます。

 

 

気づきが増えれば、成長につながります。

 

 

このように、朝起きやトイレ掃除の効果やメリットを理解できれば、

続けようというモチベーションが高まり、継続できるのです。

 

 

習慣を変えて、人生を変えたい人におすすめの一冊です。

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。